東京都教育委員会が、小学生の体力を

向上させるため、1日60分の「外遊び」

「義務化」する方針を打ち出したそうです。


江戸川区や江東区、多摩地方の一部は、

東京とはいえ、なかなか汚染されていて、

除染がまったく進んでいないにもかかわらず、

毎日1時間、外遊びすることを「義務化」・・・。


完全に狂ってやがる!


どんだけ放射能をナメているのでしょうか?

東京の大部分は、キエフと同じぐらいの線量。

キエフですら健康被害が出ているんですから、

義務化するべきは、校庭の土壌調査です!


まずは、子供が安心して運動できる場所かを

きっちりと確認することを「義務化」するべき!

外遊びは、安全を確認できた後にやることです。


どいつもこいつも脳味噌が

メルヘンすぎて絶望的です!


福島の子供から、3人(最大10人)の

甲状腺がんが見つかった今も、機械の性能が

上がったからだと信じていて、ちっとも危機感を

持たないアホの皆さんがたくさんいる世の中。


今、まさに東京にも被害を拡大させようかという

計画が立てられているのに、多くは黙ったまま。

この国は、戦時中と何一つ変わっていません。

悲劇は何度でも繰り返されるのです。


放射線管理区域になるような校庭で子供を

毎日1時間も遊ばせるなんて、鬼畜の所業!

まずは、校庭の土のセシウムを検査することが

必要なんですが、誰も検査しようとはしません。

「知らぬが仏」だと思っているようです。


しかし、この放射能問題は、知らないことが

命を左右する危険性がある。SPEEDIの情報も

知らなかったせいで、余計に被曝を増やしました。

校庭の土の汚染も、知らないせいで、より被曝を

増やすようなことになってはならないのです。


検査することが何より重要!


なぜ安全の確認を怠って、取り返しのつかない

鬼畜っぷりを発揮しようとしてしまうのでしょうか。

バカだからでしょうか。


さて、今日お届けするセシウムの検査は、

こういった刺激的な文章の後にお届けすると、

安全野郎が噛みついてくること、間違いなし!


しかし、真実は真実なのですから、正々堂々と

検査の結果を公表してまいりたいと思います。

今回、検査してみる商品は・・・!


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-XKS101


2011年3月21日に、江戸川区の自宅の

水道水を使い、大豆を茹でて作ったという、

自家製の味噌です。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-XKS100


2年が経った今、いい感じに熟成していて、

とても風味豊かな感じに仕上がっていますが、

当時の水道水は、それなりに汚染されており、

御用学者の先生が「大丈夫!大丈夫!」

言っていた時期と重なります。


幸いにも、この検体を提供してくださった方は、

放射能に汚染されたものは食べる必要がないと

気が付いた方ですが、気が付いていない方は、

おそらく食べているのではないでしょうか。

気になる結果は、このようになりました!


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おそらく、当時はヨウ素も検出されただろうと

思うのですが、2年経ちましたので、半減期が

8日しかないヨウ素は、まったく検出されません。

当たり前と言えば当たり前なのですが・・・。


では、具体的に、どのくらいの数値なのか。

大豆を茹でて作った自家製味噌の数値は!


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-XKS103

(※クリックすると、拡大できます。)


4.79ベクレルでした。


セシウム134が、1.82ベクレル。

セシウム137が、2.97ベクレル。

誤差はあると思いますが、測定下限値は

余裕で上回っているので、検出されているのは

間違いないと思われます。


さて、ここからが科学野郎がワクワクするところ。

検出されている味噌のスペクトルが、こちらです。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-XKS104

(※クリックすると、拡大できます。)


検出されていることは、疑いようがないでしょう。

ちなみに、「セシウム」「カリウム」の区別が

つかない安全野郎の皆さんは、まったく心配が

ございませんので、どうぞお召し上がりください。


「放射線なら何でも同じ」という大変素晴らしい

科学こそ真実だという皆さんは、プルトニウムなり、

ストロンチウムなり、グビグビと飲んでいただいて、

ホルミシス効果で100歳まで生きてもらいたいと

思うんですけれども・・・。


味噌は、いくら水分が豊富だからとはいえ、

水だけでできているわけではなく、主原料は

大豆です。そして、この大豆が最初から汚染

されている可能性は極めて低いので、これは

ほぼ100%水道水由来のセシウムであります。


誤解しないでいただきたいのは、水道水から

検出されたのは、あくまで2011年3月の話で、

現在は、福島の水道水の検査をしたとしても、

セシウムが検出されるようなことはありません。


ただ、当時は何を作っても汚染されていたので、

関東地方に住んでいて、水道水を使って料理を

していた人は、少なからず、内部被曝しています。

特に、現在は検出されていない「ヨウ素」が当時、

どれくらい入っていたのかは、想像もつきません。


ですから、関東の子供の甲状腺検査は必要。

それと、味噌のように、当時の水道水を使って

仕込まれているものは、タイムスリップをして、

現在に出てくる可能性があるということ。


製造日が2011年3月後半で、

関東・東北地方の工場などで

作られたものには注意が必要。


当時、テレビに出て「安全だ」とホザいていた

御用学者は、全員死刑でも良いぐらいですが、

僕たちは、全力で騙されていました。


水道水から放射能が出るのは、

誰がどう考えても異常事態です。


それを、赤ちゃんが飲んでも安全かのように

語るのは、絶対におかしかったと反省すべき。

テレビや新聞など、メディアの人間はもちろん、

政府や官僚の責任は、極めて重大であります。


世の中の食べ物は、だんだん安全になっては

きているのですが、やはり当時の食べ物は危険。

震災直後に仕込んだものがあるという皆さんは、

今一度、安全性を確認する必要がありますので、

食べる前に「大丈夫かな?」と考えてください。


2年が経ち、セシウム134は半分になりますが、

セシウム137は、ほぼ変わっていないのです。

皆さんの中では、だんだんと放射能汚染が

過去の出来事になっているかもしれませんが、

当時のものを測っても、いまだに数値は出ます。


終わってほしいとは願うけれど、

2年では、まだ終わらない現実。


ですから、『チダイズム』では、ほとんどの

食品の安全性が確認できるまで、まだまだ

放射能検査を続けてまいろうと思っております。

本当は、食品だけでなく、土壌の検査も必要!

この分野、まだまだ全然進んでおりません!