僕は、原発の事故が発生した当初から、

ブログの内容を切り替え、この事故がいかに

深刻であり、いかに東京電力や政府・官僚が

国民の命を軽く扱ってきたかを、わかりやすく

皆さんにお伝えしてまいりました。


しかし、どんなに危険であると訴えたところで、

多くの皆さんは、住んでいる所を離れられず、

結局、子供に大量被曝させている現状にあり、

このままでは数年後、健康被害を訴える人が

続出することは、もう目に見えています。


さて、今日までブロガーとして、原発に関する

情報をアグレッシブな表現で伝えてきましたが、

人間というのはアホな生き物で、今回が初めて

起こった事故なら仕方がないと思うんですけど、

チェルノブイリという教訓がありながら、今なお

多くの人が放射能に無知で、安全だという偽物の

事実を信じてしまっています。


「ギャーギャー騒ぐなら原発で働いてこい」。


懸命に危険を知らせている人に、この仕打ち。

「火事だから逃げろ」と知らせに行ってる人に、

騒いでる暇があったら消火してこいと言っている

わけですが、逃げなければ死ぬ人が出るんです。

東京も含めて、あなたの家はとっくに燃えている

わけですから、遅かれ早かれ、逃げないことには

命の危険に晒されるのです。


5年後に病気になる紫色の毒ガスが迫っていたら、

きっと多くの人が逃げ出していると思うんですが、

色もなければ、ニオイもない。全然実感がないので、

「大丈夫でしょ!」なんて言っているわけです。


しかし、現実はまったく違う。


プルトニウムは、重たいから飛ばないなんてことを

僕も信じましたが、実際には飛ばないなんてウソ。

遠い太平洋の向こう、アメリカまで飛んでいます。


この事実を知った時、また騙されたのかと、

美人局に引っかかった男のように情けない

気分になりました。


「飛ばない」などとホザていたクソ学者どもの

顔面を片っ端から殴りたい気分になりましたよ。

その中には、あの池上彰さんも含みます。


ウソを言いやがって!


アメリカまで飛んでいる猛毒のプルトニウムが、

東京に飛んでいないはずがないじゃないですか!

そして、東京のプルトニウムは誰も測っていない。


要するに、知らない間に全力で吸い込んでおり、

僕を含め、皆さんの寿命が残りわずかになった

可能性があるわけです。


東京電力に殺されてもいいの?


「こうなった以上は諦めよう」という人たちが

いらっしゃいますけど、これは自然災害ではない。

明らかな人災であり、東京電力と経済産業省が

無能すぎるせいで、我々は殺されようとしている。

政府もまた国民が死んでもいいというスタンス!


どうせ東京電力の幹部や天下り原子力団体の

クズどもは、ぬくぬくと裕福に生きますけど、

あなたはがんになり、苦しみ、時には血を吐き、

愛する人を残し、心配もかけたまま死ぬのです。


あなたが苦しんでいる頃、クソの役にも立たない

天下り原子力団体のヤツらは、新たな原発を作る

計画でも立てながら、料亭でうまいものを食って、

キャバクラで姉ちゃんの股間を触っているのです。


それでいいの?


東京電力も政府も、一緒になって情報を隠し、

国民を危険に晒しているのに、その証拠をいくつ

提示しても、まだ僕を信じていただけないなんて

悲しくてしょうがありません。


分析に2ヶ月もかかった脳味噌メルトダウンの

東京電力なんかより、よっぽど前から、こういう

悲惨な状況であることを、僕はブログを通じて、

皆さんに伝えてまいりました。メルトダウンなんて、

このブログの何ヶ月前の話をしているんですか!


ここで伝えることを諦めてはいけませんけれども、

このままでは確実に甚大な健康被害が出てしまう。


信じたくない現実ですが、東京も含めて高濃度の

放射性物質で汚染されており、本来なら東京都民も

避難の対象にならなければおかしいレベルです。


なのに、誰も逃げようとしないということは、

これからチェルノブイリ以上の健康被害が出る。


僕としては、どうにかして被害が出ない方法を

模索していきたいのですが、東京電力や政府の

無能な役人のように、起きてから場渡り的に考え、

あんまり役に立たない対策を遅れてやるのではなく、

未来に何が起こるかを予想して、十分に準備をして、

なるべく「想定内」で行動したいと思っています。


そこで!


この問題は、僕だけでは動かすことができません。

多くの知恵を拝借し、時には手を組み、たくさんの

現実を知らない皆さんに真実を伝えていくとともに、

救援する必要があります。なので、こういうものを

立ち上げようと考えております。


「原発被害者救援会議」。


これから少しずつ有識者の方々に声をかけます。

そして、あらゆる場所で対談を実現していきます。

どうすれば被害者を少しでも減らすことができるか。

被害を受けたとしても、どうすれば被害の程度を

少なく食い止めることができるか。


その対談や会議の模様は、インターネットなどの

メディアを通じて、すべてフルオープンにします。

考えている過程も、結論も、すべて公開します。

そして、皆さんと一緒に何をできるかを考えたい。


これから数年後、安全だと思っていた方々の

健康に問題が生じることは、ほぼ100%です。

僕たちがどんなに警告しても、聞かなかったのが

悪いんだから、放っておくこともできるんですけど、

やはり、そんな人でも助ける必要があるでしょう。


多くの方がヤバいことに気づいた時に、我々は

どう対処するべきなのか、そのプランと選択肢を

持っていたいと考えるわけです。このプロジェクトに

ご賛同いただける皆さん、ぜひ手を組みましょう!


まずは、活動内容などを記した「企画書」を

作成しまして、関係各所にお配りしようと

考えております。興味のある方は、ぜひとも

メッセージをください。将来は、医師や放射線の

専門家にも賛同いただき、国に提言できるくらい

しっかりとした組織にしていきたいと思います。


今の政治家はバカでも、未来の政治家たちは、

もうちょっとマシであることを信じてですけどね。