今日は、炎上覚悟で、「真実」をお伝えします。
なぜなら、これまで汚染の実態を公表していた
人たちが、Twitterに鍵をかけたり、公表する数を
減らしたり、会員制にしていて、自主規制の波が
広がっていると感じるからです。
もっと数値が公表されるべき!
数値を知って食べるのと、数値を知らずに
食べるのでは、まったく意味が違うからです。
数値を知った上で、内部被曝を学ぶこともなく、
大丈夫だと言って、食べたり飲んだりするのは、
安全野郎の自由です。
今回、検査をしてみた商品は、秋葉原駅構内の
ふくしまフェアで販売されていた、こちらのジュース。
「JA伊達みらい・林檎の想い」。
飲料水の基準は、1リットルあたり10ベクレル。
しかし、果汁100%ジュースの安全基準値は、
一般の食品と同じ100ベクレルだそうです。
おそらく、「検出された!」と言った瞬間、
とんでもなく炎上すると思うんですけれども、
事実は事実だから、公表するしかありません。
結果は、このようになりました。
「検出」されました。
では、具体的には、どのくらいの数値なのか。
セシウム134、セシウム137、そして合算では、
このようになりました。
(※クリックすると、拡大できます。)
セシウム134の測定下限値が1.0ベクレル。
セシウム137の測定下限値が0.8ベクレル。
合算で、1.8ベクレルの厳しい検査をしました。
結果は、セシウム134が1.9ベクレルの検出。
セシウム137は5.3ベクレルを検出しました。
7ベクレルでした。
それでは、科学野郎の皆さんにスペクトルを
ご覧いただきます。検体の重量は952.6g。
測定時間は、4080秒(68分)となります。
(※クリックすると、拡大できます。)
スペクトルをご覧いただきましても、
セシウムはガッツリと検出されております。
世の中には、「用意してくれたら2000万や
3000万ベクレルでも食べる!」と言い放つ
メルヘンなオッサンもいるので、7ベクレルなら
楽勝かもしれません。
「食べて応援」、「飲んで応援」というのが、
この国のスタンダードです。流通が認められた
商品ですから、飲むも飲まないも自由なのです。