皆さんは、「牛乳石鹸」のCMが
炎上しているのを、ご存知でしょうか?

 

おそらく話題になっていることもあり、
ネット上に転がっていると思いますが、
僕はこの炎上の話を聞いて、これこそが
現代社会の闇ではないかと思っています。

 

一体、どんなCMなのかを、ものすごく
ざっくり説明しますと・・・、

 

主人公は、俳優の新井浩文さん演じる
妻と息子の3人で暮らしているお父さん。

 

いつもゴミを捨ててからバスに乗って
会社に行くサラリーマンなんですけど、
この日は息子の誕生日なので、奥さんに
ケーキを買ってくるように頼まれます。

 

主人公の父は、家庭を顧みずに仕事に
打ち込んできたタイプの昔ながらの男。
そんな背中を見て大人になったのですが、
最近は時代の流れなのか、仕事ばかりで
家庭を顧みないパパはウケが悪いのです。

 

そんなことを思いながらバスに乗って
会社に行ったのですが、会社では後輩が
ミスをして怒られており、そんな様子を
見ていた主人公は、後輩を励ますために、
その日の帰り道、飲みに付き合うことに
したのでした。

 

家に帰ると、奥さんが「息子の誕生日に
飲んでくるってどういうこと?」
と激怒。
「さ、洗い流そ。」ということで風呂に
入って、牛乳石鹸でキレイサッパリ。

 

風呂から出て、改めて奥さんに謝り、
息子と誕生日パーティーを始めようかと
なったところでCMのストーリーは終了。

 

「なぜ息子の誕生日をすっぽかして
後輩と飲みに行くことになったのかが
わからない点」
「怒られても牛乳石鹸で
体を洗い流せば心を一瞬で切り替えられる
サイコパスすぎるメンタル」
など、かなり
ツッコミどころが多すぎて、不評な結果に。

 

電通先生が作ったCMでありながら、
そのクオリティーは、自主制作映画すら
1本も作ったことがない超ド素人学生が
雰囲気だけで作ったようなクオリティーに
なってしまい、物議を醸したのでした。

 

このCMが炎上したことについて、
さまざまな論客たちが分析を述べており、
そのクオリティーの低さを酷評している
わけなんですが、僕は思うのです。

 

「どうでもよくね?」

 

このCMが気持ち悪く感じるのは、
なぜ息子の誕生日を放置してまで後輩と
飲みに行くことになったのかが抜け落ち、
CMを見る人が情報を整理できないから。

 

このワンシーンを差し込むだけで
主人公の正当性が生まれ、見ている人の
モヤモヤは大幅に軽減されるはずなのです。

要するに、脚本が素人だっただけの話です。

 

伝えたいメッセージがクソなのではなく、
ただ脚本家がクソだっただけの話なのに、
「牛乳石鹸は不買だ!」とか言い出す輩が
わらわら湧いていること自体がキチガイ。

 

そもそも日頃から牛乳石鹸を使っている

わけでもない奴が文句を言っているので、

ただ単に何か言いたいだけなのでしょう。

 

そんなことを書いていたら、とうとう

ポメラが壊れてしまったので、新しい

ポメラを買うことにしたいと思います。

 

 

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