先日、あるメイドカフェに行った時のこと。
目のまわりが、思いっきり腫れちゃっている
女のコがいたんです。ただし、殴られたというより、
「今日から二重デビューしました」的な感じで。
僕も詳しくは分からないんですが、二重になる
手術をすると、2~3日は目のまわりが腫れるので、
腫れが引くまでの間、しばらく外出を控えるのが
一般的らしいんですけれども・・・。
プチ整形ではなく、ガッツリと二重になる手術を
受けてしまい、しかも、その帰りに出勤するという
無茶にも程があるセレクトをしたと思われる彼女。
「ちょっ! 目のまわり、大丈夫!?」
そう質問したら、その女のコ、絶対に整形したとしか
考えられないのに、「ちょっと階段で目をぶつけて、
目が腫れちゃった。テヘッ♪」って言ってました。
目を階段でぶつけて、パックリと二重になるって、
そんな奇跡は、マイケル・ジャクソン以来です!
どうも、こんにちは。あまりにもカッコよかったため、
モテすぎることに悩み、ブサイクになる整形手術を
受けて現在に至る男、ちだいです。
さて、今日は、秋葉原の萌えな店を片っ端から
巡ってレポートしていく、「秋葉原萌えMAP」です。
今日、ご紹介するのは、ひざまくら耳かき発祥の店、
池袋に本店がある、「山本耳かき店」でございます。
これまで数々の「萌えなお店」をご紹介しましたが、
このお店は、初めて入る人には、なかなか勇気が
必要なお店だと言ってもいいかもしれません。
だって、こんないかがわしさをプンプン放っている
ビルに入っていく様子を、カワイイ女のコなんかに
見られたら、恥ずかしくて死にそうじゃないですか?
お店の前に、こんな堂々と「ひざまくらみみかき」と
書かれた看板が出ていますしね。入った瞬間に、
「浴衣のお姉さんに耳かきされてご満悦なんて、
どんだけモテないんだよ!」って思われそうですし、
たかだか耳かきに2700円も払っちゃう時点で
ドン引かれそうな予感がするじゃないですか!
考えてみれば、実はこのブログ、なんだかんだで
アイドルの女のコや、モデルの女のコ、はたまた、
けっこうカワイイ女のコが読んでくださっています。
つまり、ここでイケてる僕をアピールすれば、
もしかしたら、もしかするかもしれないんです!
だとすれば、僕は、こんな「モテない男丸出し」の
お店に入っている場合じゃありませんよね。
「どんだけヘンタイだ!」と思われるぐらいなら、
オシャレな小料理屋の一つでもレポートした方が、
はるかにチャンスが・・・、広が・・・、って・・・い・・・。
ぐはっ・・・。うぐっ・・・!
ぬぐぉおぉぉぉっ!!
はい、アウト~!!
目の前の膝枕という誘惑に、あっさりと負けました。
だって、たまには膝枕ぐらい、されたいじゃない!
ということで、このお店は、基本的に30分コースか
60分コースの2択を選ぶ感じなんですが、欲望のまま、
まずは30分コースをチョイスしてみることにしました。
すると、どんだけ繁盛しているのか知りませんが、
4階が受付なんですが、さらにその上のフロアへと
ご案内されまして、お茶とおしぼりを出されると、
浴衣姿の萌えガールが、まずはご挨拶。
娘:「今日は、よろしくお願いします!」
僕:「おっ! よろしくお願いしま~す!」
すると、本当にこれだけの会話で、それ以外には
何も話していないにもかかわらず、奇跡が起こりました。
なんと、「よろしくお願いします」という一言だけなのに!
「面白そうな人ですね!」。
変な顔をしたわけでも、モノマネしたわけでもなく、
ただ普通に挨拶しただけなのに、なんと、僕から
「面白オーラ」が出ていたそうです!
ついに夢の境地に到達!
挨拶をしただけで、「面白さ」をにじみ出すとは、
魔法使いとして修業を積んできた甲斐があったって
ものですよね。自分でもビックリです。優しく耳かきを
されながら、さらなる高みを目指し、本当に面白い人に
なろうと思って、次々とトークを繰り出した僕。
ところが、それから数分後・・・。挨拶だけで
「面白そうだ」と言われた僕を、まさかの展開が
襲うことになります!
「あっ、わかったぁ~!」。
いきなり、女のコがひらめいたように言ったので、
「どうしたの?」って聞いたら、「挨拶をしただけで
面白そうだと思った理由がわかった」のだそうです。
そして、その理由は・・・。
「私の知り合いに、アフロヘアの超面白い人がいて、
その人に顔と声が似てるから、面白そうなんだ!」。
・・・えっ!?
娘:「マツムラ君だぁ! 超面白いんだよ!」
僕:「へぇ~、そんなに面白いの?」
娘:「めっちゃ面白いよ!」
僕:「えっ? 僕とどっちが面白い?」
娘:「マツムラ君!!」
即答でした。
ちょっとでも自分を面白い男だと勘違いした罰が
下ったんだと思います。膝枕をされている間、
ずっと笑わせるために努力してきましたが、
残念ながら、アフロのマツムラ君に負けました。
誰だか知らねぇけど!
そして、体は軽くなったものの、なぜかテンションを
下げまくって、お店から出てくることになった僕。
どうしたら面白くなれるのだろう。そう思いながら、
秋葉原の街を歩いていたら、僕とすれ違った
女子高生の集団が、僕の顔を見て、大爆笑しながら
去っていきました。
「何だよ、あいつの髪型!
超ハゲてんだけどぉ~!」。
ヘアスタイルの面白さなら、アフロに勝ったはずだ!
そう思いながら、夜空に浮かぶ月を眺めたんですよね。
明日は太陽を隠すお月様。どうか一瞬でもいいので、
僕のハゲてるオデコを、隠してやってください。