この話をしたら、みんな、引いてしまうと
思うんですけど、僕はすごく心配していて、
口を酸っぱく「今すぐやめろ!」と言って
いるんですけれども・・・。

 

僕が通っている会社のデル・ヨシキは、
アコムで限度額いっぱいの借金をした末、
その全額を仮想通貨に突っ込んで溶かした
伝説を持つ男なので、とにかく貧乏なので、
たびたびメシをオゴってあげているのです。

 

先日、そんなデル・ヨシキが「実は最近、
コンタクトの調子が悪いんですよね」

言うんです。

 

「メガネにすればいいじゃん!」

 

僕は日頃からメガネで過ごしているので、
基本的に目の調子が悪くならないのです。
しかし、デル・ヨシキから返ってきたのは、
僕たちの想像をはるかに超える答えでした。

 

「俺、2週間の使い捨てコンタクトを
1年間使い続けているので限界っすよ!」

 

えっ!?

 

僕も2週間のコンタクトを使ったことが
ありますけど、寝る前に外して洗浄液に
漬け込んだりするのが面倒臭かったので、
ワンデーの使い捨てにしたんですけれども、
最終的にそれさえ面倒臭くてメガネ野郎に
なってしまった経緯があります。

 

とにかく面倒臭いことが苦手な僕だから
デル・ヨシキの気持ちは分かるのですが、
「そこまでのアホではないでくれ!」
思いながら、念のために聞きましたよね。

 

「まさか、寝る時にもつけてる?」

 

実は最近、コンタクトを外さないまま
暮らしている若い子の目のトラブルが
ちょっとした社会問題になっていますが、
まさか僕の目の前に社会問題の真ん中に
立っているアホがいるんじゃなかろうか。
デル・ヨシキは言いました。

 

「はーいっ!」

 

大概のことは笑ってくれるチダイズムの
読者の皆さんも、さすがにこれは引く!
もうデル・ヨシキのネタで笑えなくなる
可能性さえあります。

 

「それ、最近、社会現象になってんだよ。
今すぐ眼科に行け! 今すぐコンタクトを
ハズしてメガネにしろ、バカタレ!」

 

すると、デル・ヨシキは溜息を吐いて、
「やっぱり、ちだいさんもハズさないと
いけないと思います?」
だそうです。

 

「1年前にハズしてろよ、バカ!」

 

ちょっと強く言っちゃったので、
デル・ヨシキは、また中東の人みたいな
泣きそうな顔になりながらイジけました。

 

「俺、このメガネはZoffなんだよ。
このまえ買って、これ、5000円だよ。
5000円で3年ぐらいは使えるんだし、
1日あたりにしたら、めちゃ安いだろ?」

 

フォローのつもりでメガネのプレゼンを
始めることにした僕。メガネは不便だと
おっしゃる人もいますが、ずっとメガネで
過ごしている僕は不便さを感じていません。
何よりコンタクトよりお金がかかりません。
貧乏なデル・ヨシキにはピッタリです。

 

すると、またしてもデル・ヨシキから
衝撃的な一言が飛び出してしまいました。

 

「このサングラス、6万円したっすよ。
どうせなら、このサングラスのレンズを
メガネに変えたいんっすよね!」

 

職人コース!

 

それをやるとなったら職人に頼むレベル!
たぶんお値段にしたら軽く数万円は飛ぶ!

 

デル・ヨシキよりお金を持っている僕が
5000円のメガネを使っているのに、
どうしてクソほど貧乏なデル・ヨシキが
メガネに万単位の金をかけるのでしょうか。
なんでセレブの発想ができるのでしょうか。

 

「いいから、安いメガネを買えよ!」

 

「いや、めちゃくちゃ目が悪いんですよ。
だから、安いメガネにすると、レンズが
分厚くなっちゃうんですよね」

 

「いいじゃん、分厚くても。今、俺が
かけているメガネみたいにフレームの
厚いやつにすれば、レンズが分厚くても
目立たないじゃん!」

 

下手すれば失明するかもしれないので、
病気で目が見えなくなるならともかく、
アホで目が見えなくなるのは最悪なので、
僕は「良かれ」と思って熱烈にメガネを
プレゼンしているのに、デル・ヨシキは
こう言い放ってきました。

 

「レンズが分厚いとレンズの屈折で
目が小さく見えるじゃないですか!」

 

目が小さく見える以前に、テメエの目が
見えなくなるかもしれないのに、極限の
アホすぎて、話が噛み合いませんでした。

 

しばらく顔を合わせるたびに小姑のように
「コンタクトをハズして眼科に行け!」
言い続けてやろうと思っています。

 

 

▼選挙ウォッチ分析レポート▼

 

日野市議選(190円)
立憲民主党がトップ当選、都民Fが落選、
共産党が5人全員当選、ポンコツ臭がする
自民党推薦のオジサンたちが続々と落選し、
幸福実現党がステルス選挙を実施。

 

四街道市長選(120円)
市の財政、高齢化、都市開発道路やゴミの
処分場をめぐる情報隠蔽など、あまりにも
真っ黒すぎてウォッチングしている僕らが
ゲロを吐きそうな近年稀に見るクソ選挙。