放射線の影響で、日本人の「がん」は増える。

こんなことを言うと、全国の安全野郎の方々に

「デマを流している!」なんて言われますけど、

このことを、この国の政府や官僚は知っていて、

僕たちの血税を投じて、新薬の開発に乗り出す

計画を立てているようです。


全力で原発を推進する「経済産業省」は、

がんの新薬開発拠点を、おそらく福島に作る

計画なのですが、製薬メーカー、機器メーカー、

大学などを集結させ、5年以内に新薬開発の

技術を確立させたいと考えているそうです。


さっそく今年度は25億円の予算が計上され、

産官学の連携で、がん細胞をピンポイントで

攻撃できる薬を作ろうと言っているのですが・・・。


とことん経済重視主義である。


この国には、そもそも「がんにならないように

予防しよう」という発想は、まったくありません。


がんになっても、高額の医療費をかけて治療が

できるんだったら、それでいいという考え方です。

ただし、医療費を払えない貧乏人は、死んでくれ。

生きる資格がありません。


「がん」に備えて、新薬を開発するのは結構な

ことですが、新薬もまた利権です。お金になる

ことだけには積極的で、お金にならないことは

何もしないというのが、この国の経済重視主義!


そんなにお金が好きなのか!

人権を蔑ろにしても、お金か!


「がん」「水虫」は違います。

「薬を塗って治せばいい」って話じゃない!

副作用もあるし、必ず治せるわけでもないし、

小さな子供が病気で苦しむ姿を見たいですか?


福島県立医大では、「がん」の研究棟を作って、

巨大な「がん」ビジネスが生まれようとしている。

子供を避難させないばかりか、金儲けの算段を

整えている鬼畜ぶり。


この話は、いずれ特集させていただきますけど、

「そうは言っても、日本はそんな悪くない」

思いたい僕たちの、想像のナナメ上を行くのが、

この国の現状です。


自覚症状のない末期がんです。


僕たちにできることは、少しでも気を付けること。

1ベクレルや2ベクレルの小さな汚染に神経を

尖らせてどうするんだと言う人もいるでしょうが、

僕たちにできることは、これくらいしかありません。


無駄な被曝を少しでも減らしていくためには、

何が汚染されていて、何が汚染されていないか。

まずはデータベースを作っていく必要があります。


1つ1つの検査も大切ですが、全体的な傾向を

掴んでいくことが、何よりも重要だと思います。

さて、今回検査をしてみた商品は、こちらです。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-XKS001


タカラの「本みりん」。


たびたび「奥様会」を繰り広げ、わかったことを

報告していたのですが、そこで奥様たちの声を

聞いていくと、「みりん」を心配する声が、意外に

多いことがわかりました。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-XKS002


国産の米や米麹が入っているので、奥様は

心配なのではないかと思いますが、製造工程を

考えると、大丈夫ではないかと予想していました。


ただ、僕の予想はアテになりませんので、

今回もダンディー兄貴の協力で、ゲルマニウム

半導体検出器を回すことになり、気になる結果は

このようになりました!


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-XKS003

(※クリックすると、拡大できます。)


「不検出」でした。


セシウム134の検出限界値が0.4ベクレル。

セシウム137の検出限界値が0.5ベクレル。

合算で1ベクレル未満という詳細な検査ですが、

ともに完全な「不検出」となっております。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-XKS004
(※クリックすると、拡大できます。)


科学野郎の皆様に、スペクトルを公開します。

こちらも、特にピークらしきものが見つからず、

検出限界値ギリギリというわけでもなさそうです。


「みりん」は、大丈夫!

すべての「みりん」が大丈夫とは言いませんが、

少なくとも、この「みりん」は大丈夫でしたので、

調理に使っていただいて、問題ないと思います。