最近、アイドルを育成するゲームソフトが人気で、
アキバ系の皆さんが、アイドルのプロデュースに
夢中になっているそうなんですけれども・・・。
プロデュースするためには、インターネットにつなぎ、
バーチャルの洋服を買ったりしなければならなくて、
その洋服がバーチャルなのに、普通に1000円とかで
売られているんだそうです。
自分のための服は買わないが、
ゲーム上のアイドルのためなら、
バーチャルな服も買うアキバ系。
今日も涙が止まりません。どうも、こんにちは。
いつもホームレスと間違えられるような服を
着ている男、ちだいです。
さあ、お待たせいたしました。約3か月にわたって
お送りしてきました、ドラマ『赤い糸』のレビューも
今日で最後です。
前回は、沙良ちゃんがソフトバンクのCMに
出ているのに、ドコモのケータイをアツシ君に
郵送するなどの大サービスをしたところまで
ご紹介したんですけれども・・・。
アツシ君のお母さんが入院している病院に、
お花を持ってお見舞いに行った芽衣ちゃん。
芽衣ちゃんがヤク中のお母さんに、アツシ君が
どれぐらい素晴らしい男なのかを語り始めると、
ヤク中のお母さんは、芽衣ちゃんの話に感動!
そんな様子を階段の向こうから市原悦子も
ビックリな感じで麻美ちゃんが見ていたんですが、
「ここまでやられたら、しょうがない」と、それを見て
「諦めモード」に突入していました。
そして、アツシ君のお母さんは、アツシ君が病室に
戻ってくると、芽衣ちゃんとのトークが、どれぐらい
感動したのかをアツシ君に説明。アツシ君はその足で
麻美ちゃんと会い、「麻美ちゃんとは付き合えない」と
切り出しました。
かつて待ち合わせに遅れて登場したぐらいで、
まさかのリストカッティングする女のコですから、
「付き合えない」などと言った日にゃ、それこそ本当に
死にかねないと思ったんですが、市原悦子ばりに
階段の奥からトークを覗き見して、心の準備が
できていたせいなんでしょうか。
「やっと本当の気持ちを言ってくれたね」などと
ホザき出しました。今まで、アツシ君が本当の
気持ちを言えなかったのは、何より麻美ちゃんが
リスキーな女のコだったからなんですけどね・・・。
とうとう芽衣ちゃんに対する気持ちを抑えきれなく
なってしまったアツシ君は、病院の中を走りだし、
家に帰っている芽衣ちゃんを見つけると、いきなり
芽衣ちゃんを抱き締めて告白。運命の赤い糸で
結ばれていると信じていた二人は、結局、
付き合うことにして、物語が終了しました。
めでたし、めでたし。
ちなみに、エンドロールでは、それぞれの4年後が
描かれていたんですが、16歳で妊娠した優梨ちゃんと
ナツ君の2人は子供と公園で遊び、沙良ちゃんは抜群に
かわいすぎる大学生になり、美亜ちゃんは美容師さんに
なっていて、麻美ちゃんはお花屋さんで働いていて、
ミツ君は宅配便のお兄さんになり、そして、芽衣ちゃんと
アツシ君は4年後も仲良く付き合っていて・・・、
たかちゃんだけは、ご臨終。
もはや、たかちゃんの存在は、全員が忘れていました。
最後に、お墓のワンカットでもあれば、最高にシュールで
面白い展開になっていたんですけどね。
最後は、2012年2月29日に、芽衣ちゃんがメールで
「みんな、元気ですか?」と、二人で手をつないでいる
写メールを送って、ドラマが終了しました。
いかがだったでしょうか、ドラマ『赤い糸』。
個人的な感想を言わせてもらえば、『恋空』よりは
数百倍マシなドラマだったと思うんですが、どっちみち、
このドラマを見て泣くことは一度もありませんでした。
それに、登場人物の過半数が覚せい剤と深い関わりを
持っている皆さんというストーリーなので、『赤い糸』って
いうよりも、どちらかと言えば、『白い粉』ですよね?
そもそもタイトルが違うと思いました。
ただ、『恋空』と決定的に違うことが一つだけありまして、
それは、「このドラマは、フィクションです」という文字が
最後の最後に出てきたこと。
『恋空』なんて、思いっきりパクっていたにもかかわらず、
「実体験をもとにしたストーリーですが、何か?」みたいな
テロップを流してやがりましたからね。それに比べれば、
はるかにマシだったと思います。しかし、何はともあれ、
全体的なことを言わせてもらうならば、たった一言ですよ。
スイーツ(笑)。
もうケータイ小説は、おなかいっぱいです。
二度とドラマ化なんてバカなことは、やめてほしいですね。