(前回の続き)
オーナーは新しいメニューの開発にあたって、
・近所の奥様の好きな食材をつかったメニュー
・コドモのおやつに使ってもらうため、子供に人気のメニュー
・お父さんの健康に配慮したメニュー
など色々なメニューを考えました。
いくつかのアイディアの中で、
オーナーはひとつのメニューを選びました。
それは「お年寄りでも美味しく食べれるメニュー」でした。
ここでオーナーは考えます。
「この周辺はファミリー層が多い住宅地。
どうやって年寄りにアプローチしたらいいんだろうか?」
考えを巡らせながら、気分転換にテレビを付けると
「訪問介護の今」という番組をやっていました。
すると、オーナーの中で何かが開きました。
「老人ホームだ」
思い立ったが吉日と思い、
オーナーはいくつかの老人ホームに足を運び、
施設で販売させてくれないかと、営業に回りました。
そして、販売を許可してくれる老人ホームが見つかりました。
それから週に一回老人ホームでの移動販売をはじめました。
オーナーは新しい販売チャネルを手にしたのです。
めでたしめでたし。
長々とすいません。
これはあくまで例ですが、
販売チャネルを考えるということが、
メニューを開発においても、
たいへん重要であることが
ご理解頂けたかと思います。
店頭販売はもちろん、移動販売、訪問販売、宅配、WEB通販などなど
色んな販売チャネルがあります。
自店の商品特性や各チャネルの特性を考え、
見えていない消費者を顕在化させることが、
今を生き抜く上で大事なんだろうな、と
ひとり合点がいったところで
本日はこのへんで。
シーデザインラボのブログに来てくれて
今日もサンっクス♪