去年は、福山雅治さん主演の大河ドラマの影響で、
坂本龍馬が大ブームになりましたが、何と言っても
今年の注目は、上野樹里さん主演の「江」です。
おそらく、日頃から大河ドラマなんか見ちゃうのは、
日曜は笑点、月曜は水戸黄門を欠かさずに見ちゃう
ジジィやババァ世代じゃないかと思うので、たぶん、
このブログの読者の方に、「江」なんて言っても、
まったく興味がないと思うんですけれども・・・。
「江」について何も知らないっていうのも、
今年のブームに乗れていない気がしてしまうので、
今日は、大河ドラマを見なくてもわかる「江」を
簡単に解説したいと思います。
■母ちゃんは、織田信長の姪で超絶美人。
上野樹里さん演じる「江」の母ちゃん・お市の方は、
織田信長の姪っ子というスーパーセレブでありつつ、
ルックス偏差値７５クラスのスーパー超絶美人。
現代で例えて言うならば、宮崎あおいちゃんとでも
言えばいいでしょうか。
♪ヒマラヤほど～の～
♪消しゴムひと～つ～
あんなＣＭを見せられたら、旦那さんがいても
「そんなの関係ない！ 俺は、あおいのことが
好きなんだ！」と言わずにはいられませんが、
実際、宮崎あおいちゃんクラスに超絶かわいい
既婚者だったお市の方に、「そんなの関係ない！
俺はお市の方が好きなんだ！」と言ってしまった
顔面ブサイクでお馴染みの戦国武将がいました。
豊臣秀吉。
戦国武将はキリッとした顔で描かれるのが一般的。
なのに、豊臣秀吉は、どの資料を見ても、こんな顔。
そうです。豊臣秀吉は、現在の芸能人で例えるなら、
ホンコンさんばりのブサイクさを誇っていたのです。
なにしろ、リアルニックネームが、「ハゲねずみ」。
どんだけブサイクだったら、こんなに酷いあだ名で
呼ばれるようになるんだろうと思います。
そのため、熱烈なラブコールを送っていた豊臣秀吉に、
宮崎あおいちゃんクラスのかわいさ・お市の方は、
何って言っていたかと言うと・・・。
ねぇ、ちょっと聞いて？ 秀吉、超キモいんだけど！
このまえ私の下駄箱に小さな箱が置いてあって、
その箱に何って書いてあったと思う？
「あなたを好きな伊達直人」
超キモくな～い？ 絶対に秀吉じゃ～ん！
こんなことするの、秀吉ぐらいしかいないし！
どうせだったら、伊達は伊達でも正宗先輩から
欲しいっつーの！ しかも、中身も超センスなくて、
秀吉ん家の家紋のネックレスだかんね！
だいたいさぁ、アイツ、もともと農民の息子じゃん？
身分低すぎ！ 私、身分低い武将って大っ嫌い！
まぁ、何よりブサイクな時点で終わってるけどね。
お市の方が、ブサイクで身分が低い秀吉のことを
気持ち悪がっており、大嫌いだったのは本当です。
ちなみに、豊臣秀吉は後日、お市の方の旦那に
戦を仕掛け、旦那を殺して、お市の方を奪おうと
するのですが、お市の方は、秀吉の妻になるなら
旦那と一緒に死んだ方がマシということで、結果、
戦に負けた旦那と一緒に切腹してしまいました。
豊臣秀吉は、好きな人まで殺すような形となり、
自らの行動で傷心した末、お市の方の面影を残す
長女・茶々を妻にしました。そんな茶々は、今回の
大河ドラマでは、宮沢りえさんが演じておられます。
宇多田ヒカルの元夫が監督をした「ＧＯＥＭＯＮ」は、
広末・キャンドル・涼子先生が、茶々でしたけどね。
■ 江（ごう）は、バツ２の末に秀忠と結婚。
絶世の美女だった母ちゃんの三姉妹として生まれ、
長女の茶々は豊臣秀吉と結婚し、次女の初（はつ）は
従兄弟のショボい武将と結婚しました。
初の結婚相手は、あまりにショボい武将だったため、
その細々と輝く様から「蛍将軍」と呼ばれるほど。
しかし、初は三姉妹の中で唯一、恋愛結婚できた
人物でもあります。
従兄弟と恋愛結婚。
悲しいことに、僕の従姉妹は一人残らず全員
ブサイクなので、幼い頃から従姉妹に「好きだ」とか
「かわいい」という感情を抱いた経験が一度もなく、
もし友達なんかに「従姉妹が好き」とか言っちゃう
男がいたとしたら、確実に「気持ち悪い」と思って
しまうと思うんですけどね。
「妹が好き」と言われるよりはマシですけど、
「従姉妹が好き」も、だいぶアブノーマルですし、
僕の価値観では、女子大生のブラジャーを盗みに
入った家で、興奮抑えきれず、その場で着用して
いる間に家族に見つかり、逮捕されちゃう男と
同じぐらいのヘンタイ加減だと思います。
日本が世界に誇れる「Hentai立国」になったのは、
もしかすると、文化ではなく、「血」ではないかと
思ってしまう今日この頃。
ちなみに、国民の頂点に立っている菅首相もまた、
従姉妹のババァと結婚しておられます。
この国、もうイヤ！
話は、江（ごう）に戻しまして、肝心の主人公、
江（ごう）が、どんな結婚をしたのかと言えば、
３度にわたって政略結婚するという、波乱万丈の
人生を過ごしておられました。
現代に例えると、ＡＫＢ４８のメンバーが５６歳の
ジジィ演出家と「マクラ対戦」するようなもの・・・。
今も昔も、「生き残るには枕が大事」なようです。
そして、初婚は夫が戦死、２度目は夫が浮気、
３度目の結婚で、２代徳川将軍の秀忠と結婚し、
ようやく女の幸せを掴むことができたのでした。
バツ２だって、幸せになれる！
全国の離婚経験のある女性の皆さんは、
ぜひとも「江」に勇気づけられてほしいと
思うわけなんですけれども・・・。
「江 ～姫たちの戦国～」については、まだまだ
たくさんの豆知識がありますので、この続きは、
また明日、お届けしたいと思います。