宮崎あおいを、カワイイと思いますか？
もし、この質問に「ノー」と答えたとするならば、
アナタは、つぶらな瞳の子犬を容赦なく蹴れるか、
もしくは、ドブスです。
僕は一度、「宮崎あおいなんて、カワイイのは
雰囲気だけで、そんなに言うほどカワイイわけ
じゃなくな～い？」と言っていたドブスに、本気の
チョークスリーパーを掛けかけたことがあります。
宮崎あおいは、天使そのもの！
この意見に反対する者は、今すぐ眼科に行くか、
ヨンピョン島の最前線で、北朝鮮の国旗の１枚も
燃やして顔面に砲弾でも喰らえばいいでしょう。
異論は認めません！
先日、渋谷の奥にある「三宿」というセレブ街に、
宮崎あおい似の、ルックス偏差値７５を記録する
超絶カワイイ女のコが、タイ古式マッサージを
してくれるお店があるという情報を聞いたんです。
タイ古式マッサージとは、ストレッチを中心とした
マッサージのことで、足を持って体を伸ばしたり、
腕を持って腰をほぐしたり、他のマッサージとは
ちょっと違い、マッサージ師との密着度が高い
マッサージのこと。
ちなみに、僕は一度だけ、兄者とタイに行った時、
本場のタイ古式マッサージを受けたんですけど、
その時は、全力でババァでした。
しかし、今回は宮崎あおい似、ルックス偏差値７５。
僕の中では、「行く」以外の選択肢がありません！
「腰とか肩とか、痛い所はありませんか？」
問診表を胸に抱えた、ロハスな衣装を着ている
宮崎あおいちゃんに、こんな質問をされたら・・・。
「なんだか胸が締め付けられるように痛いんです。
ここに来るまで何でもなかったのに、ここに来たら、
いや、あおいちゃんに逢ったら、どうしてだろう、
急に胸が痛くなっちゃったんです！」
すると、顔を赤らめた宮崎あおいちゃん。
「それは・・・、ちだいさんだけじゃないですよ。
私も今、こうやって質問しながら、胸が痛い！」
どうしましょう。こんな会話の後のマッサージ。
絶対に良からぬことが起こってしまいそうですね。
「ちだいさん、唇は凝ってませんか？」
「えっ？ 唇ですか？ 特に意識したことは。」
「じゃあ、これはタイに伝わる、特別な・・・。」
チュッ♪
えぇ、えぇ、えぇ。３２歳独身。朝のデニーズで、
ベーコンエッグ朝食を食べながら、書いた言葉が
まさかの「チュッ♪」ですよ。
「チュッ♪・・・じゃねぇよ！」
この光景をお母さんが見たら、きっと泣きますね！
そのうち、ニュースでやっている「両親同士が
子供の結婚相手を探すお見合い」みたいな
ヤツに出かけることでしょう。
「うちの息子ったら、紹介したい彼女がいるって
言うから、どんな子が連れて来るのかと思ったら、
変なゲーム機を見せてくるのよ！」
全米号泣！
えぇ、そうならないための第一歩が、このたびの
マッサージ体験であると思っていただきたい！
もしかしたら、宮崎あおいちゃん似の女のコと
くんずほぐれつのマッサージをしている間に、
二人の間に恋心が芽生えるかもしれない！
奇跡を信じるんだ！
そのお店は、たくさんのモデルさんや芸能人が
来店するため、残念ながら、お店の名前などは
公開できないんですけれども、店内は、こんな感じ。
ここは、マッサージを受ける場所ではなく、
その前にウェルカムドリンクをいただくロビー。
さすがは芸能人御用達なだけありますよ！
ウェルカムドリンクを飲んでいる時に、僕のような
ゲス野郎に、「あっ！ モデルさんがお茶を
飲んでる！」などとガン見される心配がない、
クローズ・ザ・カーテン！
ウェルカムの瞬間からプライベートが
守られるだなんて、人生で初めてです！
僕が普段行っているマッサージ屋さんなんて、
メイドさんに背中を押され、「はぬーん！」とか
言っている醜態を、通りすがりのお客さんたちに
見られ放題ですからね。お茶を飲む姿すら見せない。
こいつは、ちょいとしたカルチャーショックです！
もちろん、場所もセレブで、芸能人御用達。
それゆえ、けっして安いお店ではございません。
しかし、宮崎あおいちゃんにマッサージされる。
それなら、少しぐらい高くたって払っちゃうでしょう！
朝は新聞配達、夜は道路工事をしてでも通います！
すると、僕にもさっそくウェルカムドリンクを出され、
宮崎あおいちゃんには、まったく似てない別の女が
僕にアンケート用紙をくれました。
そこには、「立ち仕事ですか？」みたいな質問や
「マッサージには、どれぐらいの頻度で行く？」、
「好きな食べ物は？」みたいな質問がありました。
立ち仕事かと聞かれれば、僕は完全な座り仕事。
しかし、ティンティンは常に立っています（ｷﾘｯ。
マッサージには、割と通っている方だと思います。
秋葉原の萌えなお姉さんのマッサージ屋さんにね！
好きな食べ物は、パイナップルです。
しかし、それ以上にカワイイ女のコが大好物です！
これも「チダイズム」を書く副作用でしょうか。
アンケート用紙を渡されてしまうと、条件反射的に
大喜利だと思ってしまうため、そんな小さいボケを
いちいち挟んで提出してしまったんですが・・・。
「私がお客様の担当です。
よろしくお願いしま～す！」
そう言って現れたのは、このお店にいる約２０人の
従業員のうち、たった１人しかいないという話の・・・、
お兄さんでした。
えぇ、そうです。好きな食べ物がカワイイ女のコで、
秋葉原の萌え萌えするお店に足しげく通っては、
常にティンティンを立てている男。お店の立場で、
冷静になって考えてみてください。
超危険人物。
こんなヤツに、宮崎あおい似のカワイイ女のコを
送りこんだ日には、片乳の一つも揉まれてしまい、
今日限りで、退社されてしまうかもしれません！
オマエだけには、断固として、
カワイイ女のコは担当させん！
いくらテンションが上がっていたとはいえ、なぜ僕は、
アンケート用紙に、あんなことを書いてしまったのか。
お兄さんが出てきて、初めて激しく後悔しました！
一応、念のために、「このお店には、チェンジという
システムはないんですか？」と聞いてみましたが、
案の定、そんなシステムが存在するはずもなく・・・。
大誤算！
わざわざ交通費を出して、完全にアウェイな
三宿なんて場所に行き、わざわざ高いお金を
払ってまで、男にマッサージされるなんて！
わざわざ高級なフランス料理を食べに行ったら、
高いお金は払わされたものの、今日はシェフが
休みだからと、ババァが出てきて、臭っせぇ
漬け物を食わされるようなものです！
あのアンケート用紙がある限り、僕のもとには、
男のマッサージ師の人しか来ないんでしょうね。
２年以上セクロスレスに悩んでいる主婦だったら
嬉しいかもしれませんけど、僕はノーサンキュー！
今は、自分のしたことを後悔してなりません。
男はイヤだ！ ブスでもいいから、女がいい！
こうなったら、今度は、男の人が休みの日を
確認して、必ずや、あおいちゃんマッサージを
受けてやります！
チュッ♪
「チュッ♪・・・じゃねぇよ！」
このブログがお店の人に見つかった日には、
ますます男を送り込まれるばかりか、お店から
「出禁」を喰らっちゃうんでしょうね。アーメン！