全国の初詣美女を放射能から守りたい！
薄っぺらい玄関を、怖いお兄さんにドンドン
叩かれ、布団にくるまってブルブルしている
オッサンの借金ぐらい滞ってしまったんですが、
久しぶりにブログを更新することができました。
全国の初詣スポットを巡り、香炉の線香が
汚染されていないかどうかを確認していく！
第２回目となる今回は、初詣に訪れる参拝客
ランキングで２位になっている、成田山新勝寺。
この日は、ニシダッシュさんのイベントに
出演しなければならず、かなりギリギリの
スケジュールだったのですが、行かなければ
ますますブログの更新が遅れてしまうとあって、
急いで成田に向かいました。
しかし、結論から言いましょう。
僕という男は、皆さんもご存知の通り、
「笑いの神様」に大変気に入られているため、
この日は信じられない「イタゴラスイッチ」が
発動してしまい、せっかく成田まで行ったのに、
線香の汚染は、わかりませんでした。
どうしてこんなことになってしまったのか。
仕事のできない社員の言い訳みたいなことに
なっていますが、その経緯を話したいと思います。
めちゃくちゃ急いでいたため、歩けば１５分の
短い距離を、タクシーに乗って駆けつけた僕。
女のコとのデートならば、多少かっこつけて
タクシーに乗ることはあるかもしれませんが、
僕が一人だった場合、たかだか１５分の距離を
タクシーに乗るなんざ、よほどウンコがしたいか、
ヤクザに追われているかの、どちらかです。
しかし、イベントに遅刻するわけにいきません。
もしかしたら、僕の登場を待ってくれている
美女がいるかもしれませんから！（ｷﾘｯ
仏様に失礼のないよう、ポコチンをイジりがちな
右手を入念に洗い倒し、いざ向かうは本堂です。
途中、岩の上にお金が乗れば良いことがある
池が用意されており、僕ぐらいのセレブになると、
１万円札を折った紙飛行機で、あの岩への着地を
目指す遊びをして、ギャラリーの庶民どもを賑わす
ところなんですが、偶然にも、この日は１万円札を
持ち合わせていなかったので、そのまんまスルー。
そして、ミニスカートの姉ちゃんのパンティーが
確実に見える設計の、ギルガメッシュな階段を
３０段ぐらい上り、辿り着いたのは！
香炉のある広場。
オレンジ色の坊主頭の少年たちが集団で
少林寺拳法をしていそうな広場の手前には、
今回、僕が求めていた「香炉」がありました！
この香炉は、大丈夫なのか？
広告代理店の炎上イメージングに引っかかる
言い方をすれば、「ベクレていないか」を確認し、
皆さんに公表するのが、僕の使命なわけですね。
香炉にも、いろいろなスタイルがあることを
知らなかったんですが、成田山新勝寺では、
小さく刻んだ線香を、「ご自由にどうぞ」と言い、
香炉の中に、好きなだけ入れ放題なスタイル！
訪れた参拝客たちは、お焼香のような感じで、
チャーハンに入れる塩ぐらいの量を香炉の中に
入れていたんですが、ガッツリ入れる人がいても
文句は言われない雰囲気です。
この香炉は、汚染されていないのだろうか。
もし、この香炉が汚染されていたら大変です。
ありがたそうに煙を浴びている妊婦さんらしき
女性の姿もありますが、汚染されている香炉の
煙を浴びるなんて、けっして良いことではない！
いざホットスポットファインダーの威力を！
そうです。線香ほど破壊力を持ったものなら、
わざわざ食品の汚染を調べる機械を使わずに
空間線量を測るだけで、十分に汚染がわかる！
なので、空間線量に異常を確認したら、すぐさま
線香を検査し、数値を出そうという作戦です。
ところが、ここで事件が起こりました！
実は、ブログで公表していなかったのですが、
こっそりホットスポットファインダーを持ち歩き、
いろいろやっていたんですが、まさかの起動を
しなくなってしまう現象が起こり・・・。
しばらく、あれやこれや粘ってみたんですが、
僕の力では解決できず、そんなことをしてたら、
帰らなければならない時間が来てしまいました。
「また来るしかない！」
ただタブレットＰＣと格闘しただけで終わり、
何のために成田に来たのか分かりませんが、
帰りもタクシーに乗らないと間に合わないので、
急いでタクシー乗り場に駆けつけた僕。
すると、僕が駆けつけた時に、２台しかない
タクシーに、ババァの集団が分乗して乗車！
タクシーが消えました。
しかし、歩けば１５分の距離も、タクシーなら
３分で着くはずです。きっと１０分もしないうちに
タクシーは来るだろうから、歩くより待った方が
早く駅に着けるに違いないと思ったのですが！
ホットスポットファインダーが動かなくなり、
急いで戻ってタクシーに乗ろうと思った瞬間、
２台あったタクシーが行ってしまうあたりから、
「イタゴラスイッチ」が作動していたのでしょう。
３分ぐらい待っても、まだタクシーが
来なかったんですが、それでも待っていたら、
僕の後ろに、超ヨボヨボの杖をついたババァが
並び始めたのです！
超ヨボヨボのババァより、僕の方が急いでます。
あと１０分で出発してしまう電車に飛び乗るには、
僕の方が先に並んでいますし、順番は順番だし、
次のタクシーには僕が乗らなければなりません。
しかし、そんな様子を桐谷美玲ちゃんが見たら、
どう思うでしょうか？ 「えっ？譲らないの？」と
思うに違いありません！
僕が先にタクシーに乗ったら、超ヨボヨボの
ババァは、さらに立って待っていなければならず、
１５分ぐらいタクシーが来なかった日には・・・、
死んでしまうかもしれない！
だからと言って、「一緒に乗りますか？」という
社交性を持ち合わせているわけでもない僕です。
ここは涙を飲んで、ヨボヨボのババァにタクシーを
譲るしかなさそうです。
「クソババアァァァァ！」
涼しい顔をしながら、「順番は順番だ！」という
ゲスっぷりを見せるパターンもあったんですけど、
歩けば１５分の距離を走れば１０分かもしれない！
これはもう、奇跡を信じて走るしかありません！
ホットスポットファインダーの入ったケースを
コロコロと引きながら、全力で走り続けました！
が、この日の僕は、笑いの神様が作り出した
「イタゴラスイッチ」が発動しているため、
ギリギリのところで駅に着いたんですけど、
目の前でドアが閉まる悲劇！
しかも、どうにか次の電車に乗ったんですが、
知人の誕生日を祝おうと思って、「お誕生日
おめでとうございます！」というメッセージを
送ったのですが、あまりに普通すぎたために、
やり直しを命じられ、真剣に大喜利を考え過ぎて、
うっかり降り損ね、まさかの「特急」だったので、
めっちゃ遠くまで連れて行かれるという・・・。
そんなこんなあって、ちょっとだけ遅刻ぐらいで
やっと辿り着いたライブハウスだったんですが、
そこで待っていたのは美女というより、
モヒカン率とタトゥー率が
尋常じゃなく高いロック好きの
お兄さんたち。超どアウェイ！
そんな人たちの前で、食品の汚染についての
話をしてみたのですが、思ったほどの手応えは
ありませんでした。ちっとも「笑い」を取れず・・・。
踏んだり蹴ったりの一日だったんですけど、
そんな中で唯一、救いがあったのは、ライブを
見に来てくれた綺麗なお姉さんが、僕においしい
エッグタルトをくれたことでした。おしまい。