先日、世界保健機関(WHO)が、携帯電話から

出ている電磁波が脳腫瘍になるリスクが高めると

発表したそうなのですが、さっそく頭のおかしい

経済学者が吠え始めてしまいました。


「原発を止めろと言うのなら、

携帯の販売を今すぐ中止しろ!」


かねてから言っていることなんですけれども、

タバコやアルコール、今回の「携帯電話」には、

選択の余地があるという点で大きく異なります。


健康に気をつけたいなら、タバコを吸わなければ

いいわけですし、電磁波が気になると言うのなら

携帯電話を使わなければいいわけです。


「がんになるのに、お金を払う」という人が

タバコを吸っているのですし、電磁波があっても

便利な方が良いと言って、5万円も6万円もする

携帯電話を買う人が使っているわけです。


しかし、放射能は違います。

がんにならないようにタバコを吸わず、

電磁波を気にして携帯電話を使わない人も

がんのリスクを強制的に負わせるものなのです。

金を払ってまでリスクを選んでいるわけではない。


原発とは関係なく、単純に携帯電話が危険だと

感じている人が、携帯電話の危険性を訴えるのは

わかるのですが、「原発を危険と言うなら」という

枕詞をつけるのは、どう考えても間違えています。

ましてや、素人が言うならともかく、経済評論家が

ドヤ顔で言っている日本の現実・・・。


「絶対安全」という宗教がかった神話を信じ込み、

事故が起こった時のための保険に入ってなかった

日本は、これから海外の国々に死ぬほど賠償を

請求されるのですが、この点を完全に無視して、

さらに原発を進めて、経済活動をするようです。


頭がおかしいです。


「必要以上に騒いでいる」と言う人がいますが、

このままでは確実に健康被害が出てしまいます。

どうにか最小限に止めたいのですが、どうすれば

いいんでしょうか。僕には情報を発信することしか

できません。悩ましいです。



■ 福島が「レベル8」になる。


日本では、「チェルノブイリ」という言葉を出すと、

すぐに拒絶し、「あんなのと一緒にするな!」

言い出す人がいますが、海外では福島の事故は

非常に深刻視されていて、とうとうこんな議論に

なっているのです。


「レベル8」を創設するべきだ!


つまり、海外では「チェルノブイリと並べるのも

申し訳ないくらいの深刻な事故」という認識で、

小さな事故だと思っているのは、日本人だけ。

正直な情報を言わず、パニックにならないことが

この事故をより深刻なものにしているのです。



■ 最前線で働く人が大量被曝。


爆発が起こった時に、現場にいた作業員たちが、

大量の被曝を起こしていたことが発覚しました。


その多くは、ヨウ素による内部被曝だと思われ、

その数値は、なんと、570ミリシーベルトという

非常に高いもの。放射性ヨウ素による内部被曝は、

外部被曝の4.5倍と言われるので、実際のところ、

2565ミリシーベルト相当ということになります。


2シーベルトを超えた!


これは非常に恐ろしいことで、作業員の健康を

気遣わずにはいられませんが、東京電力やら

政府は、この高い過ぎる数値をごまかすために、

何と言ったのか。外部被曝の積算量も加えて、


「今後50年の間に浴びる被曝量が

650ミリシーベルトを超えました!」。


被曝したのは、この3ヶ月にも満たない間です。

たった3ヶ月の間に、厳密に言えば、もっと短い

期間のうちに、これだけの数値を被曝したのに、

それを50年で割りやがったのです!


どんだけ小さく見せたいのか知りませんけど、

今後、一切の被曝が起こらないと仮定した場合、

50年で割れば、1年あたり13ミリシーベルトで、

「年20ミリシーベルトまで安全」ということだから、

「この作業員は、特に危険性なし」という結論に

至っているのです。


これで大丈夫とか言っているヤツの

氏名・住所・顔写真を公開しろよ!


