♪引っ越し! ♪引っ越し!

♪さっさと引っ越し! シバくぞ!


チダイズム~毎日復興を考えるブログ~-mim049


僕の中の騒音おばさんが、容赦なく布団を

叩いてくるので、段ボールに荷物をまとめて、

必死に作業をしている今日この頃です。


僕の家の中は、どれだけ宝の山だったのか

分かりませんが、家を掃除したら2万円ぐらい

出てきました。このお金は無かったものとして、

被災地の人のために使おうと思います。


さあ、今日は映画『ランウェイ☆ビート』の

レビューの最終回です。うっかり最後まで

読んでしまった場合には、赤十字さんあたりに

映画を見たつもりで、募金してほしいと思います。


前回は、文化祭でもないのに、思い出作りに

ファッションショーをやりたいと言い出しやがった

瀬戸ナンチャラに、みんなが「私もやりたい」

盛り上がってしまい、瀬戸ナンチャラが「みんな、

ついてこれるぅ?」と、調子こき始めてしまった

ところまで紹介しましたが・・・。



ここからのスケールが半端なくデカいので、

ビックリしちゃいます。まずは、たかだか高校の

思い出作りイベントのくせに、表参道を大行進!


チダイズム~毎日復興を考えるブログ~-mim052


大きな旗を振り回し、まるで代々木第一体育館で

イベントでもあるかのように、みんなでビラを撒き、

カリスマモデル・桐谷美玲ちゃんも参加しました。


ところが、どれだけ器が小さい会社でしょうか。

キモスカート野郎の高校生のデザインをパクった

大手アパレルメーカーが、桐谷美玲ちゃんが

思い出作りイベントに参加することに大激怒!


会場となる予定だったスタジオに圧力をかけ、

イベントを中止に追い込むと、クラスメイトたちは

ガッカリして、IMALUの家族が経営している

もんじゃ屋で、テンション下げまくり・・・。


しかし、そんなところに、「あれ? みんな、

どうしたの?」みたいなテンションで来るのが、

我らがスター、キモスカートの瀬戸ナンチャラ。


スタジオが使えず、中止になったというのに、

まったく平気な顔で、もんじゃ屋に現れると、

「俺たちのホームは学校なんだからさ、

学校でやればいいだけの話っしょ!」

ホザき出します。


じゃあ、なんでスタジオを

借りちゃったんでしょうか?


っていうか、しょせんは文化祭の延長線上の

「みんなの思い出作り」なんだから、わざわざ

スタジオを借りちゃう方が、おかしいと思います。

そんなもん、体育館でできるでしょうが!


すると、「そうだな、学校でやろうぜ!」なんて

盛り上がっているところに、カリスマファッション

ブランドの社長でお馴染みの瀬戸ナンチャラの

父親が登場し、まさかの一言をホザきます!


「ここは商店街の皆さんに協力を

お願いして、商店街を貸し切ろう!

お金はなくても、商店街の協力で

夢を叶えようじゃありませんか!」


テメエが一番金持ちなんだから、テメエが

息子のために金を出せばいいと思うんですが、

商店街にお金を負担させて、とうとう実現する

瀬戸ナンチャラpresentsのファッションショー。


香里奈の彼氏としてフライデーされたことで

お馴染みの田中圭、「引きこもりのワンダ」が、

ここぞとばかりに、「そのランウェイの図面、

俺に書かせてくれ!(キリッ」と発言すると、

あろうことか、桐谷美玲ちゃんが「さすがは

私の彼氏になる人よね!」みたいな感じで、

微笑んじゃったりします。


くっそ! 田中圭、くっそ!


もし僕がその場にいたら、引きこもり野郎の

犬田君に負けず、「そのランウェイのレビュー、

俺に書かせてくれ!(キリッ」と言いましたけど、

実際に書いたら、9割は犬田の悪口でしょうね。


桐谷美玲ちゃんは、むしろ僕と

付き合うべきだと思うから!


