今、高校の校内放送で、『赤い糸』の主題歌となっている

HYの「366日」という曲が大人気となっているそうです。


そういえば、僕は小学生の頃、放送委員をやっていた

わけなんですが、お昼の校内放送に流す曲を考えたり、

企画を考えたり、今になって考えてみると、小学生の頃から

やっていることが何一つ変わらない自分・・・。


これから10年後、20年後、僕は何をしているんでしょうか。

せめて、シャバの空気を吸っている人間になりたいですね。

どうも、こんにちは。万引きしないタイプの男、ちだいです。


さて、『チダイズム』では、今、ドラマ『赤い糸』のレビューを

お届け中です。これまで、第1話の1第1話の2 をお送りし、

今日の今日まで、ほとんど反響がございません。

しかし、めげずに頑張っていこうと思います。


前回は、ストーカーのアツシ君が、本格的にストーカーの

顔を覗かせ始めたところまでお伝えしましたが・・・。



10年間にわたって大好きだった幼なじみのユウヤ先輩に

「パフェをオゴってやる」と呼び出され、駅前のハンバーガー

ショップにやってきた芽衣ちゃん。


しかし、「もしかして、私、告白されちゃうの?」みたいな

テンションでドキドキしていたのも束の間、いきなり店に

チャラ男が2人ほど入ってきて、これがユウヤ先輩からの

告白ではなく、「芽衣ちゃんと仲良くなりたい」と言っていた

チャラ男2人を芽衣ちゃんに紹介するための罠だったことが

明らかになります。当然、ガッカリする芽衣ちゃんですが、

そんな空気に関係なく、チャラ男たちが勝手に自己紹介を

済ませると・・・、


チャラ男A:「芽衣ちゃんってさ、彼氏いるの?」

チャラ男B:「いきなりそれは、ない♪ない♪ない♪」

チャラ男A:「そうか。俺、暴走注意報?」

チャラ男B:「マジはしゃぎすぎ~♪」

チャラ男A:「だよなぁ! 俺、はしゃいでんの!(爆笑)」


「だだスベり警報」です。


あげくに、パフェを出された芽衣ちゃんが、食べる気をなくし、

どん底までテンションを下げきっていると、チャラ男たちは・・・。


チャラ男A:「食いきれないの? 手伝おうっか!」

チャラ男B:「まだ食べてない~♪ まだ~♪」

チャラ男A:「芽衣ちゃん、ケータイ教えて?」


どうやら、ウザさで右に出る者はいなかったようです。

「何なのよ、この展開!」みたいなことで、ユウヤ先輩を

見つめた芽衣ちゃん。しかし、紹介しているのは他でもない

ユウヤ先輩ですからね。今さら、「ちょっと待った!」なんて

言うわけがありません。


さて、ここで皆さんにクエッションです。

いきなり、どこの馬の骨かも分からないチャラ男に

ケータイを聞かれてしまった清純派中学生の芽衣ちゃん。

もし、あなたが芽衣ちゃんの立場だったら、清純派として、

どういう行動に出るでしょうか。


「あの・・・、わ、私・・・、帰ります!」。


僕が想定する清純派のベタな行動は、こうだと思います。

しかし、のちに中学生にしてヤ●マン街道まっしぐらの

彼女ですから、桜の花びらをピョンピョン飛び跳ねながら

つかんでいたピュアな気持ちなんて、第1話の中盤には、

さっそく忘れやがりました。


「いいですよ、私もお友達になりたいし!」。


本人にとっては、ユウヤ先輩への当てつけでしょう。

が、ここにヤ●マン女の片鱗を見た気がします。

そんな簡単に、しょうもない男に電話番号教えるなよ!


しかも、この後、チャラ男と芽衣ちゃんが赤外線で

お互いのデータを交換し合うんですが、チャラ男、

テンションが上がりきって、何って言ったと思います?


「赤・外・線・ビーーームッ☆」


恥ずかしくて見てられねぇよ、おい!


ちなみに、この軽い合コンみたいなヤツの後、

赤外線ビームを繰り出したチャラ男たちは意気揚々と

帰っていったわけなんですが、その帰り道で、歩道橋に

座り込んでいるギャングたちに遭遇してしまいました。


すると、そこに主人公でストーカーのアツシ君が登場!

見るからに18歳以上のストリートギャングたちに対し、

もはや手をつけられないぐらい末期の中二病のアツシ君、

なんと、中2の分際で、「そこ、どいてくれませんか?」と、

信じられないほど上から目線でモノを言いました。


1回ぐらい死なない程度に痛い目に

遭った方がいいんじゃないのかな?


僕はむしろ、1回ぐらいボコボコにされる展開を

期待したんですが、そこに近所の中華料理屋の

ババァが現れ、フライパンをカンカン鳴らしながら、

「ケンカをしたら、警察に言うからね!」と言って

ギャングを追い払ってしまったので、幸いにも

アツシ君が襲われることはありませんでした。


が、アツシ君が無傷で済んだのは100%ババァの

おかげなのに、アツシ君、お礼も言わずに立ち去りました。

もはや、クールというより、かなり非常識な中二病の男です。

きっと、脳内では、「俺の半端ないオーラにギャングたちが

勝手に逃げ出した」という武勇伝に変換されているのでしょう。


本当にやられちまえばよかったのに。


ちなみに、このやりとりを見ていたチャラ男たちの反応は、

「かっけぇ~っ!」でした。(オマエらも、やられちまえよ!)

その頃、一緒に帰っていた芽衣ちゃんとユウヤ先輩は、

芽衣ちゃんのお姉ちゃん(岩田さゆり)が、高校の先輩と

一緒にクレープ屋さんにいるところを目撃!


ややこしいんですが、芽衣ちゃんはユウヤ先輩が好きで、

ユウヤ先輩は芽衣ちゃんのお姉ちゃんのことが好きだという

微妙な三角関係のため、今度はユウヤ先輩のテンションが

ガン下がりする展開に・・・。


翌日、ユウヤ先輩の気持ちに気づいた芽衣ちゃんは、

実際は、お姉ちゃんがクレープを一緒に食べていたのは、

ただの学校の人だったのに、「あの人、彼氏らしいよ!」と

ウソの情報を垂れ流し、ユウヤ先輩の気持ちを自分に

向けるための作戦に転じました。恋の行方は完全に

ドロドロしちゃうハメになりました。



といったところで、今日は、このへんで!

4日もかけて、ようやく明日、第1話をすべて終了します。

年末年始をはさんで、全部で11話もあるらしいですが、

最後まで、こんな調子なんでしょうかね。