皆さんは、映画『恋空』を、ご覧になりましたでしょうか?


放課後は毎日、図書室にいるような地味な女子高生が、

金髪の男に恋をして、高1なのに、彼氏の家や図書室で

狂ったようにセクロスをした末に妊娠するラブストーリー。


しかし、こんだけ性描写のシーンが多いにもかかわらず、

あの『恋空』では、新垣結衣ちゃんのセクシーなシーンは

一切登場せず、レイープされた時も第1ボタンを外す程度で

終わったことは、今も伝説として語られています。・・・が!!


今回お送りする『フレフレ少女』は、

僕たちの期待に応えてくれました!


撮影の時には、密かに水着のようなものを着ていたかも

しれませんけれども、少なくとも、映画の設定的には・・・!


全裸です。


もうお分かりだと思いますが、三度のメシより

新垣結衣ちゃんが大好きな僕たちファンにとっては、

このシーンを見るためだけに、1800円払ってもよい!


しかも、映画のストーリー的に、新垣結衣ちゃんの全裸を

登場させなくてもよいにもかかわらず、サービス的に全裸!

もちろん、ビーチク(乳首)や「ビッグピーチ」は出てきませんが、

それでも、由美かおるばりの入浴シーンは、しっかりあります。


映画評論家の人たちは酷評していますが、

個人的には、普通に楽しめる映画でした。


確かに、ツッコミどころは多いけど、「フライング☆ラビッツ」の

クソっぷりに比べたら、全然楽しめる映画だと思いますし、

新垣結衣ちゃんが大好きなら、絶対に観に行くべき映画だと、

率直な僕の感想として、最初に語っておこうと思います。


さて、それではお待たせいたしました。

それなりに面白いと思うのに、予告編が壮絶につまらない

オーラを放ちまくっていたため、誰も見てくれなくなってしまった

悲惨な映画『フレフレ少女』のレビューをしたいと思います。


ここから先は、完全にネタバレになってしまいますので、

映画を観たいと思っている方は、今日はこのへんで!

それと、かねてから言っていることですが、映画を観てから

読んでいただいた方が、この先の文章はより一層楽しめます。

ぜひ映画館に足を運んでみてください。それでは、まいります。



新垣結衣ちゃん演じる主人公の桃子ちゃんは、放課後は

毎日のように図書室で過ごしてしまう、半端なく地味な女のコ。

しかし、今回は金髪にケータイを拾われることもなく、無事に、

校舎から出てくることに成功。ヤリ●ンへの道を進むこともなく、

どうやら普通に地味なままでした。


と、次の瞬間、さっそく事件が起こります。

いきなり、野球のボールが、とんでもないライナーで

桃子ちゃんの頭に直撃! 桃子ちゃんはパタッと倒れ、

保健室に運ばれることになったのです。


運ばれた先が病院ではなく、ショボい保健室というあたりが、

桃子ちゃんの超人っぷりを表わしていますが、普通だったら、

脳震盪の一つも起こしていてもおかしくないのに、あんな硬い

ボールが頭に直撃しても、「痛たたたた・・・」程度の桃子ちゃん。


「すみません、手元が狂ってしまって!」と言い訳をする

野球部員の男、大島君。打ったボールが当たったんなら

ともかく、投げたボールが頭を直撃したんですか?


絶対わざとじゃねぇか!


事前に言っておきますが、ボールを当てた大島君という人、

甲子園を狙えるほどの怪物級のエースなんです。


わざとボールを当てて、「大丈夫ですか?」みたいなことを

言っておいて、そこから仲良くなるパターンを狙った新手の

ナンパにしか見えません。が、謝る大島君を見て、桃子ちゃん、

頭にボールが直撃してバカになったのか知りませんけど、

一目惚れしちゃいました。


マジで、どうしょもない女です。


ちなみに、そんな大島君なんですけど、ルックス的には

まったくカッコイイと言えないにもかかわらず、とんでもなく

モテるという驚異の逸材。ゲタ箱はいつもラブレターで溢れ、

野球部のマネージャーは、大島君と仲良くなりたい女子たちが

殺到しまくって大変なことになっており、一緒のグラウンドで

練習するソフトボール部にも、とんでもない人数が溢れる始末。


かと言って、性格がバツグンに良いのかと言ったら、

後々登場しますが、こいつの性格、けっこう最悪です。

まったくピッチャーに向いてないほど、器が小さすぎ!


どうして、コイツがこんなにモテるのか、心から知りたい。

でも、そんな大島君を、双眼鏡で遠くから眺める桃子ちゃん。


どストーカー。


と、そこに桃子ちゃんの友人が、ヌッと現れました。

しかも、彼女もまた双眼鏡を持参し、何を言うのかと思ったら!


身長174cm、A型。中学校時代はエースとして

チームを全国大会優勝に導くなど活躍し・・・・・・。


調べたデータを大発表!


なんと、桃子ちゃんの友達も、想像以上に痛い人でした。

っていうか、映画『恋空』の時も、他のクラスの男の

彼女の有無の情報まで記録したノートを持参している

鬼畜な友達がいたような。新垣結衣ちゃんの友達って、

どうしてみんな、こんななんだ!?


すると、ここから大島君に気に入られるための

桃子ちゃんの熱き戦いが始まりました。


まずは、野球部のマネージャーを目指した桃子ちゃん。

しかし、マネージャーは既に店員オーバーで門前払い。

すると、今度は同じグラウンドで練習できるソフトボール部に

入部しようとするんですが、なんと、桃子ちゃんは壮絶な

運動音痴で、ボールを投げることすらできませんでした。

と、こうなったらチアリーダー部に入って、野球部を

応援しようって考えるんですが・・・。


チアリーダー部の部長が、全力でオカマ。


今どきのオカマって、椿姫彩菜みたいな、カワイイ路線を

突っ走るものだと思ったんですが、髪型はショートカットの

天然パーマだし、すね毛はそのままだし、「オマエ、何が

やりてぇんだよ!」と言いたくなる、ゲイバーのオッサン状態。

そのくせ、チアリーダーの服だけは着ているものだから、

気持ち悪いの何のって・・・。


すると、そのオカマ部長は、「大会が近いから野球部の

応援には行けないのよぉ~!」と言い出し、桃子ちゃんは

途方に暮れてしまうことになりました。


もう大島君と近づくキッカケはないのでしょうか?

そう思った矢先に出会ったのが、校舎の屋上で一人、

練習をしていた応援団の男。「これだ!」と思ったのか、

桃子ちゃんは、さっそく部室に行くと、応援団に入部したいと

言いました。すると、入部の申し出に悩んでしまう応援団の男。


「女子を応援団に入部させていいものか?」


その前に、チアリーダー部の

部長がオカマなんですけど!


部活ごとに、それぞれ事情はあるかもしれませんけれども、

「チアリーダー部の部長がオカマ」だということに比べれば、

はるかにマシだと思えてしまう、この感じ。


結局、応援団への入部が許可され、映画紹介の文章には

「ひょんなことから応援団に」みたいに書かれていたんですが、

「ひょんなことから」というよりも、むしろガッツリ応援団に入部。

ここから、桃子ちゃんの応援団としての人生が始まりました。



さて、ここからストーリーは本格的に動き出すんですが、

またまた長くなってしまうので、今日は、このへんで!


いつものように、ここまでで「最初の5分」みたいなことは

ありません。そう思うと、意外にツッコミどころは少ないのかも。

明日、書いてみてからに寄りますが、もしかすると明日で全部

書き終わってしまうかもしれません。ってことは、意外と普通に

面白いってことですよね?