詳しくは、いずれ話そうと思うんですが、実は今、

ちょいと理由がありまして、名古屋にいるんです。


終電ギリギリの時間帯に、やっとの思いで名古屋に

着いたまではよかったものの、ホテルを予約していた

わけではないので、飛び込みで泊まれるホテルを

探して歩いたわけなんですが・・・。


名古屋ってのは、東京以上に人の優しさを感じられず、

あるホテルでは、「まったく予約とかしてないんですが、

泊まれたりとかしますか?」と、めっちゃ下から交渉を

始めたにもかかわらず、こんな感じで言われました。


「はぁ? アンタ、何言っちゃってんの?

常識で考えなよ! こんな夜遅くにいきなり来て、

予約も無しに泊まれるわけないじゃん! バーカ!」


もう、こうなったら野宿するしかないんじゃないだろうか。

もしくは、マンガ喫茶、または、個室DVD観賞あたりを

探すしかないんじゃなかろうか。・・・諦めかけたその時!


1軒のホテルが、シングル6000円で泊めてくれると

言ってくれました。おぉ、ありがたや! ありがたや!


ホテルに6000円も払うなら、「青春18きっぷ」で

帰るなどとケチ臭いこと言わずに、少し高くたって

新幹線で帰ればよかったんじゃないかという説も

あるんですけれども、このホテルで、僕はとんでもない

ミラクルに遭遇することになったのでした。


僕がチェックインしている時、僕の後から、それはそれは

とってもカワイイ女のコがチェックインしたんですけれども、

たまたまなのか、僕の隣の部屋に入っていったんですね。


こんなカワイイ女のコと隣なのか!


もちろん、壁を隔てていますから、隣同士と言っても

顔を合わせることはないんですが、なんと、このホテル、

とっても壁が薄いんです。・・・そして!


突然、隣のお部屋で

アンアン言い出した!


どんなご褒美をくれたんでしょうか、神様!

僕の部屋はシングルですが、隣の部屋もシングルなら、

それでアンアン言っちゃってるシチュエーションって!


「ガチャッ! お姉さん、必要ならいつでも

わたくしめが、お相手いたしますぞ!」


こういうふうにできないものでしょうか。

うぉー! どうなってんだ、隣の部屋は!


とりあえず、喉が渇いたので、自動販売機がないかと

廊下に出てみたんですが、自分の部屋より廊下の方が

よく聴こえたので、しばらく廊下で妄想に浸ってみようかと

思っております。本当に本当にありがとうございました。