チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-NBJ076


千葉県柏市で、市民の手作りで開催された

小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)と

小林泰彦(日本原子力研究開発機構)という

正反対の主張を持っている二人の対談。


会場はご覧のように、

超満席となりました!


一体、どのような対談だったのか。

千葉県柏市までは、遠くて来られなかった

皆さんのために、『チダイズム』は、ざっくりと

ダイジェストでお送りしてまいろうと思います。


主催者などの挨拶の後、壇上に立ったのは、

放射能安全野郎の小林泰彦さんでした。


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ちなみに、「放射能は安全」をPRするため、

世の中には、原子力ムラの講師を派遣する

「日本原子力文化振興財団」という窓口が

ありまして、これらはすべて僕たちの税金で

設立されているので、基本的には無料で派遣

してくれるのですが、「小出先生と対談で」

申し込んだら、「規則で反対派の人とは対談

できない」と断られたそうです。


どうにか国会議員の方を経由で、ブッキングに

こぎつけたそうなんですけど、放射能反対派と

対談してしまうと、ボロが出るからでしょうか。

渋々出てきたのが、小林泰彦さんですが・・・。


まずは、この完全アウェイの中、出演を決めた

小林泰彦さんに敬意を表しておきますけれども、

小林さんの主張は、以下のものでした。



【小林泰彦さんの主張】


■ 放射能は、自然現象だから怖くない。

■ 自然界には、放射線はいっぱいある。


■ 産業で使われている放射線に比べたら、

  人間が浴びている放射線は、ごくわずか。


■ 化学物質に比べ、放射線は昔から慎重に

  扱われ過ぎたために、原発事故事故の後、

  危険だというイメージだけが残ってしまった。


■ 100ミリシーベルト以下は、グレーゾーン。

■ 原爆被爆者の生データによると、影響なし。

■ 放射線の影響の判断は、非常に難しい。

■ 放射線よりもタバコのリスクの方が危険。


■ 0~9歳の感受性は、100ミリシーベルト

  浴びた状態でも、30代の大人の2~3倍。

  100ミリ以下では、大人と差がない。


■ 放射線は、胎児には影響がない。

  影響があるのは、子供が生まれてからだ。

  この研究は未完成で、よくわかっていない。


■ マウスの動物実験でも、放射線の影響なし。

■ がんのメカニズムには、不思議がいっぱい。

■ 低線量被曝は高線量被曝の縮小版ではない。

■ 低線量では、細胞に放射線が当たらない。

■ 少しずつ被曝すれば、修復するから大丈夫。

■ ベータ線もガンマ線も、エネルギーは同じだ。


■ レントゲンの場合は、がんの割合が増える。

  しかし、インドなどの高線量地域では、がんは

  増えていない。つまり、ちょっとずつ放射能を

  浴びれば大丈夫なんだ。


■ ICRPは、本当は安全だと分かっているが、

  万全を期すために、100ミリシーベルト以下も

  しきい値がないというモデルを採用している。


■ 外部被曝と内部被曝は、まったく同じどころか、

  内部被曝の方が外部被曝よりもリスクが小さい。


■ 100ミリシーベルトより、喫煙・酒の方が危険。

■ 100ミリシーベルトより、肥満・やせの方が危険。

■ ベクレルではなく、シーベルトで考えるべき。

■ ひじきの無機ヒ素は、27ミリシーベルトに相当。

■ 整髪料の成分は、320ミリシーベルトにも相当。


■ 1日3食コメを食えば、無機ヒ素を取り込むため、

  20ミリシーベルトに相当し、放射能よりも危険。


■ 食品の安全性には、もっとたくさん危険があり、

  放射能の危険性など、数ある危険の中の一つ。

  気にする必要がない。


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この資料、超すげぇ!


僕は「ごはん」が大好きなので、おかず少しで

米をたくさん食うタイプなんですが、僕の場合、

避難区域並みの被曝をしている計算ですよ!


ひじきを食べないと決めれば、

避難区域に住めるんじゃね?


とうとう僕は、画期的な解決法を見つけました。

「ひじきを食べない」という、超簡単な方法で、

全国に避難している皆さんを故郷に戻すという

科学的な大発明をしてしまったのです。


「家に帰りたいけど、帰れない」。


避難している人は、みんな、困っていますが、

科学的に考えれば、「ひじきを食べない」という

実に簡単な方法で、年間27ミリシーベルト削減。


もしかすると、安全野郎の皆さんがカリウムが

たっぷり入っていると主張する「バナナ」なども

諦めてしまえば、超余裕かもしれません!


故郷を選びますか?

ひじきを選びますか?


タバコを吸っている人は、100ミリシーベルトを

超えるリスクだそうで、小林先生いわく、タバコは

放射能なんかより圧倒的にヤバいそうですから、

禁煙するだけでも、故郷に帰れることは確実!


なぜ、もっと早く小林先生に出会わなかったか。

僕の頭脳をもってすれば、除染に「兆円」という

ベラボウな単位の税金を使わなくても、誰でも

簡単にできる「ひじきを食べない」で一発解決!


僕は、「天才」でした!


江原啓之にアインシュタインの生まれ変わりと

言われても不思議ではないくらいの天才です。


ちなみに、全国の安全野郎の皆さんにとって、

ゆるぎない原子力界の専門家でいらっしゃる

小林泰彦先生の理論は、絶対的に正しいと

思いますので、ぜひ政府に提言してください。


ひじきを食べなければ

避難区域に住めます!


原子力の専門家が、確かな科学に基づいて

言っていることですから、どこぞの素人よりも

圧倒的に説得力があると思います。


専門家の言うことを信じると言いましたよね?

僕より専門家の言うことを信じるって、確かに

言いましたよね、安全野郎の皆さん?


ちなみに、「放射脳」と揶揄されている僕は、

「ひじきを食べる」のと「避難区域に住む」

どっちを選ぶかと言われたら、ひじきを食べて、

避難区域に一歩も足を踏み入れません。


あぁ、すみません、ちっとも科学的じゃなくて!

原子力の専門家による絶対的に正しい科学に

基づくならば、そこは避難区域に住むべきです。

だから、「放射脳」って言われるんでしょうねぇ。


でも、ご安心ください。

僕は「ひじき」を選びますけど、安全野郎の

皆さんには、シャワーのように放射線を浴びる

ことをオススメしておりますので、ひじきも食べ、

放射線も浴び倒し、ホルミシス効果で元気に

なっていただければ、これ幸いでございます。


そうそう、このブログをご覧になっている皆さん、

「兄ぃ」という名の新潟に住む安全野郎によると、

僕は皆さんを「扇動」している人だそうですので、

僕の発言は、あまり信じない方が良いようです。


放射能は、ひじきより

怖くないのが常識です。


ひじきより、放射能が怖いのは、「風評被害」。

皆さんには、科学に基づいて行動する日本人に

なっていただきたいと思います。