僕の職業は、夢の職業と書いて、「夢職」。

今日も誰かの夢を叶えるために働いており、

時には、依頼主の社員になることもありました。


何事も体験するところから始まる。


しかし、実際にサラリーマンをやってみると、

さまざまな不都合が生じることがわかりました。


例えば、これまで何十年も勤続してきた人が、

突然、わけもわからずに僕の部下になるのは、

プライドが許さないという部分もあると思います。


あるいは、プロジェクトチームに問題があった時、

会社の人たちは、外様である僕には何も言わず、

言いやすい人、例えば、新卒の若手社員たちに

文句を言ったり、注意をしたりするようになります。

言ってしまえば、あまり悪くない人が怒られたり、

詰められたりしてしまうのです。


僕の流儀に反することが起こる。


世の中は、「そいつに言っても仕方ないじゃん」

頻繁に起こる。例えば、サラダに虫が入っていても、

フロアスタッフに3時間ぐらい説教するバカはいます。

現実的とは思えないことを平然と言い放ちます。


サラダで言うなら、野菜を洗う担当の奴に責任が

あったとして、あるいは、店長には指導する責任が

あったとして、フロアスタッフには責任がありません。


しかし、「持ってくる時にサラダをチェックして、

虫を見つけるのは当然だ」という理論を持ち出し、

確かに、そうすることは理想的だけれど、実際には、

あまり現実的ではない責任を徹底的に追及します。


僕はそういう人が嫌いなのですが、そういう人は

意外と多く、たまに絶望を感じることさえあるほど。


当初は、「夢を叶えるために社員になる」ことは、

「その夢を叶えるためにどんなことでもする」という

僕の意思表示のつもりでしたが、夢を叶えられても、

副作用があるのは困るし、原則として、夢を叶えたら

次のプロジェクトに移るのがルールとなっている僕は、

社員になってしまうと、行動が制限されてしまいます。


会社を作ろう。


ついに、この時が来てしまいました。

僕は独立をして、最低でも年商200億円以上の

企業を作り上げ、僕が考える「理想の経営」を貫き、

多くの人から愛される生涯を過ごそうと思いました。

そして、僕が作る会社のコンセプトは・・・、


「一緒に面白いことをする株式会社」。


人間には、食欲、性欲、睡眠欲という三大欲求が

あると言われますが、実は、本当は「四大欲求」で、

「面白いことをやりたい」があると思っているのです。


世の中の人が、テレビを見たり、ゲームをしたり、

どこかに出かけたり、オシャレにしたりすることは、

すべて「面白い」につながっていると思うのですが、

実は、けっこう軽んじられている分野だと思うのです。


「一緒にいるだけで面白い」。


もし、こんなことが起こるのなら、僕自身も面白いし、

面白いところには、たくさんの人が集まる要素がある。

なぜなら、みんなが食欲や性欲と同じか、それ以上に

「面白い欲」を満たしたくてしょうがないはずだから。


どこに行っても、「何か面白いことをやりましょう」

声をかければ、必ず「やりましょう」と返ってきます。

「面白いことをするために全力を尽くす」というのは、

「夢を叶えるために全力を尽くす」より強いはずです。


きっと、こんな会社を作ると言い出しただけでも、

「面白い」と思ってくれる人はいるのではないかと

思いますし、そもそも『チダイズム』がそうだったように

面白いことだけをやっていく人生は、めちゃ面白い!


さっそく会社を作る準備を始めましょう。


会社を作るには、まずは資本金が必要です。

会社を登記するだけでも15万円かかると言われ、

それ以外に資本金が必要になってしまいますので、

会社を始めるにも、いきなりハードルが高いです。


そんな時は、アレしかありません!


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競馬で資本金を稼ぐ!


こんなに頭のイカれた会社があるでしょうか。

でも、僕が作る会社は、最高にイカれていたい。

だから、資本金を稼ぐために、僕が持っている

わずかなお小遣いを全力でぶっ込んでみます。


「すべては、この1枚の馬券から始まった!」


そんなエピソードに、一緒に仕事をする人々が

喜んでくれれば、この会社の未来は明るいです。

欲を言うなら、15万円を作るのに30万円使って

馬券を当てていれば、もっと面白いと思うのです。


しかも、ラッキーな当たり馬券から始まれば、

なんだか「縁起が良い」感じがすると思うので、

一緒に面白いことをするクライアントの皆様にも

幸運の予感を感じてもらえると思うのです。


大切なのは、心を揺さぶること。


小さなエピソードの積み重ねで、感動させたい。

さっそくビジネスっぽい話になっているのですが、

こうやってブログを書くことも、営業の一環なので、

これからどんどん誰かと一緒に面白いことをやって

いこうと思います。