先日、人殺しの押尾先生より高額な500万円で
保釈された「のりピー先生」。記者会見では反省の弁を
述べる姿が、38歳とは思えないほどの可愛さであり、
思わず許してしまった人も多いと思うんですが・・・。
のりピー先生と言えば、「僕が代わりに捕まりますんで、
のりピーを許してください!」と、警察署にガチで電話を
かけてしまうほど、熱烈なファンの皆様がいらっしゃる
ことで知られているんですが、保釈された瞬間は!
まさかの横断幕!
犯罪で捕まったのに、ファンは熱烈に迎えていました。
僕もアイドルの女のコを応援しているアキバ系なので、
この気持ちも分からなくはないんですが、やっぱり
「おめでとう」は、何か違うような気がしますよね。
もう、こうなったらファンの皆さんのためにも、
のりピー先生には一刻も早く更生していただいて、
クスリを断ち切ってほしいと思うんですけれども・・・。
この後、実は、「のりピー先生」の保釈を見守っていた
「2ちゃんねらー」の皆様が、「絶対に更生できない」と
確信するシーンが、テレビに映し出されたんですよね。
それは・・・!!
のりピー先生を迎えに来た車が!
まさかの「ヤ●ザ風」。
もしかしたら、実際には、見た目はヤ●ザ風だけど、
本当は優しいお兄さんなのかもしれませんけどね。
もうちょっと迎えに行く人の人選を、どうにかすることは
できなかったんでしょうか。
しかも、「2ちゃんねる」では、「のりピー先生」を迎えに
行った車のナンバーもまた話題になっており・・・。
「88-88」。
(葉っぱ-葉っぱ)です。
車も含めて、もう少しいろいろ考えることは
できなかったんでしょうか。どうも、こんにちは。
その昔、一生懸命アルバイトをして買った車が、
「・2-10(ニート)」だった男、ちだいです。
さて、今日から『チダイズム』では、伝説の映画、
「20世紀少年・第2章」のレビューを始めます。
第3章の完結編は、現在、大ヒット公開中であり、
「ともだち」の正体も明かされるそうなんですが、
今回は、これから映画を観る皆さんもたくさん
いらっしゃると思いましたので、DVDが発売された
20世紀少年の「第2章」のレビューをお届けします。
ちなみに、以前に「第1章」はレビュー済みなので、
まだ読んでいない方は、そちらを読んでいただくと
この先の物語が、非常にわかりやすいと思います。
時間がある時にでも、読んでおいてください。
それでは、さっそくまいりましょう。
この映画「20世紀少年・第2章」の主人公は、
実は、唐沢寿明が演じるケンヂではありません。
ケンヂの姉で、黒木瞳の子供である、ピッチピチの
現役女子高生・カンナちゃん。彼女が、この映画の
主人公なのです。
えぇ、もしかしたら、「ピッチピチの現役女子高生」と
聞いた瞬間、ピクッとなって、今すぐTSUTAYAに
走り出そうかと考えてしまった男性たちも多いかも
しれないんですが、最初に言っておきましょう。
三度のメシより、ピッチピチの女子高生が大好き。
または、ルーズソックスを履きながら、ちょっぴり
皇居のまわりを1周しちゃったカワイイ女子高生の
アキレス腱をペロペロしたいと言ってしまうような、
とおる氏ぐらいの、無類の女子高生好きの皆さんは、
絶対に観ない方がいいと思います。
なぜなら、ピッチピチの現役女子高生という設定の
主人公・カンナちゃんを演じているのは、3000人の
オーディションの中から選び抜かれたという平愛梨さん。
なんと、現在24歳!
とっくに4年制の大学をご卒業されていても
おかしくない年齢なので、現役女子高生を演じるには、
かなりギリギリだと思うんですけど、特別にロリ顔って
わけでもないため、どちらかと言ったら、ピッチピチの
現役女子高生っていうより、場末のコスプレキャバで
頑張っているお姉さんって感じなんですよね。
オーディションの選考基準が
まったくわかりません!
しかも、このカンナちゃんですが、オープニングから
とてつもなくキチ●イを全開でいらっしゃり・・・。
映画では、新宿・歌舞伎町の小さな中華料理店で
アルバイトをしているんですが、カンナちゃんが働く
2015年の歌舞伎町は、ビックリするほど治安が悪く、
常に店の外では銃声がするし、タイ人マフィアと
中国人マフィアが、ちょっとした裏路地で普通に
ピストルを撃ち合っているんですね。
職のない大人でさえ、こんな所で働くのは御免なのに、
すっかり歌舞伎町に馴染んでいらっしゃるカンナちゃん。
ちなみに、カンナという名前は、源氏名ではありません。
すると、新宿二丁目で遊んできた帰りなんでしょうか。
前田健がお客さんとして来ていたんですが、ニラレバを
食べながら、「今夜あたり、ネイサン通りでマフィアが
撃ち合ってもおかしくないのよね!」と、マフィア情報を
ちょっとした地元のお祭りがあるかのようなテンションで
話し始めたんです。
だいたい、前田健のくせに、どうしてマフィアの抗争に
そんなに詳しいのか分かりませんが、普通の人なら、
そんな情報を聞いたとしたら、まず「ネイサン通りには
近づくのは辞めよう」と思うはずじゃないですか。
しかし、前田健からの情報を聞きつけたカンナちゃん、
すかさず店を飛び出すと、ネイサン通りに向かい、
ピストルで撃ち合っているマフィアたちの間に立ち、
何を言い出すのかと思ったら!
「いい加減にしなさい!」。
えぇぇぇ!!?? (゚ロ゚ノ)ノ
たかだか中華料理屋でアルバイトしてる女子高生が、
ピストルで撃ち合っているマフィアたちの間に立って、
両手を広げて、「いい加減にしなさい!」ですよ!
撃たれて死んじゃえよ!
女のコだから助かったのかもしれませんけど、
これを僕がやったら、さっそく撃たれてご臨終ですよ。
どんだけ命知らずで、どんだけ上から目線でしょう?
しかも、ピストルを撃ち合っている真ん中に立って、
マフィアの抗争を止めた理由は、なんと!
「お気に入りのラーメン屋があるから」。
キチ●イ。
しかも、何か特別な思い出が詰まっているというなら
話は分かるんですよ。例えば、死んだお母さんが昔、
営んでいたラーメン屋だとかね。
どうして、このラーメン屋がお気に入りなのかって、
その昔、ケンヂおじちゃんと食べたラーメン屋さんに
似た味を出すラーメン屋だから!
もはや現物でもねぇ!
なのに、ごくごく普通の女子高生がですよ?
「今日からここはドンパチ禁止! 文句があるなら、
ボスを連れてきなさい!」って言い出しちゃいました。
もう東京湾に沈められちゃえよ!
ちなみに、これもこれであり得ないんですけれども、
「オマエか、ボスを呼んでこいって言った生意気な
クソガキは!」みたいな感じで、中国人、タイ人ともに
マフィアのボスがやってきたんですけれども、この後、
どうなったのかって・・・。
ラーメン食って仲直り!
えぇ、「第2章」もまた、皆さんの期待を裏切らない、
とんでもなくクソみたいな映画になっていたのです!
そしてこの後、信じられないシーンが続々登場!
とっても『チダイズム』好みの展開になりました!
ということで、この続きは明日からじっくりと
レビューしていきます。どうぞご期待ください。