こんな事故が起こり、原子力関連団体の連中が
何も役に立っていないことが明らかになったのに、
廃止にされた団体は一つもなく、いつまで経っても
原発の対応は遅いままなのに、こういうことだけは
何よりも早いというのは、どういうことなんでしょう?
とうとう6月中旬に、消費税を10%にする決定をし、
最低でも2015年まで(実際にはもっと早く)には、
それが施行されることになると思われます。
北欧のように、医療費が無料になるわけでもなく、
利権野郎が儲かるために、消費税が上げられる。
それでも国民は「原発がなければ電気がない」と
思っているし、税金に見合った政治をするどころか、
人を殺している政府にお金を出そうというんだから、
「勝手にしてくれ!」と思わずにはいられません。
さて、今日も原発関連のニュースをお伝えします。
■ 原発に台風対策は皆無。
税金対策(消費税値上げ)は急いでやるくせに、
これから台風の季節だということは、小学生でも
わかるというのに、台風に対する備えというものが
何もできていないことがわかりました。
1号機の付近では、毎時200シーベルトという
人が即死するレベルの放射線が出ていたことが
明らかになり、再臨界したと考えるべきでしょうが、
人が近づけないので、そもそも対策を打てない
非常に深刻な事態と言えるのかもしれません。
だとしたら、福島の人には、そう伝えるべきで、
逃げられる人は逃げるし、そうではない人でも
なるべく家の中にいることだってできるはずです。
まずは真実を伝えてほしいものだと思います。
■ 5号機の温度上昇も隠蔽。
冷温停止中だった5号機が、ポンプの故障で
水温が上がっていたことが明らかになりましたが、
それを聞かれるまでずっと黙ってやがりました。
政府も東京電力も、まだこんなことをしてる!
正直に話すつもりが、まったくないんです。
だいたい、そんなにポンプが壊れて危険な状態に
なるんだったら、定期的にチェックをするといった
作業員の行動マニュアルを作るべきだと思います。
なのに、何の改善もない。原子力安全ナンチャラの
アドバイス団体は、一体、何をしているのでしょう?
■ 国民の約75%は、安全論者。
このブログを読んでいる人は、いわばマイノリティ。
国民全体で見れば、「ごく少数派」ということです。
先日、「R25」が実施したアンケート調査によれば、
「放射能に恐怖を感じているか?」という質問に、
「感じている」と答えた人は、わずか25%でした。
また、「何か対策をしているか?」という質問には、
50%以上の人は、「何もしていない」と答えており、
「野菜の産地の確認」と答えたのは、わずか13%。
このままでは、健康被害は増えていく一方です。
■ 千葉県柏市は、世紀末シティ。
放射能のホットスポットとして有名な千葉県柏市。
ホットスポットと言われるだけあって、さまざまな人が
それぞれのガイガーカウンターで計測し、やっぱり
数値が非常に高いということを確認していますが、
千葉県柏市は、市長も含めて、全員バカなんです。
ゆえに、市民を守ろうって気が、全然ありません。
ちなみに、松戸市や市川市では、たくさんの市民の
声が寄せられたため、国や県の調査を待つことなく、
自分たちで調査するために動き出しています。
しかし、年間4ミリシーベルトという、ベタボウに高い
数値であることを確認しながら、柏市の公務員たち、
ならびに、市長は何を言っているのか。
「千葉県柏市の放射線量が高いなどという
根拠のないデマをネットで流し、社会の不安を
煽っている悪い人たちがいます。こういう人には
騙されないようにしてください。柏は安全!」。
普通は、「ホットスポットかもしれない」という話を
聞かされたら、不安を解消するために計測をして、
どれくらい安全なのかを確認し、安全なら安全で、
「計測したけど安全だから、心配いりません」と
言うものだろうと思うんですけどね。
「安全ったら安全なんだから、
検査、検査言うんじゃない!」
これが世紀末シティ・千葉県柏市の姿勢であり、
市政なのです。市が危険だと認識をしない限りは、
市民の安全なんて守れるわけがないのですから、
まずは正しい知識を、このDQNシティの人たちに
教えるところから始めなければなりません。
■ 経団連が原発を擁護する理由。
楽天の三木谷社長が脱退を示唆するくらい
原発を擁護してきた経団連。一体、どうして
そんなことが起こるのか。その理由が酷い!
現在の経団連会長は、住友化学の会長のジジィ。
住友化学は、セシウムの体内除去剤を販売する
「日本メジフィックス」という会社の親会社であり、
セシウムの被曝者が出れば出るほど儲かります。
つまり、この事故はビジネスチャンス!
製薬会社は、病人がたくさん出た方が儲かる
因果な商売ですが、「国難」と言える状況で、
「どんどん病気になればいい」という人が、
このような組織のトップに立ってはいけないと
僕は思います。
もちろん、事故が起こる前から会長だったので、
会長を変えるのは難しいのかもしれませんが、
人間の基本がなっていないのでしょう。
お金より人命が大切であるという極めてシンプル、
かつ、誰に教えられるわけでもない重要なことが、
ジジィになっても分からないなんて・・・。
■ チェルノブイリ被害者の数。
チェルノブイリ事故が起こったのは約25年前。
とっくに死んでしまった人もたくさんいますが、
今、どれだけの人が後遺症に悩まされているか、
皆さんはご存知でしょうか?
推定700万人。
この数字を、皆さんはどう見るでしょうか?
これだけたくさんの人が、25年経った今でも
現在進行形で悩まされているのに、日本の人は、
それでも危機感を持たないのです。
よくネットの情報は信じないという人がいますが、
それでも、この数字はテレビでも放送されたし、
本や新聞にも載っています。もうこの情報だけで
相当な危機感を持っても良さそうなものなのに、
「危険だ」という人に、今でも「社会の不安を
煽っている」と言う人たちがいるのです。
少しでも多くの方に気づいてほしい。
このままだと確実に病気になる人が増えるし、
手術代を払えない貧乏な人ほど早く死ぬのです。
日本がそんな社会で良いのでしょうか?