伊豆に伊勢エビを求めて
昨日夜中より、沼津漁港へGo。
いつも通り、沼津菊地さんへ、本日欲しい魚など、伝えて、これまたいつも通り、沼津魚市場内を魚物色。
なんと、9月に解禁になった、駿河湾底引き網船が、本日、出港しておらず、セリに底引き網の魚介類が
一切並ばないことが発覚。今年初めての、底引き網船漁獲魚を見たいと楽しみにしていたのに。
あんまり売れないから、漁に出なかったのかなっと。西風も穏やかだし。何か、不景気を感じる。
と、暗いことを考えていても仕方なく、先日六本木あぶらぼうずに、入庫?した、大活魚水槽に、一杯
魚介類を入れたいという思いもあったので、大型クーラーボックスも持参してきた。活魚も今日は少なかったが
負けじと、一杯買うと決めたら買う。
結局、この日、天然ヒラメ約7キロ、サザエ約15キロ、カサゴ3キロ、伊勢エビ4キロ、イシガキダイ3.6キロ、
その他、ハマグリ・アサリ・マダコなど、気づいたら買いすぎてしまった。
社員に「社長ちょっと買いすぎですよ~」と言われたが、止まらない。女性が、失恋した時、やけ食い・やけ買い物?するように、底引き網船の魚介がないことがショックだったのだろうか(笑)
確かに、25坪の店の活魚としては、異常な多さ。
ええねん。店に水槽、水族館みたいにしたら、きっとお客さんも喜んでくれるやろうしっと勝手に思い込むことに
した。
ほんでもって、一睡もせず、夜通し魚を戯れて、いざ、東京へ帰還。あまりにも眠かったので、休中の社員を
呼び出し、せっせと水槽へ、活魚を移す。
いやーすごい。実にすごい。特に一層目(水槽は、2段式で、上の水槽から下の水槽に水が滝のように
流れています)の貝類は、異常な種類と数。やっと、念願の貝に力を入れたメニューが組める。
しかし、ちょっと多すぎるな(笑) 一面貝だらけ、酸素濃度かなり低くなるだろうな。がんばって、水中で呼吸して
長生きしてくださいね。売り物なんだから。
と、今回その中でも、特大一個約700gのサザエも買った。私にはまだ詳細がわかっていませんが、サザエの
寿命は、8年ぐらいと聞くから、おそらく、7年~8年生きてきたサザエではなかろうか?
私の知っている知識でいえば、西伊豆棲息のサザエの研究で、約5年で300gぐらいに成長すると何かの文献で
読んだことがあるような。
(詳細お分かりになる方、教えてください。)
とにかくでかい。一人では、たぶん食べれないと思います。食したい方は、あぶらぼうず六本木店で
お待ちしております。
一番左が、特大1個700gサザエ。横に並ぶのは、250gぐらい。
朝5時前、漁船が、漁を終えて、港に帰港し、魚を陸に揚げる
久々にでかいヤガラ見つけた。約3キロ。
おいしいだろうな。歩留まり大変悪いけど。