先日、モテない無職でニートのアキバ系の友人、
とおる氏と、秋葉原のヨドバシカメラの前を歩いて
いた時のこと。
ヨドバシカメラの柱に、向井理のポスターが
貼ってあったんですが、それを見たとおる氏が、
突然、「俺、1回だけ向井理に似ていると
言われたことがある!」と言い出したんです。
いよいよ精神病院に行くことをオススメせずには
いられなかったんですが、とおる氏の血迷った
発言は、さらに続き・・・。
「あと、小池徹平に似ていると言われたことも
あるんだよね! ねぇ、ちだいさん、どう思う?」。
あまりに分かりきった質問をしてきやがるので、
いい加減頭に来て、キッパリと言ってやりました。
「大丈夫だ、安心しろ。
全然似てねぇから!」
ちなみに、とおる氏は何に似ているかと言うと、
林業のオッサンも見放すような荒れ果てた森に
生えている、押すと煙を吐くように胞子を出す
汚ったねぇキノコに似ています。
どうも、こんにちは。それを言うなら、一度だけ
「髪型がブルース・リーに似てる」と言われた
ことがある男、ちだいです。
さあ、今日も元気に、「左目探偵EYE」第1話の
レビューをお届けします。昨日は、お兄ちゃんが
ご紹介しましたけれども・・・。
「見えた情報が少なすぎて、どんな事件が
起こっているのか全然わからない」と言い出した
中二病の愛之介くん。すると、そんな愛之介くんの
ケータイ電話に、突然、お兄ちゃんから電話が
かかってきました。
「ハッハッハッ! 弟のオマエには教えてやるが、
俺は3ヶ月ぶりに犯罪をスタートさせてるぜ?」
「やめろ! やめるんだ、兄ちゃん!
くっそぉ・・・。こうなったら俺が止めてやる!
俺が絶対に、兄ちゃんの犯罪を止めてやる!」
何でしょうか、この会話!
いかりや長介と仲本工事のバカ兄弟ですら、
きっと、こんなアホな会話は、しないことでしょう。
だいたい、ケータイの画面には、電話が鳴った時に
「夢人」(兄の名前)と表示されていましたからね。
兄貴の番号、知っとんのやろ?
だったら、何度も兄貴に電話して
計画を聞き出してこいや!
それに、「お兄ちゃんがキ●ガイなんです!」と
警察に言い出せばいいのに、警察には通報もせず。
キリッとした顔で、自分のチカラだけで、兄の犯罪を
食い止めることを決意しました。
うずく左目を押さえながら!
重度の「中二病」。
すると、愛之介くん、さっそく左目で見た断片的な
映像に、冒頭に登場した、マイちゃんという女の子が
映っていたことを思い出しました。
「ハッ! マイちゃんが危ない!」
一番アブないのは、何より自分だということに
気づくべきなんですけれども、マイちゃんが住む
アパートの前をウロウロしていると、マイちゃんの
お母さんに、「どちら様?」と言われました。
「あの・・・、怪しいものではないんですけど、
僕、この近くに住んでいる如月中学3年の
田中愛之介と言います。最近、何か変わった
ことはありませんか、マイちゃんのまわりで?」
200%怪しいわ!
誰に頼まれたわけでもなく、自主的に、近所に住む
小学生の女の子の身辺調査をやってるんですから、
これには、さすがのお母さんも怪訝そうな顔をして・・・。
「マイには近づかないでください!
変なことしたら、警察呼びますよ?」
お母さん、ナイス当たり前の行動です。
しかし、翌日も愛之介くんは、新聞配達がてら、
マイちゃんが住むアパートの前を見に行く始末!
「クソッ! 情報が少なすぎて分からない。
もう一度来てくれよ、俺の左目ッ!!」
そんなことを、つぶやいていましたけどね。
やがて、友達にいない愛之介くんは、お昼休みに
学校の屋上でアンパンを食べていたんですけど、
屋上のフェンスに真っ白な鳩が飛んできた瞬間、
左目を押さえながら・・・。
「来たっ!!」
どうやら左目がうずき始めました。
ここで強い衝撃を与えられたら、映像が見える!