これがOKなら、「年20ミリシーベルトまで」

ルールも必要ないということになります。一気に

たくさん浴びたって、50年で割っちゃうんだったら、

「1年あたり」という概念すら無駄じゃないですか。


あの手この手で、一生懸命小さくしていますけど、

僕たちは絶対に惑わされてはいけないのです。



■ 静岡県知事は「人殺し」。


早稲田大学の教授時代、教え子の女子大生と

チョメチョメしたあげく、妊娠させ、堕胎させたと

噂されている川勝平太・静岡県知事が、静岡県で

生産された茶葉は、断固として検査させないと

表明し、規制値を上回るセシウムが入っていると

考えられていた静岡県産の茶葉を、そのまんま

流通させました。


茶葉は加工すると、セシウムの濃度が高くなり、

「荒茶」と呼ばれる段階では、通常の茶葉よりも

5倍くらい高くなると考えられており、そうだったら

基準値を上回ってしまうので、検査をしないと

いけないというのに、こんな表明をしたのです。


これが認められるなら、素直にセシウムの

検査に応じるのが馬鹿らしいということになり、

基準値を上回る野菜や魚が、どんどん出回り、

食品の安全を守ることができなくなります。


ただでも、「セシウムは500ベクレルまでなら

食べても大丈夫」という、1000人の男と寝た

ビッチビチの女よりもユルユルの基準でやって

いるんだから、それを上回ることが予想される

食べ物なんて、絶対に流通させてはなりません。

ダメ国家のユルユルの方策にも従わないなんて、

完全に頭がイカれてます!


静岡県のお茶農家の方々には申し訳ないが、

クソみたいな知事を選んだことに責任があると

思ってもらって、あえて言わせてもらいます。


静岡の茶は飲むな!


こういうことを言うと、敵を作るのだと思いますが、

人の命を軽く扱うヤツが、僕は許せないのです。

安全に自信のあるお茶農家は、独自で検査して、

その安全性を証明していくしかありません。



■ 千葉県柏市の失政。


僕は最近まで、長らく都内に住んでいたので、

柏市の市長が、どんな人か知りませんでしたが、

評判を聞くと、震災前から「何もできない人」

言われていたようです。


ただでも「何もできない」ところに、今回の震災。

「ホットスポット」という言葉では表現しきれなくて、

武田邦彦教授に、「ビッグホットスポット」とまで

言われているのに、何もできない体たらく!


放射能は、はっきり言って、柏市のせいではない。

だから、数値が高かったとしても、柏市に責任は

ないのですが、公表せず、被害をどんどん拡大。

「ネットの言うことは信じず、安心して下さい」

言うようになってしまいました。


こうやって嘘をついて、多くの市民の健康を

損なえば、そこに責任が生じるということを

自称・経営コンサルタントの無能な市長は、

理解すらしていないのでしょう。


数値を公表したら公表したで、「小学校の校庭の

土を掘り返してください」などと言われてしまい、

お金がかかるのかもしれませんが、子供の命が

かかっているんだから、やむを得ないでしょう。

市民からカンパしてもらっても、やるべきです。



■ ガイガーカウンター輸入申請中。


中国製のガイガーカウンターで良いのであれば、

秋葉原で4万円前後で買うことができるのですが、

僕はかねてから、高性能なガイガーカウンターを

入手したいと思っていました。


本当だったら、日本製のガイガーカウンターを

手に入れるのが一番良かったんですけれども、

皆さん、日本製のガイガーカウンターを買おうと

思ったら、いくらするのかご存知でしょうか?


まさかの16万円。


どんなに高くても5万円が妥当だと思う商品に、

よくもこんなボッタクリ価格をつけたもんです!

どれだけ個人で測ってほしくないんでしょうか?


もっと安くすれば、飛ぶように売れただろうし、

多少なりとも日本の経済に役立ったと思うのに、

こうなったら海外の商品を手に入れるしかない。



そこで、前回は16万円も払ってガンマ線しか

測れないのなら、アルファ線も測れると言われる

24万円のドイツ製ガイガーカウンターを買おうと

考えたのですが、実際には、中国製のパチモンの

疑惑があり、買うのを断念したのですが・・・。


チダイズム~毎日誰かを笑わせるブログ~-HRB02


「ロシア製MKS-151」。


チェルノブイリを経験しており、軍事大国にして、

放射能の研究が大好きな、おそロシア先生の

研究用ガイガーカウンターなら、信頼性抜群に

違いないということで・・・。


輸入申請中。


僕の貯金を全部、これに突っ込む勢いです。

皆さんにカンパしていただこうと思いましたけど、

どうにか自分で買うことができそうになったので、

読者の皆さんが財布を痛める心配はありません。

どうかご安心ください。


問題は、おそロシア先生から、いつ届くかという

ことになりますが、到着しましたら、とりあえずは

千葉県柏市のすべての小学校で計測いたします。


市長よりデキる男ですね、僕は。