非常に困ったことになりました。

東京に住めるのは、おそらく、夏までが限界。

千葉県柏市に住むのは、どんなに長く居ても、

7月末がリミットではないかと考えています。


場合によっては、もっと早まる可能性があり、

僕の関東脱出も時間の問題となっております。


コメント欄に、動画のアドレスをアップして

いただきました。福島第一原発の4号機が、

白煙を上げ、強烈に発光している様子です。

まだ確認していない方は、コチラ をどうぞ。


放射能のことを「ピカ」と言いますけれども、

この言葉はもちろん、発光を表現しています。

臨界を起こすとピカッと光るからです。


原発の敷地内で、特に原子炉のある所で、

強烈に発光する。再臨界ではないと言うなら

一体、何が起こったというのでしょうか?


①グラビアアイドルの撮影会をしていたら、

ポロリの瞬間があったため、カメラ小僧が

一斉にフラッシュを焚いた。


②注入していた水の中に大量の電気うなぎが

混入しており、原発の代わりに発電してくれた。


③帽子をかぶった少年と、見たこともない

黄色い化け物が現れ、挨拶代わりに発光した。

その名も「ポケットモンスター」。


この中で最も現実的なのは、「電気うなぎ」だと

思うんですけれども、メルトスルーアイドルこと、

「メルドル」の写真撮影会があった可能性も、

まったくの0%ではありませんね。


・・・って、バカ野郎!


下手クソなノリツッコミをしている場合じゃない。

まさか花火を打ち上げたわけでもあるまいし、

原子炉の真下であんなに光るものは一つです。

どう考えても、これしかありません。



チダイズム~福島第一原発事故の真実&最新情報~-HRB15


「POKEMON」。


個人的には、「小規模な再臨界」だと

思っていますが、モニタリングポストの数値が

上がったのは「霧のせいだ」という人がたくさん

いらっしゃって、僕としては釈然としないのですが、

反論できるほど十分に知識がないため、勉強して、

きっぱり結論を出せるようになるまでは仕方がない。

ピカチュウ先生が放った光ということにします。


ちなみに、3月にも同じように発光体を確認し、

その時にも再臨界であると言ったんですけど、

批判を浴びて、記事を消したことがありました。

再臨界が起こったからと言って、放射性物質が

撒き散らされるかどうかは不明なんですけれども、

確実に原発作業員の環境は悪くなると思います。


再臨界でないなら良かったし、各地に放射能が

ばら撒かれなければ良いと思っていますけど、

あとになって、「あれは再臨界でした」なんて

言われた時には、僕たちは困ってしまうのです。


今まで一度も再臨界は起こっていないことに

なっていますが、4000ミリシーベルトの瓦礫が

そこらじゅうに転がっているという現実を考えて、

皆さんは、何が起こっていると感じるのでしょう?


僕は小出裕章先生と同じように、結局のところ、

早く石棺するしか方法はないと思っています。

それ以外に良い方法がありそうでしょうか?


しかし、この国には「石棺」なんていう

重大な決断を下せる人間は、どこにもいません。

国政に命を賭けるような国会議員がいないから。


菅首相が、こんな男らしい決断を下せるような

人間だったら、今頃は「無能」なんて呼ばれて

いないわけで、機能していない政府を信じるより

自分自身を信じた方が良いに決まっているのです。


きっと、バカな国会議員より

あなたの方が賢いと思います。


昨日も、バカな国会議員がキリッとした顔で、

自由報道協会に乗り込み、地下に原発を作る話を

語っていましたが、こうした議員たちは、きっと、

東京の街が壊滅するほど放射能を撒き散らして

初めて事の重大さに気づき、こう言うんです。


「首相のせいだ!」


はっきり言いますが、ここまでの事故が起き、

国民のほとんどが「原発は危ない」と感じて

いるのに、原発が安全で、放射能浴び放題で、

さらに原発を作ろうとしている利権クソ野郎が、

この国の悲劇をさらに大きなものにしている。


首相のせいではなく、テメエのせいです!


明日の『チダイズム』は、緊急事態がなければ、

原発を地下に作ろうとしているバカ議員リスト、

ならびに、地下に原発を作るというクソ理論を

徹底的にご紹介してまいりますが・・・。


今日はその前に、昨日の再臨界の状況に加え、

最新の原発関連ニュースをお伝えしていきます。



■ 昨日の再臨界疑惑について。


昨日は、つくば市のモニタリングポストで

軒並み高い放射線量を記録したという話を

しましたが、参考していたページが、こちら


チダイズム~福島第一原発事故の真実&最新情報~-HRB14

(※クリックすると拡大できます。)


他の地域は2日間見られるのですが、茨城県は

1日で見られなくなってしまうようで、今日確認したら

上がっていた部分を見ることができなくなってました。


ただ、数値が上がっていようと、上がっていまいと、

世の中的には、「霧のせいだった」ということで

決着がついたようなので、これ以上語ったって、

意味がありません。


霧の日は外に出るな!


