民進党の代表選があった時、蓮舫議員に
二重国籍疑惑が浮上し、アホが「スパイだ」と
ホザいていましたが、自民党にも二重国籍の
議員がいたことがわかり、こちらはお咎めなし。
蓮舫議員の時には台湾国籍(厳密に言うと
台湾は国ではない)だったため、「売国奴」や
「中国共産党の手下」と罵られたわけですが、
自民党の小野田紀美議員がアメリカの国籍を
持っていても、誰も文句を言わないのです。
あんなに「議員としてふさわしくない!」と
吠えていた人たちは、なぜ沈黙しているのか。
「日本のためにアメリカ国籍を捨てるなんて、
彼女こそ本当の日本人だ!」ぐらいの勢いで
考えていそうなので、ネトウヨって不思議です。
どうも、こんにちは。蓮舫・野田・細野なんて
ラインナップを揃えられた民進党には何一つ
期待できないけれど、二重国籍を叩いている
頭の悪い奴はキモいと思っている男、ちだいです。
皆さんは、起業したいと思いますか?
最近、若い人たちの間で、SNSで知り合った人から
「起業家育成セミナー」に勧誘され、高額の受講料を
請求される事件が増えているそうです。
ちょっと昔は「マルチ商法」が一般的だったのですが、
最近はマルチ商法も下火になり、最近の悪徳トレンドは
「起業家セミナー」になっているようです。
もし、このセミナーを聞いて、本当に起業できるなら
誰も悪徳だと思わないのでしょうけど、内容が乏しく、
ほとんど役に立たないのに50万円ぐらい請求されて、
若者が消費生活センターに駆け込んでいるのです。
国民生活センターによると、相談は去年までの7年間で
5倍に増えており、2009年から現在までに払われた
受講料の総額は約2億5500万円。1人約50万円。
もちろん、泣き寝入りしている人も多いと思いますので、
実際の被害額はもっと多いことでしょう。
「起業家セミナー」は、これからの悪徳トレンドだと
思いますので、せっかく『チダイズム』を読んている
皆さんには、僕から一言言っておきたいことがあります。
「経営は、机の上では学べない!」
ビジネスをすると、あらゆるものが常に足りません。
足しても足してもまだ足りず、永久に終わりません。
そんな環境の中で、もがき苦しみながら、できることを
できる限りやっている間に毎日が過ぎていってしまう。
もし、そんな世界に飛び込む勇気があるのだとしたら、
尊敬する師匠を見つけるところから始めるべきでしょう。
少なくとも、どこの馬の骨かも分からない講師に教わり、
自分の求める経営に出会えるはずがありません。
だいたい、セミナーで講師している奴は「三流」です。
一流の人たちはセミナーなんて低い所に降りてこない。
経営というジャンルは特にそうです。
もし、起業を志すのなら、どんなブラック企業でも、
どんな赤字の企業でもいいから、まずは働くことです。
そして、成功事例ではなく、たくさんの失敗事例を見て、
自分なりに検証することが大切ではないかと思います。
放送作家になるために「東京NSC」に50万円払い、
いろいろな授業を受けたことがある僕ですが、机の上で
学んだことなんて、何一つ役には立っていないのです。
本気で何かをしようと思ったら、ただ実践あるのみ!
「何でもいいから起業したい」なんていう甘い考えで
会社を作ったところで、成功する確信が持てなければ
失敗するリスクは大きくなってしまう。
「できる!」と思った時がスタートなのです。
身の丈に合わないセミナーに手を出している時点で、
起業家の道は向いていないので、一兵卒の社員から
コツコツと道を探るべきでしょう。