今後の外食産業を斬る
最近は、何々研究所とか金融関係の方とか、外食とは違う方面の方々と、積極的に接触するようにしている。
その中で、自分が経営者として、会社としてどう、方向性をもつかを考えている。
もちろん外食部門は外食部門で、どんどん大きくしたいのだが、どうも、外食というものの不安定感は現在のところぬぐいきれない。それは日本の外食産業すべてにいえる。
後、世界への展開が、まだまだ、ためしにくいことも、株価を安定させないような気もする。市場が日本に限られるから。
数年前まで、飛ぶ鳥を落とす・破竹の勢いなどと言われた、外食産業が、今や買収されたり、つぶれそうになってたりもする。
私は、そのことについては、仕入(営業原価)を特別強化し、外食における利益体質を変えるしかないと考えて、
外食部門(ヘンリーブロス㈱)を設立1年後、ヘンリーブロスエージェント(現在の㈱江嶋屋)を立ち上げた。
現在、外食部門を通り越した売り上げになった。不思議だ。でも、これが、実は、外食部門に必要であり、バイイングパワーが、増えることは、今後の外食にとって絶対必要なことだ。それに、冷え切った日本のマーケットに対して
いつまで、生産者が我慢して、食材を供給してくれるかわからない。現に、魚に限って言えば、中国・韓国に対して、輸出が増え続けている。日本のマーケットより高く売れるからだ。そんなとき、直接生産者とパイプを持っていることは、ものすごい武器になるはずだ。
「安かろう よかろう」で大手が消費者にものを売る。確かにいらない経費を削り、安くうることは企業努力だ。
が、昨年・今年とやりすぎだ。これでは生産者がもたない。結局、回りまわって、企業・そして消費者を直接に首を絞める結果になると私は感じる。
一度安く売ったものは、もう高く売る時代はこない。各全国のリゾート会社が、東南アジアをターゲットにした、
ツアーを組むことが多くなって、観光地には、昔は英語だけの看板が多かったが、現在は、ハングル文字や
それ以外の東南アジアの文字も増えた。確かに交流はいいことだし、海外の方が日本に来てくれていることは
いいことだが、その先に待ち受けることは。
ちょっとそれたが、弊社としても来年早々から、魚を東南アジアへ向けて、輸出を始める。各漁港で加工し、最新技術で冷凍した、地魚をどんどん海外に出すことにした。
設立当初は、いかに地方の漁港の魚を、直接、国内の外食を含めた消費者に直接送り届けたいと考えていたが、それだけでは、地方は活性化しづらい。そこで、海外への輸出を行うとうと考えた。
うーん、来年はどんな種まきをするかな~。私にとって、40歳・50歳の時の会社のことより、60歳が一つのゴール、そしてその時が、会社の利益が、最高になっていたいと思っているので、それまでは、じっくり、種まきとだな。