震災から約2年。こんなに清々しい気分に

なったのは、本当に久しぶりでございます。


長きにわたって戦い続けてきた安全野郎の

呪縛から、ようやく解き放たれ、みんなで楽しく

「なるべく被曝をしない」を実行できる最高の

環境が整いつつあります。


こうなる日をずっと夢見て、約2年・・・。

本当に長い、長すぎる道のりだったと思います。


コメント欄で、奥様がキャッキャ言いながら、

晩御飯の献立を考えられるブログにしたい!


そして、協力してくれる「野郎ども」とともに、

どうしたら子供やカワイイ女のコが被曝せずに

楽しく暮らせるかを、みんなで知恵を出し合って

解決していきたいというのが、このブログの願い。


正しく対処するには、まずは敵を知るべし!

敵は、安全野郎ではなく、「放射能」です!


姿が見えず、「お化け」のように言われますが、

ガイガーカウンターを通せば、あるいは、僕らが

「鬼」と呼んでいるNaIシンチレーションを使えば、

その姿は見えてくる! 「お化け」じゃありません。


もし、フクシマが人類史上初の原発事故なら、

「放射能は気にするな」と言ったかもしれない。


でも、26年前にチェルノブイリという事故があり、

健康を損なったウクライナやベラルーシの人は、

日本に「気を付けろ!」と警告をしてくれました。


チェルノブイリを取材した女性は、小学生から

お金を渡されたと語りました。子供のお小遣いを

渡されても、それで誰かが助かるわけではないが、

こんなに小さな子供まで、日本のことを心配して

くれていることに感動したと話していました。


だから、僕たちは首に傷のある子供を増やしては

いけないんです! 初期被曝は取り戻せないけど、

今から被曝する分は、少なくすることができる!


もしかしたら、できることは限られているけれど、

最善を尽くして損をすることは、きっとありません。

政府はクソです。官僚もクソです。だけど、僕らが

クソになってはいけないのです!


任務:「自分の子供を守る。」


奥様のミッションは、放射能を気にしていない

義理の父母からの攻撃を、うまいこと交わして、

子供の健康を守り、ご褒美のプリンを食べること。


それ以上、何かをしてくれとは言いません。

それぞれに事情があって、できることもあれば、

できないこともあります。避難したくても避難が

できない人も、もちろんいます。


「そんなに放射能が怖いなら避難すれば

いいじゃないか!」という安全派がいましたが、

そう簡単に避難できるなら、とっくにしています!


放射能の危険を十分に認識しながら、それでも

残っているからには、事情があるに決まっていて、

それは頑張れば克服できるものかもしれないし、

頑張っても克服できないものかもしれません。


理想だけを言えば、確かに避難した方がいい。

宝くじが当たれば、きっと、今すぐ逃げるでしょ。

だけど、そうじゃないから、みんな困っている!

絶望を感じている人だって、少なくありません。


しかし、その中でどう生きるかが問われている。

例えば、新しい家を買えなくてもマスクは買える。

例えば、次の給料で空気清浄機を買ってみたり、

例えば、タイベックとN95マスクで、完全防護して

除染をしてみたりとか。いろんなことが考えられる。


できることはあるんです。


みんなで通学路の汚染マップを作ろうとか、

夏休みに子供を保養させるプログラムを作って、

いい思い出を作ろうとか、そういうことも複数の人が

集まれば、できるようになっていきますよね。


「ベクレルフリーお料理教室」などのイベントも

やろうと思えばできるし、辛いことばかりではなく、

こんな状況でも笑えるイベントは作れるのです。


できることはあるんです。


仕事のできる放送作家の人は、こういう現実から

少しでも離れた、現実逃避的な面白い番組を作り、

ヒット番組を生み出しますけど、僕は落ちこぼれの

仕事のできない放送作家だから、正面突破です!


「当たって砕けてチンコ出せ!」


みんな、理屈を重ねて放射能を忘れようとします。

ただ、僕たちが一生懸命忘れても、そこにはある。

お化けじゃないから、確かに物質として存在する。

おまけに、チェルノブイリでの深刻なデータもある。


僕だって、本当はみんなに避難してほしいですし、

みんなが九州に行って地元のモノを食べていれば、

このブログも必要なくて、僕も苦労はありませんよ。

できないから困っているんじゃありませんか!


「何もかも投げ捨てて西に行く」ってのは、

タイミングを逃した人にとっては難しいですよ。

4号機の燃料プールが壊れたとしても避難なんて

できないという人もいるでしょうし。それを理解して、

僕はこれからブログを書いていこうと思っています。


さて、今日もセシウム検査をしていくのですが、

先日、「鬼が使えなくなった!」と嘆いていたら、

ワイルド社長がやって来て、30分ほどで解決させ、

「あとは、うまくやれよー!」と言い残して帰って

いきました。


立ちふさがった壁を、どうやって登ろうかと思い、

ロープを買ったり、滑らない靴を買っていたのに、

バズーカーで「ドン!」です。


「とんでもねぇ人だ!」


なので、再び「鬼」が使えるようになりましたので、

『チダイズム』では詳細な検査ができるようになり、

全国の奥様に、より安心感を持っていただけます。

ワイルド社長には、いつも頭が上がりません。


ただ、準備期間があるので、ほんの少しの間、

LB2045で検査をさせていただこうと思います。

今回、検査をしてみた商品は、こちらです。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-XKS026


千葉県白井市産の「キウイ」。


キウイは、柑橘類に次いで、注意が必要な

果物です。ただし、千葉県柏市など、強烈に

汚染されている地域では、比較的高い数値に

なるのですが、そうではない所では、どうか。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-XKS027


またしても、地元の野菜を売っているお店で

購入しまして、さっそく検査してみることに!

気になる結果は・・・!


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-XKS028


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-XKS029


検出限界値以下。


測定下限値5.6ベクレルに対し、実測値が

2.9ベクレルなので、通常は「不検出」として

扱われるのですが、「あり」「なし」の判断を

するのであれば、入っている可能性が高いと

判断しています。


ただ、僕が予想していたよりは少ない数値。

「検出されるだろう」と思っていましたので、

きっと、これなら食べるという人もいるでしょう。


『チダイズム』では今後、果物の放射能濃度が

どのように推移していくのかを見守っていきます。

なんとなく、少なくなっていっている気がしますが、

果たして、どうなのでしょうか。