先日、テレビショッピングでお馴染みの

「日本直販」が倒産してしまったそうです。


「日本直販」と言えば、高枝切りバサミや

今ならお買い上げの方に、もう1個、いや、

もう2個・・・ではなく、なんと、3個ついてくる

「ラクラク収納ボックス」などを販売している

テレビ通販の代表的な存在なのですが・・・。


最近は、同じような通販番組が増えたこと、

何でもネットで買える時代になり、同じものを

他の店で安く買う人が出てきてしまったことが

重なって、まったく業績が振るわなかったとか。


思えば最近は、「それは買わないだろ!」

言いたくなるような商品も販売しており、

ちょっとしたコントになっていたんです。

その代表的な商品が・・・!


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愛犬ロボ「てつ」。


Youtubeに動画 があるので、ぜひ見てください。

なんと、この愛犬ロボ、頭や耳を触ってあげると

見た目に似合わぬ、リアルな犬の録音ボイスで

ハアハアしたりするのですが、最大の特徴は!


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「Tボタン」を押すと、

犬がしゃべるんです。


最初から犬がしゃべるなら、頭をなでたりして

ハアハア言わせる必要もないと思うのですが、

この「Tボタン」トーク「T」かと思いきや、

その下に、「Kボタン」というのがあり、これを

押すと・・・!


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関西弁を話す高機能!


もちろん、愛犬ロボ「てつ」が来てから、

子供が離れた、おばあちゃんも大喜び!


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愛犬ロボ「てつ」のおかげで、寂しかった

我が家にも、癒しの毎日が訪れたそうです。


ちなみに、関西弁を20種類もしゃべるなんて、

絶対「てつ」が欲しいという人が、関西周辺に

500万人ぐらいいると思うので、参考までに

価格を言っておきますと!


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9800円(+送料930円)。


微妙に高っけぇ!


Amazon先生が、基本的に送料無料で

売れに売れまくっている時代に、送料930円。

しかも、北海道や沖縄は、さらに高くなる様子。


「てつ」が欲しくても、

送料に躊躇するわ!


そんな「日本直販」、愛犬ロボ「てつ」以外に、

思わず僕が「欲しい!」と思ってしまうものを

たくさん売っていましたので、明日も前フリは、

日本直販ネタにさせてもらおうかと思いますが、

今日も本編は、セシウム検査の結果です。


今回は、牛乳の汚染をゲルマニウム半導体

検出器で定期的に検査をする、「牛乳観測」。

調べた商品は、こちらです。


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「タカナシ低温殺菌牛乳」。


タカナシさんの牛乳は、おいしいこともあり、

飲食店で使われているイメージなのですが、

岩手県葛巻町で生産されているそうです。


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岩手県葛巻町は、牛乳の生産で有名な場所。

しかし、岩手県は栗からもセシウムが検出され、

微妙にホットスポットになっている所もあります。


厩舎に牛を押し込め、牛に可哀想な方法で

徹底管理されている牛乳は、与える飼料次第で

安全にできますが、牧草を食べて、のびのびと

育っている牛さんは、少し気を付けるべきです。


ということで、さっそく、結果を見てみましょう。

気になる結果は、このようになりました。


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(※クリックすると、拡大できます。)


セシウム134の測定下限値が0.27ベクレル。

セシウム137の測定下限値が0.34ベクレル。

そのうち、セシウム134が0.28ベクレル検出。

セシウム137はピークありという表示です。


「検出」されました。


通常の牛乳が0.1ベクレルだとするならば、

この牛乳は、0.6ベクレル前後と考えられて、

他の牛乳よりも6倍高いということになります。

参考までに、スペクトルをご覧いただきましょう。


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(※クリックすると、拡大できます。)


やはり検出されていることは確かなようです。

ちなみに、他の牛乳と比べて6倍高い場合は、

学校の給食に例えると、毎日200ミリリットル、

年間で250回飲んだと計算すると!


年間30ベクレルになります。


一般的な汚染濃度の牛乳が年間5ベクレル。

その6倍になりますから、純粋に30ベクレル。


おいしさを求めて1回や2回飲んだところで

たいして変わらないのですが、毎日飲む時は

少しずつ状況が変わってくるということです。


1ベクレル未満の汚染まで気にする必要は

ないじゃないかと思う人もいることでしょうが、

他の食品と異なり、毎日飲むかもしれないと

考えるならば、気を付けないより、気を付けて

飲んだ方が良いと思います。


えっ? そんなことよりストレスの方が心配?

「600万ベクレル」までは飲み物だと・・・?


「うちの子に何飲ませてくれとんねん!

奥歯ガタガタ言わすぞ、ワレ、コラァ!」


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おっと、誰でしょうか、僕の「Kボタン」

押したのは。関西弁ヤクザ風が出てしまい、

うっかりブログの品位を下げるところでした。


というわけで、子供や赤ちゃんに飲ませる

牛乳については、なるべくセシウムが少ない

ものを選んでいただきたいとお伝えしながら、

最後に一言!


オッサンは自由。


とりあえず、どの牛乳を飲んだら良いのかが

わからなくなった時は、八進さんやセキュリティ

トウキョウさんの結果を見ると良いと思います。

毎日飲むものだからこそ、気を付けてください。