先日、御徒町駅前を歩いていた時のこと。
地下鉄の入口で、とっても悲しい光景に
遭遇してしまい、涙が止まりませんでした。
これから食べようと思った時に落ちたのでしょう。
一口も手をつけられていない、哀愁のカレーパン。
これを落とした人のガッカリした気持ちを考えたら、
とっても切なくなってしまいました。
さて、ブログの更新が遅れているばっかりに、
今さら見ても意味がない状況になっておりますが、
全員を特集すると決めたので、引き続き都知事選
候補者たちを紹介します。今日、ご紹介するのは、
中核派から立候補した、弁護士の鈴木達夫さん。
「脱原発」を争点にしようとしている都知事戦で、
鈴木達夫さんもまた、「脱原発」を提唱している
候補なのですが、あまりに地味すぎて、恐ろしく
人気がありません。
宇都宮健児さんに「ジジィ！」と言っても、
ニコニコ応じてくれそうですが、鈴木達夫さんに
「ジジィ！」と言ったら、本気で怒ってきそうな
イメージがあるんですよね。
もしかしたら、すごく良い人かもしれないけれど、
ある女子に聞いたら、「生理的に無理！」という
極めて残酷な答えが返ってきてしまいました。
ちなみに、僕も女性から「生理的に無理！」と
よく言われるので、鈴木達夫さんとは「同士」。
一緒に「黒霧島」をロックで飲みたいですね。
そんな鈴木達夫さんは、どんな政策なのか。
詳しくまとめてみましたので、こちらをどうぞ！
■ 打倒・安倍晋三。
キャッチフレーズは、「１０００万人の怒りで、
アベを倒そう！」。果たして、どれだけの都民が
安倍首相に倒したいほどの怒りを持っているかは
不明ですが、とにかく安倍さんを倒したいそうです。
■ 戦争反対。
特定秘密保護法を必ず廃止。戦争のための
教育改革や大学改革を辞め、日の丸・君が代の
強制を撤回し、オスプレイはすべて撤去。
■ 被曝させない。
原発再稼働・原発輸出を中止し、全原発廃炉。
被曝労働の強制を許さず、原発労働者への
ピンハネや使い捨てを許さない。東京電力と
国に福島第一原発事故と放射能汚染の責任を
取ってもらい、福島の切り捨てをやめさせます。
■ 貧困と過労死を許さない。
都営交通の２４時間化に反対し、解雇自由と
長時間労働の「国家戦略特区」は中止にする。
労働者派遣法の改悪と非正規職を撤廃して、
消費増税反対。医療や介護、福祉、保育を
充実させて、労働者民衆が生きられる街に。
■ 東京オリンピックの中止。
原発再稼働を前提とするオリンピックは中止。
汚染水はコントロールされていないし、健康に
影響がないというのも嘘。巨額の税金を使う
新国立競技場の建設を中止し、高齢者、貧困、
被災者対策に使う。利益を得るのは１％だけ。
オリンピック利権に群がる近県腐敗を許さない。
■ 弾圧と戦う。
室内会場での盗聴を許さず、裁判員制度を
廃止する。弁護士つぶしの司法改革に反対。
獄中３９年、無実の星野文昭さんを取り戻す。
最後の最後になって、
中核派の主張が・・・。
えぇ、皆さん、「星野文昭って誰なん？」と
思ったかもしれませんけど、グーグル先生に
聞いてみると、１９７１年に渋谷で暴動が起き、
その時の学生運動のリーダーだった人物。
暴動では、鉄パイプや火炎瓶が使用されて、
制圧しようと思った警察官が殉職してしまい、
星野文昭さんが逮捕され、無期懲役が確定。
獄中生活も３９年目に突入したのだそうです。
人生の半分以上が塀の中！
４０年近くも、昔の仲間を取り戻したいと
願っているところに、カレーパンと同じぐらい
悲しさを感じますが、今では「中核派」という
フレーズだけで、ゴキブリのような扱いなので、
まったくと言っていいほど人気がございません。
右曲がりチンチンの安倍政権に
バランスを取ってもらうためには、
中核派のオジサンたちの意見も
少しは見てもらう必要があるとは
思っていますけどね。
昭和１０年ならともかく、平成２６年以降の
世の中での戦争は、悲劇が多くなるばかり。
この時代で戦争なんて、頭悪いんですから！
「特定秘密保護法」や「憲法９条改正」、
さらに、「被曝をしない」ということに関して、
中核派が間違えているとは思っていません。
お友達にはならないけれど。
ちなみに、今回の選挙で明らかになったのは、
「中核派は壊滅している」ということでした！
なにしろ、得票数がマック赤坂を下回る悲劇。
いっそのこと、中核派を解体し、新しい団体を
立ち上げた方がいいんじゃないでしょうか？