福島県小名浜と原釜へGO
今日から、金曜日まで、太平洋沿岸漁港に、飲食店卸商材・ネット販売用商品買付けのため、沼津の佐政水産
佐藤専務と二人きりの行脚。
夜中1時に、佐藤専務が沼津から東京白金までピックアップに来てくれ、その後、小名浜に向けてロングドライブ
開始。
いつも漁港にいくと思うのだが、この仕事、なんで夜中なんやろう。夜中の仕事はほんとつらい。前日飲めないし。どうしてこの世界に私は来たのだろうと、車の窓から、夜中の景色を眺める。
が、この仕事は、都会での仕事ではないから、なんといっても空気や景色がすばらしい。そして、日本の風土というものを本当に肌で感じることができる。
そんな中、あるサービスエリアに到着
うん? 臭い~。車降りて、夜中の秋の空気が吸えると期待したのだが。
まさしく、糞尿の匂い。おえ~。たぶん風向きでどこかの牧場から漂ってきたのかな~。
小名浜到着。
2つの水産会社が我々を待っててくれた。
「何か飲まれますか?」水産会社の方
「はい、遠慮なく、ブラックコーヒーで」私。そう私は施しに弱い。
その後、小名浜を後に、原釜へ。
いや~、底引漁がはじまるとこんなに、魚あふれるのかというぐらい
魚たちが一杯。本当に一杯。朝6時ぐらいからセリが始まり、終わったのは、12時前。
どんだけ魚あるねんっという感じ。
しかしいつもこの漁港来て思うのだが、本当に女性がよく働く。心から感服します。こんな女性が嫁になって
くれたらなって女性が一杯いる。と、いつもお世話になっている八巻水産で、小休憩
「ほんと、おかんら、よう働くよな~。ここの漁港の誰かの嫁っこ紹介してよ」私
「私」「私」・・・、何人のもおかんが笑いながら手を挙げる。
おいおい俺とおかんと一緒の年やんけ(笑) 徹夜ということもあり、急に気分が悪くなってきた。(笑)
こんな気さくで、明るい方々が、本日、セリで買った魚たちを、一生懸命、氷と一緒に箱に
詰めてくれている。明日には東京につく。ありがと、おかん達。
ようやく、昼前、セリが終わり、本日の宿がある仙台に向かう。
漁船からサンマを直接トラックの荷台に入れ替えるところ
さばーっと。
小名浜の市場風景 午後5時
ウナギ発見。秋の下りうなぎ。産卵のために下ってきたところを
捕獲されてしまったのかな。きっとうまいですよ
イセエビ
見てくださいこの魚にあふれた巨大市場
手前はほとんど、小型天然ヒラメ~
無造作に積まれたほっき貝。北海道にくらべてやや茶色く貝殻も
うすいように感じる。一個焼きや刺身にはちょうどいいサイズ
幻?のブドウエビ(和名ヒゴロモエビ)和名のブドウエビは
ほとんど獲れないって、ぼうずこんにゃく師匠がいってたな~
キロ当たり、6700円~9500円の浜値がついてた。
一匹約400gぐらいのキンキ
いろんなサイズのキンキたち、一匹約200g切ると価格が
どっと安くなる。たぶん中央市場がほしがるサイズ以下
以上。