日本に帰ってきました。


バレンタインを日本で過ごしたくないあまり、

現実逃避のために、海外に出かけることにした

僕だったんですが、いつになくハッスルしてしまい、

今回は、アグレッシブなネタをお届けできそうです。


できれば、ジジィの川柳を越えたいと思います。

2月18日(水)からの連載をご期待ください!


さて、今日はその前に、全国のスイーツ(笑)の

皆さんが大興奮のドラマ「赤い糸」の第9話を

レビューしたいと思います。


前回 は、DV男のたかちゃんが、赤信号を渡って

車に轢かれ、ご臨終したところで終わりましたが・・・。



神社で節分祭が開催される日、麻薬サラブレッドの

麻美ちゃんは、萌え萌え巫女コスプレでアツシ君を悩殺。


参拝客と言ったら、芽衣ちゃん(南沢奈央)が来るか

来ないかぐらいのショボい神社のはずなんですけれども、

麻美ちゃんは、ここで巫女さんとして働いていました。


すると、そんな萌え萌え巫女コスプレの麻美ちゃんに、

なぜか、たかちゃんがご臨終する前に「芽衣ちゃんと

自分が赤い糸で結ばれてるんじゃないか」と言ってたと、

べつに言わなくてもいいことを言ってしまったアツシ君。


普通に考えれば、遠くのリハビリセンターにまで

「テヘッ、来ちゃった♪」と現われるほどの女ですから、

そんな情報を教えた日にゃ、間違いなく面倒臭い展開に

なると思うんですが、何を血迷ったのか、アツシ君が

そんな情報を与えてしまったので、麻美ちゃんは・・・!


わざわざ芽衣ちゃんを学校で待ち伏せし、

またしても牽制球を投げに行きました!


たかちゃんが事故で死んでから半年以上経つというのに、

いまだにお通夜みたいな顔して毎日過ごしている女に、

「アツシ君と赤い糸で結ばれているのは私ですから!」と

言いに行ったんです。


まったく、うるせぇ女ですよ。


そして、牽制球を投げに行ったことは、もちろん、

アツシ君に報告。「万一、あなたが浮気でもした日には、

私、死んじゃうかもしれませんよ!」と言わんばかりの

強烈な圧力をかけてきました。


これは麻美ちゃんと結婚したら、えらいことになりますね。

なにしろ、浮気をしていなくても、取引先の女性の名刺が

出てきただけで、その人の会社に乗り込み、「いつも夫が

お世話になっております」などと言いかねない勢いです。


アツシ君も、よくこんな女と付き合ったもんですよ。

そんな僕も、石橋杏奈ちゃん級のカワイイ女のコだったら、

ちょっとぐらい面倒臭くても付き合ってしまいそうですけどね。


その頃、芽衣ちゃんはと言えば、たかちゃんが死んで

もう半年以上経つにもかかわらず、勉強も手につかず、

たかちゃんとの思い出のプリクラを見ては泣いていました。


「半年も経つんだから忘れろ」とは言いません。

しかし、皆さんにはぜひ、半年経ってもプリクラを見て

涙を流すほど、芽衣ちゃんは「たかちゃん」のことを

好きだったということを、覚えておいていただきたいです!


あんなDVを受けても、半年間にわたり、ほぼ毎日、

プリクラを見ては泣いているぐらいの女なんですから、

映画『恋空』 のように、元カレが「がん」だったからって、

1時間前に結婚を誓いあった今カレをフってしまうような

展開があるわけない! そう、この状況で心変わりなんて

するわけがないんです。


そして迎えた、2月29日の誕生日当日・・・。

芽衣ちゃんは、いつものハンバーガーショップで、

中学校時代の仲間たちにお祝いをされていたんですが、

みんなでワイワイとケーキなどを食べた後は、

たかちゃんのお墓に行くことになりました。


お墓に向かって、「イェ~イ!みんなで来たよぉ!

ジャスト・ドゥー・イット!」などと叫ぶ中学の仲間たち。

なぜかお墓に来ているのに、みんな、ハイテンションです。

そして、男子たちは、お墓に向かって言いました。


「俺、筋肉少女帯のCD、借りっぱなしだった!

わりぃ! このままもらっておくわ!」。


半年もあれば、いろいろと言うことだってあるだろうに、

よりによって、話題は筋肉少女帯のCDの話でした。

きっと、たかちゃんも、「どうでもいいわ!」と、お墓から

ツッコミを入れているに違いありません。


しかし、これだけみんながハイテンションなのに、

芽衣ちゃんのテンションは、まったく上がることがなく、

「たかちゃんのことが忘れられない」と言いました。

どうやら、たかちゃん以外の男のことは、どうしても

考えられないようなのです。(ただし、この時点では。)



さあ、今回の『赤い糸』は、最後の最後にとんでもない

出来事が発生します。ぜひ、この続きのレビューにも

ご期待いただきたいと思います。


が、今日は旅の疲れと、大量の仕事が蓄積しており、

あんまり時間がないので、このへんにしておきます。

では、また明日!