そんな瀬戸ナンチャラのファッションショー、

瀬戸ナンチャラの名前が、「美糸」と書いて

「ビート」というDQNネームのため、このビッグ

プロジェクトの名前が、こう名付けられました。


『ランウェイ☆ビート』。


「やかましいわ!」とツッコみたくなりますが、

いざ本番に向けて、準備に動くクラスメイトと

商店街の皆さん。ただの高校生の思い出作りの

イベントなんだから、そこまで手を貸さなくたって

いいんじゃないかと思うんですが、話はどこまでも

壮大になっていき、とうとう本番当日を迎えます。


すると、ここでタイミングを計ったかのように、

瀬戸ナンチャラの彼女、白血病のキララちゃんの

様態が悪化し、緊急手術を受けることになります。


奇しくも、親父が母親の緊急手術に立ち会えずに

終わった、あの時と同じ状況になったわけですが、

「親父の気持ちが分かったぜ!」なんて言って、

思い出作りのランウェイに向かう瀬戸ナンチャラ。


親父は仕事だっただろうけど、テメエは高校の

思い出作りなんだから、思う存分、キララちゃんの

手術に立ち会えばいいじゃないかと思うんですが、

キリッとした顔で、高校に向かうと、校舎の屋上に

桜庭ななみちゃんなど5人で集まり・・・。


「今日のランウェイ、よろしく!」


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スイーツ(笑)。


5人でピースして星を作るとか、痛くて痛くて

僕はもう見ていられないんですが、しまいには、

瀬戸ナンチャラが完全に調子をぶっこき、突然、

何を言い出すかと思ったら、キリッとした顔で・・・、


「今なら俺、世界だって

変えられる気がする!」。


たかだか高校の思い出作りで、何を勘違いして

いるんでしょうか。そして、いよいよ迎えた本番!


さっそくショーがスタートするんですけれども、

センターのDJブースでIMALUがレコードを回し、

キュッキュ言わせた後、「ヒア・ウィ・ゴー!」

タイミングで・・・。


ドォーーン!!!!!


ステージにセットされた花火が上がると同時に、

学校が校舎ごとピカピカする壮大すぎるスケール!

しかも、最初にカリスマモデルの桐谷美玲ちゃんが

出てきたんですが、こんなですよ!


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メイクも含めて、

本格的すぎるわ!


いくら商店街がお金を出し合ったって、ステージに

一体、どれだけのお金がかかっているのでしょう?


衣装も含めて1000万円は

軽く超えちゃったでしょうね。


しかも、ファッションショーは大成功したあげく、

あまりにデザインが天才すぎて、客席の方から

「ビート!ビート!ビート!ビート!」なんて

聴こえてきちゃったりするんですが、アンコールに

お応えするかのように、ランウェイを歩くことにした

瀬戸ナンチャラと仲間の4人。


もちろん、そうこうしている間にキララちゃんの

緊急手術も大成功。5人で「せーの!」なんて

ジャンプをすると、最後はまたまたステージから

花火が上がり、キラキラした銀色のテープが

飛び出す始末!


素敵な思い出の1ページを刻んだところで、

桜庭ななみちゃんが、「本当はみんなで

卒業するつもりだったけど、バラバラに

なりました。それでも全員、元気です的な

ナレーションがあり、映画『ランウェイ☆ビート』は、

終了しました。


この映画の最大の見どころは、文章では

伝わらないのですが、高校の思い出作りの

ファッションショーのはずなのに、東京ガールズ

コレクションより壮大な演出でファッションショーが

行われていることです。これだけでも面白いので、

1000円くらいは払う価値がありそうですよ。



さあ、いかがだったでしょうか?

映画『ランウェイ☆ビート』のレビュー。


もし映画館に観に行くことがないというのなら、

ぜひアグネス・チャン以外の募金箱に、お金を

入れていただくと、少しは日本が元気になります。

個人的には、映画を見ていただきたいですけどね。

さて、明日は、都落ちの様子を生中継いたします。