すると、そんな愛之介くんを、こっそり尾行していた
保健の先生、瞳ちゃん(石原さとみ)がやって来て、
「来たの?」なんて言いながら、愛之介くんを
全力でぶん殴ります。
実は、保健の先生の瞳ちゃんは、借金してまで
洋服を買っちゃうような、超絶クソ女。限度額を
超えても、洋服をリボ払いで買っちゃう女のため、
借金額が100万円近くに膨れ上がっているのです。
この借金を返済するには、愛之介くんをぶん殴り、
映像を見てもらい、事件を解決に導いたあげく、
警察から多額の謝礼金をもらうしか方法がない!
なので、瞳ちゃんは、愛之介くんをいつでも
殴る気マンマンで尾行していたのです!
人としては、カスもいいところ。
新聞配達をするぐらいド貧乏な中学生を殴って、
その謝礼金で、自分の服や靴を買った借金を
返済しようって魂胆ですからね。
「エロい店で働いてこいや!」
僕の心の悪魔が、とんでもない一言を囁き、
たった今、全国の女子をドン引かせましたが、
瞳ちゃん(石原さとみ)に、ぶん殴られた中二病の
愛之介くんは、またまた左目で映像を見ます。
■鳩がいっぱい。
■マイちゃんっていう小学生の女子。
■「連続誘拐→Mは死ぬ?」という文字。
おいおい、文字で見えるって!
しかも、肝心の死ぬ人の部分は
イニシャルしかわからないって!
ご都合主義も程々にしろよ、バカヤロー!
しかも、「Mは死ぬ?」って、東スポみたいに
最後にハテナをつけたら、何でもアリだろうが!
すると、事件は本格的に動き始めます。
公園で遊んでいたマイちゃんが誘拐され、
お母さんには身代金を要求する電話が!
「娘さんは誘拐した。返してほしかったら、
現金400万円を用意しろ。そうでなければ、
娘さんの命はない!」
困惑するマイちゃんのお母さん。
すぐさま警察を呼び出し、犯人の指示に従って、
犯人から送り付けられた鳩にお金を巻き付けて、
空に放つことになるのですが・・・。
鳩に小型GPSを取り付けるわけでもなく、
目視で鳩を追いかける作戦に出た刑事たち。
しかし、公園の森に差し掛かったところで、
ロート製薬のように大量の鳩が出てくると、
どれがお金を巻き付けた鳩かが分からなくなり、
捜査を断念する始末!
これには、「卑劣な誘拐犯は、許さん!」と
ドヤ顔を見せていた、捜査本部の敏腕刑事、
佐野史郎も、「クソッ!」と悔しがっていました。
オマエがアホなんだけどな!
その頃、愛之介くんはと言うと、左目で見えた
マイちゃんの映像と、「連続誘拐」という文字を
つなげて考えれば、事件は未然に防げたのに、
どうして気づかなかったんだ、と激しく後悔。
壁に頭をガンガンぶつけ、
「見えろ、見えろ、左目!」と
泣きながら悔しがりました。
きっと、このシーンで、Hey! Say! JUMPが
大好きなスイーツ(笑)な中学生の女子たちは
一緒に号泣しちゃうんでしょうけど、僕は大爆笑!
ただのイカれた中二病にしか見えませんからね!
しかし、ここで保健の先生である瞳ちゃんが、
「やめなさい!」と言いながら、愛之介くんを
後ろから抱きしめ、慰め始めました!
こ・・・、これが目的か、クソ野郎!
石原さとみちゃんに抱きしめられるんだったら、
そりゃ僕だって、何度も壁に頭をぶつけますよ!
ガン!ガン!ガン!ガン!
「見えろ、見えろ、左目ッ!」
・・・あれ? すっごくキレイなお花畑が見える。
な~んか気持ちいいや・・・。おっ、川の向こうに
死んだはずのおばあちゃん。「こっち、こっち」と
僕に向かって手を招いてい・・・・・・・
見てはいけない映像を
見てしまった気がする!
石原さとみちゃんに抱きしめられるでもなく、
死んだはずのばあちゃんと久しぶりの再会という
「石原ではなく、江原的な映像」を見ちゃった
僕ですが、僕が頭から出血している頃、事件は
どんどんとショボい方向に進んでおり・・・。
第1話から衝撃の結末へ!
しかし、この続きは、また明日!
皆さんが壁に頭をぶつけても、たいていの人は
映像なんて見えませんので、良い子のみんなは
マネしないように気を付けてくださいね。