皆さん、塚本幼稚園をご存知ですか?

 

そうです。幼稚園に通う子どもたちに
教育勅語を暗唱させ、運動会の開会式で
「安倍総理がんばれ!」と言わせていた
あのネトウヨ幼稚園です。

 

 

 

塚本幼稚園が、なぜこんなにネトウヨを
こじらせた教育をするようになったのか。
それは安倍晋三閣下と友達になることで、
加計学園のように便宜を図ってもらい、
森友学園という学校法人を大きくしようと
企んでいたからでした。

 

籠池のオジサンは、ネトウヨ的な思想を
持ってはいたものの、ここまでゴリゴリの
ネトウヨになったのは、ビジネスなのです。
僕はそんな塚本幼稚園の今を追いかけて、
特別な許可を得て、運動会を取材しました。

 

 

 

 

まず、塚本幼稚園はどんな幼稚園なのか。
実は、日本で最初の私立幼稚園として誕生。
子供の頃からしっかりと規律を身につけて、
こんなふうに問題になる前は非常に人気の
高い幼稚園でした。

 

プロ私人の安倍昭恵先生をはじめとして、
ネトウヨの政治家や文化人が素晴らしいと
感動したのは、しっかりとした教育があり、
子供らしさの中に規律と礼儀正しさを守る
精神が育てられるから。

 

籠池理事長が園児を田んぼに落として
どろんこにさせている様子が放送された時、
「虐待だ!」と言ったこともありましたが、
実際に見てみると虐待したいというよりも、
強い子供を育てる意識が高すぎるのです。

 

今年から「安倍総理がんばれ!」なんて
言わせることもなくなり、教育勅語なども
暗唱させなくなりましたが、それでも残る
かつての名残を垣間見ることはありました。

 

 

 

例えば、「頑張ろう、オー!」みたいな
エンジンを組む時には三三七拍子だったり、
幼稚園なのに4段のピラミッドを作ったり、
時代の流れに鈍感な部分は確かにあります。

 

ただ、これも古き良き昭和の伝統であり、
もし自分が子供を塚本幼稚園に通わせて
いたとしたら、きっと我が子の成長を見て
感動すると思うし、塚本幼稚園に通わせて
良かったとさえ思うかもしれません。

 

みんなが「0」「100」かで
「正」「悪」かを語ろうとしますが、
他の幼稚園が完璧なわけではないですし、
子供の教育にバリエーションがあるのは
当然のことだと思うので、親の選択です。

 

塚本幼稚園に子供を通わせている親が
キチガイなのかと言われたら、けっして
そんなことはないし、そういう教育方針が
間違っているかと言ったら、そうでもない。

 

この教育を幼稚園で終わらせることなく、
小学校でもやろうとして、政治家たちに
気に入られようと、教育のネトウヨ化に
つなげてしまったこと、安倍昭恵という
貧乏神と仲良くなってしまったことこそ、
この幼稚園の悲劇の始まりだと思います。

 

現在、民事再生法の申請をしていますが、

もしかすると丸ごとなくなってしまいます。
「無くす必要なんてないのではないか」
思いますが、そこは大阪維新の会なので、
ゴリゴリに潰してくると予想しています。

 

要するに、籠池理事長も籠池理事長なら
行政も行政でクソほどしょうもないので、
被害を受けるのは通っている子どもたち。

 

そして、あれだけワイドショーで騒いで
おきながら、籠池理事長夫妻が逮捕された
今となっては誰も塚本幼稚園に興味がなく、
誰も知らないうちに、ひっそりと幼稚園だけ
潰れているのだと思います。

 

安倍晋三閣下も、祈るばかりの昭恵夫人も、
この森友学園問題の説明責任を果たさず、
逃げるように選挙戦に突入しています。

 

政治家の大人たちは意気揚々と選挙を
していますが、子供たちの通う幼稚園は
密かになくなってしまうのだということ。


それでいて教育のために消費税を10%に
しようというのですから、筋がおかしいと
思わずにはいられないのです。