さあ、皆さん、大変お待たせいたしました。

なにげに、今日の『チダイズム』を楽しみにしていた方も

いらっしゃると思います。さっそく、ドラマ『赤い糸』の

第7話のレビューをお届けしましょう。


なにげに、第1話 からレビューをお届けしています。

まだ読んだことがない方は、ぜひ12月ぐらいから

振り返っていただければ、より楽しんでいただけます。


前回は、お母さんがヤク中すぎるアツシ君が引っ越し。

芽衣ちゃんと別れることになり、金髪の「たかちゃん」が

心の中で、朝青龍ばりのガッツポーズを見せてしまい、

やくみつるに批判されたところまでご紹介しましたが・・・。



それは中1の春、入学式での出来事でした。

お父さんが再婚で、家庭の事情が複雑な美亜ちゃんは、

入学前からグレており、ド金髪&ヘッドホンという奇跡の

いでたちで学校に登場。


「何だ、コイツ!」みたいな雰囲気のクラスメイトたちを

横目に見ながら、ドン引く周囲をまったく気にも留めず、

着席するなり、リッスン・トゥ・ザ・ミュージックしました。


まだ中1に成り立てで、こんなヤサグレ方してるヤツも

珍しいと思うんですが、もちろん、聴いていた「i pod」は

先生にボッシュート。ひとし君人形ばりに没収されました。


すると、生徒指導室に連れて行かれてしまった美亜ちゃん。

先生に「髪の色じゃなく、他のことで目立とうとしないのか」と

聞かれると、まさかの3文字を口にしました。


「べつに・・・。」


そうです。さては美亜ちゃん、「ハイパー・メディア

クリエイター」などというダサい肩書きの人と和装で

結婚式を挙げる気でした。それなら、美亜ちゃん・・・、


「いい感じです。」


しかし、生徒指導室に連れてこられたのは、

美亜ちゃんだけではありませんでした。同じクラスの

他の男も「i pod」を持ってきていたため、連行されて

いたのですが、美亜ちゃんの態度に怒る先生を見て、

「生徒にもいろいろと事情があるんですよ」みたいな

感じで肩をモミモミ・・・。


入学式早々、こんな態度をとれる男も男なんですが、

そんな生徒の話を聞いて、先生が言ったことは、

「そうだな。そこまで言うなら・・・って、コラァ!」。


お粗末すぎるノリツッコミ。


入学式当日に、学校を辞めたくなる寒さです。

これには、さすがの美亜ちゃんも愛想を尽かし、

反省文も書かずに生徒指導室を勝手に退出。


教室に戻ると、他の生徒たちはガイダンスを

受けるために体育館に移動していたんですが、

なぜか芽衣ちゃんだけが美亜ちゃんを待っていました。


わざわざ待っていなくても、黒板か何かにメモを残して

あげる程度でよかったんじゃないかと思うんですけどね。

仲良しでもないのに、わざわざ教室で美亜ちゃんを

待ってあげていた芽衣ちゃん。すると、そんな行動に

大感激した美亜ちゃんは、なんと・・・、


グレるのを、やめました。


入学式の朝にグレて、その日の午前中にはグレるのを

辞めていましたからね。どんだけグレてる期間、短いんだよ!

これはもうギネスブックに載ってもおかしくない短さです。


グレた息子を更生させるのに、何年もの時間を費やした

親もたくさんいるだろうに、芽衣ちゃん、カリスマですね。

しかも、中3になる頃には、夜中の1時ぐらいまで

受験勉強する子になっちゃっていましたからね。


すると、受験も間近だということで、以前、ストーカーの

アツシ君がお世話になっていた神社で絵馬を書くことに

なった芽衣ちゃんと愉快な仲間たち with たかちゃん。


みんなが「受験に合格できますように」というお願い事を

している最中、たかちゃんは何を書いていたのかと言うと、

「メイと付き合えますように」みたいなことを書いていました。


どんだけ残念な男なんでしょうか?


だいたい、絵馬に恋愛のお願い事を書いちゃうような

乙女みたいな男、女子が付き合いたいと思わないでしょ?

ましてや、ご本人は目の前にいるわけですからね。

そんなの吊るされた瞬間、ドン引きですよ!


すると、仲間の男たちに、「タカはどんなこと書いたの?」と

聞かれる展開になってしまい、「見せられねぇ!」と言って、

逃げ回ったりなんかして・・・。コイツ、マジ面倒臭いです。



しかし、たかちゃんのヤバさは、まだまだ序ノ口。

これから常識では考えられないレベルのヤバさを発揮し、

完全にドン引きの展開になっていきます。・・・が!!


すみません。本当はもっと長く書こうと思ったんですが、

今日は、肉体の限界を迎えていますんで、この続きは、

また明日書くことにしたいと思います。