僕から言えることは、これしかありません。

霧の日に、放射線量が上がるメカニズムは

理解できるのですが、東京や埼玉でも上がって

いるということは、関東全体を包み込むような

巨大な霧が発生していたってことなんでしょうね。

千葉県柏市は、霧なんてなかったですけど。



■ イタリアの国民投票。


イタリアと言えば、ピザ、パスタ、ジローラモ。

とりあえず美女を見かけたらナンパしておくのが

男の美学と言われる、太陽の国。


この国の首相は、実にワイルドなエロジジィ。

パーティーに出かけて、未成年の女のコとも

チョメチョメして、困った時には巨万の富の

一部もプレゼントする、ベルルスコーニ首相。

未成年との関係がスキャンダラスに伝えられ、


「ハメたつもりが、ハメられた!」


そんな国なのですが、ベルルスコーニ首相が

押し進めていた原発計画を、野党が猛反対。

決着は「国民投票」になったんですけれども、

イタリアの国民たちが下した決断は!


95%が原発反対。


与党は国民に、投票をボイコットするように

呼びかけたんですけど、その効果も虚しく、

国民は新たな原発の建設に明確な拒否を示し、

ベルルスコーニ首相は、あえなく敗北宣言!


「イタリアは原発計画と決別し、

再生可能なエネルギー分野の

開発に取り組む必要がある。」


原発計画を断念し、スイス、ドイツとともに

原発のない国を目指すことになったのでした。

かつての仲間が、次々と原発から脱却する中、

事故の当事者が「原発推進」という脳停止。


昔の考えから、まだ抜け出すことができない。

これでは、日本の産業も世界から遅れをとり、

どんどん置いていかれるだけになるでしょう。

そろそろ日本がショボいことに気づくべきです。



■ 反原発はヒステリー。


結局のところ、原発の利権マネーに群がる

アホ政治家は、自民党にも民主党にもいて、

話にもならないクソ発言を繰り出しています。


自民党幹事長にして、石原都知事の長男である

石原伸晃が、国民の世論の主流になりつつある

「反原発」という意見を、「反原発はヒステリー」

こき下ろしました。


これほど論理的に反対の理由を述べているのに、

「ヒステリー」という言葉で片づけてしまう。

まともに意見を聞く気がない証拠です。


こんな人が自民党の幹事長をしているのです。

世も末もいいところ。明日は原発を推進する

利権ズブズブ大物議員リストを公開しますけど、

これを見れば、この世がいかに終わっているか。

すぐに納得していただけることでしょう。



■ 85%が障害児という現実。


「障害児」と言うと、手や足がなかったり、

脳の発育が遅れるなどをイメージしがちですが、

先天的な病気があるというのも、障害の一つです。


先日、コメント欄に「障害を持つ子供が80%

増えたというデータはあるが、これくらいなら

誤差の範囲だ」という、将来、政府が言いそうな

コメントをキリッとした顔で書き込んでくれた方が

いらっしゃいましたが・・・。


その誤差は見逃せない。


本来、0%を目指すべき分野で、減るならまだしも、

増えているんですから、80%は非常に大きい。

この理屈を例えるなら、こういうことになります。


信号のない交差点があって、信号のある

交差点より80%死亡事故が多くなっていた。

信号をつければ事故は減るかもしれないが、

80%なんて誤差の範囲だ。全国では1万人が

交通事故で死んでいる。数年に一度、ここで

人が死んでいるだけで、ちょっと多めなだけ。

赤信号で止めるのは不便だから、信号なんて

作る必要はない! よって、何もしないでいい!


しかし、こうやって言える人は事故に遭わなくても、

統計学的に、事故に遭うのは、子供や高齢者です。

弱者を守るために、行政は対策をするのです。

誤差だからいいと言えば、何も解決はしない。

改善できることを改善しないのは、おかしいのです。


ましてや、80%増えるという話ではなくて、

本当に5人に4人が障害児だったのです。

あらかじめ言いますが、ノンフィクションです。


ドキュメンタリー映画で、既に公開されたものが、

まもなく日本でも公開されることになっています。

健康に問題のない子供が、15%しか生まれない。

そんな村が本当に存在するのです。


映画『チェルノブイリハート 』。


日本では8月に公開されますが、有志の方々が

既に試写をしており、この映画が公開されれば、

もう少し皆さんの意識も変わると思うのです。


この映画の話自体、あまり語られていませんが、

ぜひ多くの方に見ていただきたいと思いますので、

ご紹介させていただきます。脅かすつもりはない。

でも、歴史が真実を語っています。