これまで数々の天才を紹介してきましたが、
今日は、本物の「天才」をご紹介いたします。
ドクター中松博士。
アルキメデスやキュリー夫人などと並ぶ
「世界五大科学者」の一人であると言われ、
厳しい冬に欠かせない、コレを開発した人物。
「醤油ちゅるちゅる」。
もともとは、醤油を大瓶から小瓶に移す際に、
こぼれないように使うための商品なんですけど、
より実用的な灯油の移し替えに使われるように
なったそうです。
それ以外にも、セクロスの感度を上昇させる
周波数を出す「ドクター中松セックス」という
画期的な機械や、ボールが芯に当たった時に
快音がするという「ドクター中松パター」など、
魅惑の新商品を続々と発明!
本物の「天才」が再び
都知事選に立候補!
細川護煕候補の「殿、出番です!」と同じく、
「旗本、出番です!」と言ってしまったため、
殿よりも身分が下がる事件が起きていますが、
細かいことを気にしないのが「天才」なんです。
そんなドクター中松博士のマニフェストですが、
なんと、ドクター中松博士は、「脱原発」です。
しかも、「原発は19世紀のエネルギーだ」と
キッパリと言っておられます。
そして、「脱原発」を掲げている候補者たちが
オジサンたちによく言われる、「原発やめたら
代替エネルギーは、どうするんだ?」という
具体的な問題に、しっかりと答えておられます。
ドクター中松博士が発明をした
「パワーグリッドエナジーストア」を
採用すれば、この問題は解決だ!
かつて北朝鮮がテポドンの照準を日本に
向けた時には、「ドクター中松ディフェンス」、
通称「DND」を発明し、都知事選に立候補した
ドクター中松博士ですが、今度はエネルギーを
解決に導く新発明を引っ提げての立候補です!
「パワーグリッドエナジーストア」。
超気になります。さっそくドクター中松事務所に
電話をかけ、事務所スタッフに「パワーグリッド
エナジーストアって何ですか?」と聞きました。
すると、返ってきた答えは!
「本人しか分からない」。
今回の選挙の、めちゃ重要な争点の一つなのに、
本人しか分からないとは! しかも、実際に検索を
かけてみましたが、この件を本人に質問したのは、
高須クリニックの高須院長のみ!
しかも、高須院長はVIPの整形手術のために
答えを聞く前に離脱したので、実質、初めての
直撃インタビューは、僕がすることになりました。
新聞記者に負けず、取材です。
この『チダイズム』、細川さんを支持している
オジサンやオバサンたちには舐められますが、
なるべく現地に行き、本人から話を聞いている
数少ないネットメディアの一つです。
ドクター中松博士、御年85歳。
今回の候補者の中では最高齢でありながら、
いまだに現役で、しかも、かなりお元気です。
ただ、現地に行くと・・・!
実は、歩道のポールに
寄りかかっておられます。
こういう細かいところまで、チェックできる。
やはり、ネットで伝わることは、10分の1。
直接会って、直接話すことほど分かることは
ないんじゃないだろうか。僕はそう思います。
そんなドクター中松博士ですが、この日は、
フロッピーディスクの開発に至った原点の街、
秋葉原で街頭演説し、重大発表がありました。
ドクター中松博士が新党を
立ち上げました。その名も!
「熱党」です。
今回の都知事選、16人中15人が無所属!
政党から立候補しているのは、1人だけで、
しかもそれは、マック赤坂の「スマイル党」。
このたび、ドクター中松博士も、ネット選挙で
政治の熱を伝える新政党、その名も「熱党」を
立ち上げたので、政党に所属している候補は、
これで2人となりました。
「熱党」も面白いけど、僕は「スマイル党」の
党員なので、残念ながら、両方に入るわけに
いきません。だから、諦めることにします。
そんなドクター中松博士、御年85歳なので、
東京オリンピックの時には93歳になる計算!
「ご存命なのだろうか?」という失礼な疑問を
解消するために、フリップを取り出しまして・・・。
「骨密度は20代だ!」
なんと、他の候補者はジジィばかりですが、
ドクター中松博士は、骨密度が20代なので、
「20歳」にカテゴライズされるミラクルです!
そして、ここからが本題です。
これは、「ドクター中松ハウス」なんですが、
この壁は、宇宙からの電波で発電するそうで、
既に実用化されているのだそうです。
さらに、風がなくても回る風力発電装置。
これも、アメリカで研究し、既に実用化され、
発電しているそうです。こういうものを駆使し、
「原発なんて古いエネルギーは不要だ」と
訴えるドクター中松博士。
そして、ついに!!
「パワーグリッドエナジーストア」。
どんなふうに発電するのか、使い方さえも
わかりませんが、「H2」と書かれているので、
水素を使ったバッテリーのようなものでしょうか。
もし、これが原発の代わりになるのだとすれば、
間違いなく、ノーベル賞レベルの発明です!
助手の男性が、無駄なほど
ブラックジャックっぽいのは、
中松博士の演出でしょうか?
とにかく、ドクター中松博士は、原発よりも
素晴らしいエネルギーを開発しているので、
「脱原発」を進めると、おっしゃっていました。
なんてカッコイイんだ! ただ、これほどまでに
素晴らしいエネルギーを開発したのであれば、
都知事にならなくても、脱原発できるのでは?
そんな素朴を抱きつつも、ドクター中松博士が
名刺を配ると、博士のまわりに人が殺到し・・・。
人気は健在です。
さて、すっかり話が長くなってしまいましたが、
ドクター中松博士の政策を見てまいりましょう。
なにげに共感できるところも、いくつかありました。
■ 都税減税。
ドクター中松博士が、最も力説している政策が、
都税を減税するという方針。消費税が増えても、
都税が減れば、都民は救われるという公約です。
■ 東京五輪を成功さす。
ドクター中松博士は、「世界天才会議」の議長を
27年間務めてきた人物。ゆえに、イベントのプロ。
予想される渋滞も「理系」なので、科学的に解消。
東京五輪を成功に導くとしています。
■ 右翼でも左翼でもなく、真ん中。
かつては「幸福実現党」に所属されたこともある
ドクター中松先生ですが、あくまでご本人いわく、
左翼でも、右翼でもなく、真ん中がドクター中松。
なので、どちらも嫌いだという人は、ドクター中松。
■ お金にクリーンな都知事を。
5000万円で辞職した都知事の次が、1億円で
総理大臣を辞めた人というのは皮肉な話である。
「直参旗本」として、お金にクリーンに生きてきた
ドクター中松博士こそ、都知事にふさわしいという。
この話は、動画を撮るほど力説しておられます。
■ 耐震耐流動化家屋を発明する。
都知事にならなくても、ぜひ発明していただきたい。
そんな「耐震耐流動化家屋」を発明することで、
地震から都民を守るとしています。
■ 新国立競技場の設計の見直し。
これはぜひとも、お願いしたいところです。
アホみたいに金をかけ、アホみたいな工事をして、
新国立競技場を設計しようってな話だそうですが、
デザインを見直し、削減した予算を減税にまわす。
この政策には共感する。
もはや、超天文学的な建築費になりそうな
新国立競技場は、設計から見直すべきでしょう。
こういうことを具体的に言っているドクター中松は、
それなりに票を取るかもしれません。