漁港めぐり 島根県 境港へGO
6月8日から6月9日まで、鳥取県境港・米子・皆生温泉に行ってきました。私の職業は、魚のバイイング、そして地域と外食・消費者をつなぐ仕事です。今回は、大好きな水産庁の方に、山陰沖の魚種や、海のこと教わりにもいったのですが、あいにく、入れ違いで、東京へ出張に行ってしまいました。
今回、皆生温泉にある、星野リゾートグループの東光園さんに、もっとおいしい魚をお客様に提供したいということで、新たなルートとして地元の漁師・鮮魚卸・水産会社と間を取り持つために行ってきました。老舗にも関わらず、いいものをお客様に出し続けたいという思いに、私もなぜかうれしくなり、絶対に、お客様に満足してほしいと、お得意の魚話を一杯させていただきました。まさに温故知新です。やはり、凄い会社は、こだわりと信念が違います。
この仕事していると、本当に、平成の松尾芭蕉なんですよね。山・海と会話しながら、仕事するんですよ。今回、
水産庁の方と食事する予定だったのですが、出張でいなくなってしまったので、私、一人で缶ビール片手に、
海辺散歩です。あいにく曇り空で、星はあんまり見えませんでしたが、波の音を聞きながら、ゆっくりとした時間を過ごすことができました。
6月9日、帰り際に、境港に寄ったら、なんと、ラウンド40㎏の生本マグロが、セリ場一面に並べられていました。漁港によく行くけど、やはり、これだけマグロが並ぶと圧巻です。うまそうなので、何本か買って、お客様と
自分の直営店に送り込みました。
→漁船からマグロ引き上げるところ
引き上げれたマグロは、内臓と血抜きをして
セリ場に並びます。
もっと、港にいたい気持でしたが、午後から東京で会議があったので、12時に米子空港へ。露天風呂に入っている時、空を見上げ、ロマンティックな自分を演出しようとしましたが、蚊にでこをかまれ、めちゃめちゃ腫れていた個所が、今日も、残っています。余計不細工になるっちゅうねん。かっこつけても、さまにならない私でした。いつも。