先日、あるメイドカフェに行った時のこと。

目のまわりが、思いっきり腫れちゃっている

女のコがいたんです。ただし、殴られたというより、

「今日から二重デビューしました」的な感じで。


僕も詳しくは分からないんですが、二重になる

手術をすると、2~3日は目のまわりが腫れるので、

腫れが引くまでの間、しばらく外出を控えるのが

一般的らしいんですけれども・・・。


プチ整形ではなく、ガッツリと二重になる手術を

受けてしまい、しかも、その帰りに出勤するという

無茶にも程があるセレクトをしたと思われる彼女。


「ちょっ! 目のまわり、大丈夫!?」


そう質問したら、その女のコ、絶対に整形したとしか

考えられないのに、「ちょっと階段で目をぶつけて、

目が腫れちゃった。テヘッ♪」って言ってました。


目を階段でぶつけて、パックリと二重になるって、

そんな奇跡は、マイケル・ジャクソン以来です!


どうも、こんにちは。あまりにもカッコよかったため、

モテすぎることに悩み、ブサイクになる整形手術を

受けて現在に至る男、ちだいです。


さて、今日は、秋葉原の萌えな店を片っ端から

巡ってレポートしていく、「秋葉原萌えMAP」です。


チダイズム~毎日誰かを笑わせるブログ~-いけどう28


今日、ご紹介するのは、ひざまくら耳かき発祥の店、

池袋に本店がある、「山本耳かき店」でございます。


これまで数々の「萌えなお店」をご紹介しましたが、

このお店は、初めて入る人には、なかなか勇気が

必要なお店だと言ってもいいかもしれません。


チダイズム~毎日誰かを笑わせるブログ~-いけどう29


だって、こんないかがわしさをプンプン放っている

ビルに入っていく様子を、カワイイ女のコなんかに

見られたら、恥ずかしくて死にそうじゃないですか?


お店の前に、こんな堂々と「ひざまくらみみかき」と

書かれた看板が出ていますしね。入った瞬間に、

「浴衣のお姉さんに耳かきされてご満悦なんて、

どんだけモテないんだよ!」って思われそうですし、

たかだか耳かきに2700円も払っちゃう時点で

ドン引かれそうな予感がするじゃないですか!


考えてみれば、実はこのブログ、なんだかんだで

アイドルの女のコや、モデルの女のコ、はたまた、

けっこうカワイイ女のコが読んでくださっています。

つまり、ここでイケてる僕をアピールすれば、

もしかしたら、もしかするかもしれないんです!


だとすれば、僕は、こんな「モテない男丸出し」の

お店に入っている場合じゃありませんよね。

「どんだけヘンタイだ!」と思われるぐらいなら、

オシャレな小料理屋の一つでもレポートした方が、

はるかにチャンスが・・・、広が・・・、って・・・い・・・。


ぐはっ・・・。うぐっ・・・!

ぬぐぉおぉぉぉっ!!


チダイズム~毎日誰かを笑わせるブログ~-いけどう30


はい、アウト~!!


目の前の膝枕という誘惑に、あっさりと負けました。

だって、たまには膝枕ぐらい、されたいじゃない!


ということで、このお店は、基本的に30分コースか

60分コースの2択を選ぶ感じなんですが、欲望のまま、

まずは30分コースをチョイスしてみることにしました。


すると、どんだけ繁盛しているのか知りませんが、

4階が受付なんですが、さらにその上のフロアへと

ご案内されまして、お茶とおしぼりを出されると、

浴衣姿の萌えガールが、まずはご挨拶。


娘:「今日は、よろしくお願いします!」

僕:「おっ! よろしくお願いしま~す!」


すると、本当にこれだけの会話で、それ以外には

何も話していないにもかかわらず、奇跡が起こりました。

なんと、「よろしくお願いします」という一言だけなのに!


「面白そうな人ですね!」。


変な顔をしたわけでも、モノマネしたわけでもなく、

ただ普通に挨拶しただけなのに、なんと、僕から

「面白オーラ」が出ていたそうです!


ついに夢の境地に到達!


挨拶をしただけで、「面白さ」をにじみ出すとは、

魔法使いとして修業を積んできた甲斐があったって

ものですよね。自分でもビックリです。優しく耳かきを

されながら、さらなる高みを目指し、本当に面白い人に

なろうと思って、次々とトークを繰り出した僕。


ところが、それから数分後・・・。挨拶だけで

「面白そうだ」と言われた僕を、まさかの展開が

襲うことになります!


「あっ、わかったぁ~!」。


いきなり、女のコがひらめいたように言ったので、

「どうしたの?」って聞いたら、「挨拶をしただけで

面白そうだと思った理由がわかった」のだそうです。

そして、その理由は・・・。


「私の知り合いに、アフロヘアの超面白い人がいて、

その人に顔と声が似てるから、面白そうなんだ!」。


・・・えっ!?


娘:「マツムラ君だぁ! 超面白いんだよ!」

僕:「へぇ~、そんなに面白いの?」

娘:「めっちゃ面白いよ!」

僕:「えっ? 僕とどっちが面白い?」

娘:「マツムラ君!!」


即答でした。

ちょっとでも自分を面白い男だと勘違いした罰が

下ったんだと思います。膝枕をされている間、

ずっと笑わせるために努力してきましたが、

残念ながら、アフロのマツムラ君に負けました。


誰だか知らねぇけど!


そして、体は軽くなったものの、なぜかテンションを

下げまくって、お店から出てくることになった僕。

どうしたら面白くなれるのだろう。そう思いながら、

秋葉原の街を歩いていたら、僕とすれ違った

女子高生の集団が、僕の顔を見て、大爆笑しながら

去っていきました。


「何だよ、あいつの髪型!

超ハゲてんだけどぉ~!」。


ヘアスタイルの面白さなら、アフロに勝ったはずだ!

そう思いながら、夜空に浮かぶ月を眺めたんですよね。

明日は太陽を隠すお月様。どうか一瞬でもいいので、

僕のハゲてるオデコを、隠してやってください。