先日、駅のホームに立っていた時のこと。
僕の目の前に、スゴい看板があったんです。
「エルミタージュ美術館展」。
「乃木坂46」でお馴染みの乃木坂にある
「国立新美術館」で4月25日から開催される
展覧会だそうですが、この絵は、よく見てみると、
かなりスゴい!
おぱーい!
これが「芸術のチカラ」というヤツでしょうか。
公共の場に、おぱーい丸出しの絵を出すとは!
もし、アキバ系の引きこもりニートが描いたような
エロゲ感満載のイラストだったら、すぐさまアウトに
なっていたと思うんですが、昔の偉大な芸術家が
描いたものなら、デカデカと掲載できる!
こっちの方が生々しいのに!
僕は、芸術の「ゲ」の字も知りませんので、
誰が描いたのかも知りませんし、看板になって
いるくらいなので、たぶんスゴいんでしょうけど、
僕がこの絵を見た感想は・・・、
服の紐を引っ張っている子供は、
かなりナイスな仕事をしている!
エルミタージュ美術展に行きたくなりました。
さて、今日は短めのオープニングでしたが、
この後に検査する商品が、なかなか衝撃的。
皆さんも気になるのではないでしょうか。
「那須牛乳」。
那須高原と言えば、空間線量が非常に高く、
0.6~0.7マイクロシーベルトだった場所。
もちろん、牧草地も大変に汚染されていると
考えられるため、「那須」をウリにするなんざ、
「一体、何を考えているんだ?」と思わずに
いられない商品です。
しかも、この牛乳は産地が産地なだけに、
特別に安いんです。ほとんどの人たちは、
放射能のことなんて、ちっとも気にしていない
生活をしているので、安ければ買うでしょう。
大丈夫なのか?
パッケージを見てみると、どうやらヤオコーと
雪印メグミルクがコラボレーションして作った
商品のようですが、こんなイメージの悪そうな
商品を平気で作るんだから、放射能のことを
気にしていないんでしょうね。
「けっこうヤバい数値が出るんじゃね?」
そう思って、買わずにはいられなかった
商品なんですが、気になる検査の結果は!
「不検出(ND)」。
那須の牛乳でも問題がないと分かりました。
乳牛に、汚染された餌さえ与えなかったら、
基本的に乳は安全なのですが、これが実践
されているということでしょうかね。生産者の
声を直接聞いてみたいです。
ちなみに、日本ではチェルノブイリのような
被害が起こらないと言っている人の根拠の
一つに、「牛乳が汚染されていないから」と
いうものがあるのですが、確かに、日本では
牛乳が汚染されていないことが確認できます。
しかし、その代わりに、シイタケを出汁に使い、
春にはタケノコを食べ、東京湾の汚染は見て
見ぬフリをすることになっているのですから、
これらを止めない限り、被害を止めることは
できないだろうと思います。
何が安全で、何が危険かを見極めること。
僕は、「放射能は危険」だと捉えていますが、
これは「危機管理の鉄則」に基づいています。
1年前から言っていますが、睡眠不足の状態で
運転することを、「危険」だと考えて眠るのか、
睡眠不足で運転している人はいっぱいいるし、
滅多に事故は起こらないので「運転する」と
考えるのかの違いで、「事故って死ぬ」という
最悪リスクを回避できる確率は大きく変わる。
まずは「わからないもの=危険」と考えて、
安全が確認できたものを青信号に変えていく。
僕は、むやみに危険を訴えて、社会に不安を
煽っていく悪者として扱われていますけれども、
むやみに安全を呼びかける人は、正義なのか。
改めて考えさせられますね。