先日、東京電力様の決死の努力のおかげで、
放射能漏れの量を、200万分の1にすることに
成功したため、工程表の「ステップ1」が無事、
完了したそうです。
さすがは東京電力様! 200万分の1だから、
かなりの量を抑えることに成功しましたよね!
スゴい! スゴい! スゴ・・・・・・、
逆に言えば、今の200万倍
出ていたということですけど?
今も1時間あたり10億ベクレル出ていますが、
その200万倍出ていても、あの時は「安全」と
言っていたんですから、この分だと、目の前で
1万ミリシーベルト浴びても安全そうですね。
ぜひ「安全だ」と言い切った枝野官房長官に
200万倍の放射能を浴びていただきたいと
思いますけどね。大丈夫でしょう、きっと。
「ただちに健康に害はない」。
ちなみに、放射能が漏れなくなってきたのは、
東京電力の努力じゃなくて、溶けた燃料棒が
メルトスルーを起こして地下に行ったから。
自分では何もできていないのに、「ステップ1」が
完了したと言うんですから、その理屈が通れば、
僕も小嶋陽菜ちゃんとの結婚の「ステップ1」が
完了したと言っても過言ではありません。
まず出会うところから
始めろよ、バカ野郎!
今、僕のことをキチ●イだと思った皆さんは、
その視線を、そのまま海江田ズブズブ大臣に
向けていただきますと、少しは世の中のために
役立つかと思うんですけれども・・・。
さて、今日お届けするのは、六ヶ所村に行こうと
思ったけれど、夏休み最初の連休ということで、
レンタカーが確保できなかった、失敗青森旅の
記録でございます。
旅の醍醐味と言えば、何と言っても、列車から
眺める車窓ですよね。緑の田んぼに、青い空。
青い空を嫌いな男は、男じゃないっていう説も
あるくらいですから、僕もどこぞの中国人と
同じくらい青い空が大好きですけれども・・・。
おっと、それは「蒼井そら」だぜ?
いつもだったら、心がホッとするような
窓の景色も、僕ぐらいになっちゃうと!
0.16マイクロシーベルト。
キレイな景色を見つけると、思わずその場所が
どれくらい汚染されているのかを測りたくなる!
そして、この場所はまだ安全圏なんだと考えて、
ちょっと安心する。そんな日々を過ごしています。
で、この日は、JR東日本管区の電車が
新幹線も含めて乗り放題になる1万円の切符を
駆使しまして、七戸十和田駅で降りてみました。
0.13マイクロシーベルト。
駅を降りた所に、さっそく観光センターがあり、
今回は行けなかったんですが、パンフレットを
もらうことにしました。
安心安全で、絶対に事故が起こらない
夢の次世代エネルギー「原子力」の魅力を
たっぷりと教えてくれる六ヶ所村のPR施設。
たかだか「風呂の水を温かくする」という
原始人ができるレベルのことを、わざわざ
最新鋭のプルトニウム燃料を使い、事故ったら、
現場作業員は即死、未来永劫土地を失う覚悟の
原子力マシンを使って、壮大なスケールでやる。
そんな所に男のロマンを感じずにはいられず、
ぜひ一度行ってみたいと思うんですけれども。
バスに乗り、到着したのは、表参道を歩く
シャレオツな、ふんわりスカート系の女子に
大人気の「十和田市現代美術館」。
このブログも、最近は女性に読まれるように
なってきたので、青森に来たからと言って、
前歯が1本もない客引きのお兄さんがいる
おぱーいパブ「ボンバー」に行くわけには
いかないのです。
ここは女子目線で、全国の森ガールたちが
目をハートマークにしながら、「行きたい!」と
思ってもらえるようにしなければ、ブログの
アクセス数は上がりません。
ちなみに、ここで言うところの「森ガール」とは、
石川2区で、地下原発推進議員連盟に所属し、
息子が押尾先生が人を死なせた六本木ヒルズの
マンションに出入りしていたことでお馴染みの
森喜朗の応援ガールズのことではありません。
誰もそんなふうに思ってねぇよ!
そろそろ石川県民も、あのジジィが何の役にも
立ってないどころか、老害もいいところだと
気づくべきだと思うんですけれども・・・。
美術館の前には、大きなカボチャやキノコの
アートが置いてある公園があるんですけど、
これが偶然、日本の将来を暗示するかのような
アートになっていたんです。
ご覧ください、こちらのキノコ!
キノコ というのは、放射性物質の吸収率が高く、
放射能汚染された土地では、どんなキノコも
絶対に食べてはならないと言われています。
もし、「福島の人を助けたい!」ということで、
どこぞの旅館に宿泊した時、旅館の裏の森から
採ってきたというキノコなんかを出された時には、
間違っても口にしてはいけません。
シイタケに至っては、京都産のものでさえも
セシウムが検出されているくらいなので、
室内で育てられるようなものじゃなければ、
ほとんど信用ならないというのが現状です。
このアートで言うところの、丸いポッチが
放射能だと思って、見ていただきましょう。
キノコだけでなく、通常の野菜も汚染されて
しまいましたので、キャベツやほうれん草、
さらには、カボチャなんていうものもアウト。
「洗えばいい」というのは大間違いで、
土から吸収されているので、アウトです。
結果、これらの食べ物を食べてしまうと、
どうなってしまうのか。それが・・・!!
内部被曝。
小さい子供ほど受ける影響は大きくなり、
内部被爆した末に、尿からセシウムです。
放射能に汚染された大地を表現したのかと
思えるようなアートの公園。
このアートを見て、こんなふうに考えるのは、
脳味噌がメルトダウンした僕だけでしょうけど、
これほど一致するアートも珍しいと思います。
アーティストの方も、こんな解釈をされたら
迷惑かもしれませんけど、それもこれも全部
東京電力や厚生労働省のせいです。
そんな「十和田市現代美術館」なんですけど、
基本的に新進気鋭の現代アートが集結している
良質な美術館ですが、館内の写真撮影は禁止。
しかし、企画展は写真撮影が許されており、
どんなことになっているのかと言うと・・・。
なんて素晴らしいアートだ!
と、僕が思うはずもなく、まったく意味不明。
これを見せられて、「ね?芸術でしょ?」と
言われても、美的センスゼロの僕に理解が
できるはずありませんでした。
僕の前にいた、いかにもアートが好きそうな
ニオイを出してた3人組の女性は、これを見て
ものすごく感動していましたけどね。
「想像してみて! ここにどんなものが
包まれていたのかを! この折れ線は、
何か四角いものを包んでいたのよ!」
「お中元の包装紙かよ!」
東京電力が政治家の先生方に渡している
お中元の中身は気になりますけれども・・・。
この後もまだまだ青森を満喫してきたので、
この続きは、また明日お届けいたします。