※2007年2月11日に、「いしともブログ」で

お送りしたネタを、再編集してお送りいたします。



さあ、どんどんとまいりたいと思います。

初ソウルのカルチャーショック。第10章に突入です。



【2月3日(日)15:00 @明洞】


韓国のメイドカフェが半年と持たずに潰れてしまった

現場を目撃し、一気に目標を失ってしまった僕。


ここまでを軽く振り返って、地下鉄でぼったくられるわ、

カジノで負けるわ、宗教勧誘の人に声をかけられるわ、

コンビニの「ハングルーレット」で最悪な具を引き当てるわ、

楽しみにしていたメイドカフェは潰れてるわって、

伝わりにくい、地味な悲劇ばっかり。


わざわざ韓国に来なくても、こんな小さな体験だったら、

日本でもできそうな気がします。そろそろ韓国ならではの、

壮大なスケールでお送りするエピソードの一つも

欲しい頃じゃないですか。


こうなったら、何か一つ大きな冒険をしてみるしかない。

ということで、僕がやってみたこと。


とりあえず、日本語が通じそうにないお店で、

韓国料理を食べてみる!


小さすぎるわっ!


ツッコミ、どうもありがとうございます。

もうお分かりいただけたと思います、僕のチキンぶり。

ある人から言わせれば、日本語が通じないお店で

韓国料理を食べるなんて、超普通のことかもしれません。


だけど、僕にとっては、たかだか日本語が通じそうにない

お店に入ることが、「ロード・オブ・ザ・リング」にも匹敵する

壮大なスケールでお届けする大冒険なわけ。


そのハートのスモールぶりには、このほど0.03ミリという

厚さを実現した、コンドームメーカーもビックリなんです。

ハート薄すぎ!


しかも!


「絶対に日本語が通じなそうにないお店で食べる!」って

言っておきながら、結局、入ったお店は、これまでにたくさんの

日本人観光客がやってきました的な、スナップ写真が

表にいっぱい貼ってあるお店、その名も・・・。


『大島』。


えぇ、冒険するって意気込んでおいて、結局、「大島」ですよ。

チキン特有の自然発生的防衛本能で、「大島」が、ギリ限界!


こんなの、どう考えても、日本語通じるに決まってます。

日本の韓国料理店が、ただ韓国にあるってだけみたいな

感覚ですよね。でも、言い訳をさせてもらえれば、

あの「ハングルーレット」で食べた謎の具のおにぎり以来、

マジでトラウマだったんですよ、韓国料理が。

それに加えて、日本語が通じないなんて、僕には無理です。


お店のドアを開け、一応、「アンニョンハセヨ」と言ってみる。

すると、店員さんの鋭い眼差し! まるで日本兵でも見るような!


ん?


すると、店員さんの第一声。


完全に韓国語。


おいっ! 「大島」のくせに、日本語通じないのかよ!

看板にある、「たくさんの日本人が来てますよ」的な

スナップ写真は、単なるオブジェなのかよ!


仕方がない。「地球の歩き方」を参考に、

レッツ・スピーク・ハングルマル!


いやぁ、自分で言っちゃいますけど、僕、

昔から「やればできる子」なんですよ。


見事に「ユッケビビンパ」を注文してみたんですけど、

めっちゃうまい! コンビニのおにぎりなんて食べてるヒマが

あったら、どうして最初から韓国料理店に入らなかったのか。

今さらながら後悔するほど、めっちゃうまかったですよ。


しかもね、基本的にキムチが嫌いな僕ですら、意外と食える!

海苔ですらキムチ漬けになっていて、「こんなん食えるか!」と

思ったんだけど、これもまた、メッチャうまい!


チダイズム~毎日誰かを笑わせるブログ~-シェイピ66


しかも、ユッケビビンパなんて、1000円ぐらいなのに、

ワカメスープに、小皿に盛られたキムチ6種がサービスですよ。

マジで感動だわ。うまいのに安いって、韓国好きだわ!


皆さんも、初めて韓国に行った際には、ビビらずに

韓国料理店に入ってみる。こいつぁ、オススメですよ。