先日、近所のTSUTAYAで、レビューする

映画を選んでいた時のこと。うっかり18禁の

暖簾をくぐってしまった僕は、こんなDVDを

見つけてしまいました。


『20世紀少年』ならぬ・・・、


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-NBJ059


『20センチ少年』。


僕の少年だと「戦国時代」になる悲しい現実。

そうは言うても、安全野郎の「平安時代」よりは

マシだと思うので、頑張って生きていきますが!


さて、今日は映画『人のセックスを笑うな』の

レビューの続き。昨日は、永作博美のエロスが

全開過ぎて、僕の少年が「風林火山」の旗を

立ててしまったところまでお伝えしましたが・・・。



職員室に忍び込み、永作博美の住所を調べ、

自宅に押し掛けた松山ケンイチ。と、ここで、

驚愕の事実を知ることになります。


永作博美が既婚者でした!


アトリエで何度もセクロスするぐらいなので、

てっきり独身かと思いきや、実際は、ただの

エロ熟女の火遊び!


僕のようなゲス野郎は、「じゃあ、引き続き

オトナの関係で!」と思ってしまうんですが、

本気で恋をしていた松山ケンイチは、精神的に

ボッコリとヘコみ、携帯を開けられないように

加工します。


その後、蒼井優に「バカじゃないの?」

ごもっともなダメ出しをされるものの、会いたく

なっちゃったのか、永作博美のアトリエに行き、

再びセクロス!


ところが、ここからこの映画、超どうでもいい

展開に発展していきます。ある日、理由もなく、

突然、姿を消した永作博美。


セクロスさせてくれる大好きな女がいなくなり、

ヘコみにヘコみまくった松山ケンイチは、以後、

学校にも来なくなり、松山ケンイチが大好きな

蒼井優も学校に来なくなりました。


しかし、松山ケンイチのことが諦められない

蒼井優は、ある日突然、松山ケンイチの家に

押しかけ、一緒に酒を飲みに行くんですけど、

松山ケンイチがベロンベロンに酔っ払ったため、

担いでラブホテルに連れて行くんです。


永作博美に続き、蒼井優も?

冗談じゃねぇぞ、バカ野郎め!


ところが、ベッドに寝かされ、キスをしようと

蒼井優が顔を近づけた、まさにその瞬間!

松山ケンイチがつぶやいた一言。


「ゆり!(永作博美)」


あと一歩で、蒼井優ちゃんがキスをしてくれる

ところだったのに、よりによって、永作博美の

名前をつぶやいたために、キスもしてくれず、

ベッドから落とされました。


「ざまあああああ!」


世の中、マヌケな男っているんですね。

蒼井優のキスを台無しにするとは、ポケットに

500万円入れておいて、落とすのと同じです。


この後、結局、何か事件があるわけでもなく、

松山ケンイチは、二度と永作博美に会うことも

ありませんし、蒼井優とどうにかなるわけでも

ないまま、学校の屋上でボーッとして映画終了。

はっきり言いましょう。この映画、超つまらない!



さて、この映画は、2004年の芥川賞候補に

なっている山崎ナオコーラ先生の作品です。


映画にして、衝撃的に面白くない内容なので、

小説の時点でつまらなかったのか、それとも、

小説は面白いのに、映画化したらつまらなく

なってしまったのか。


今日、芥川賞が発表されまして、史上最高齢、

75歳のババァが受賞を決めたそうなんですが、

その受賞作『abサンゴ』を見て、たまげました!


これ、小説じゃなくね?


「太陽はどっちから昇るでしょう?」という

クイズ問題に、全力で「左!」と答えてしまう、

うちの母ちゃんの方が、まだ読みやすい文を

書くと思うんですけど、大丈夫なんでしょうか?


読んでいただいたら、わかるんですけれども、

句読点はないし、ほとんど「ひらがな」なので、

軽い痴呆症のババァの日記みたいになってて、

審査員たちは、これを一周回ってシャレオツと

思ったんだと思うんですが、これは酷い!


これなら僕が芥川賞候補に

選ばれる日が来るのでは?


小説家の道が、そんなに甘いものでないのは

わかっていますが、今回の『abサンゴ』といい、

『人のセックスを笑うな』といい、芥川賞って、

意外とハードルが低いんじゃないでしょうか。


いつの日か、僕も芥川賞を取って、「ちょうど

風俗行こうと思ってた時に連絡来て!」

言いたいです。まあ、童貞なんですけどね。


その小説のタイトルが、『20センチ少年』。

内容は、全長20cmの主人公の男・ムスコが、

その小ささを生かして、いろいろな所に潜入し、

事件を解決していく謎解きミステリー。


ただし、謎を解いている途中で、こっそりと

忍び込んだ女子大生の学生寮で、うっかり

洗濯カゴのブラジャーを布団替わりに寝て

いたところを洗濯機に入れられ、そのまんま

溺死するというバッドエンディングだったため、

途中まで解いていた殺人事件のトリックごと

水に流れるという・・・。


芥川賞を諦めました。


今日は、久しぶりのネタブログだったんですが、

明日は、再び福島第一原発ニュースをお届け。

知られざる真実を、真面目に追及していきます。