先日、イギリスの大臣が、「中国産のミルクは安全だ」と

アピールするため、中国産の牛乳を飲むパフォーマンスを

していたそうなんですが・・・。


その大臣が腎臓結石で入院したそうです。


政治の世界では、風評被害を防ぐため、時折、

大臣が何かを食べるというパフォーマンスをすることが

ありますけれども、安全どころか、むしろ身の危険を

アピールする形となってしまったイギリスの大臣。


さすがは、ブラックジョークの国なだけあると思います。

どうも、こんにちは。日本の大臣も、これぐらい体を張って

面白いことをしてほしいと思う、ちだいです。


さて、昨日は文化祭で、平成生まれのガールたちに、

「ちだいさんとは絶対に付き合いたくない」と言われまくり、

ヘコんだところまで、お届けしたわけなんですが・・・。


高校生たちへのサプライズを、完全に後輩に任せ、

結婚式の2次会へと飛び出していった僕。恵比寿の

沖縄料理屋さんで行われた結婚式の2次会は、

とっても素敵な雰囲気の、とってもスペシャルな夜でした。


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こちらが、今回結婚した二人。


花嫁の女のコ、かわいいでございましょ?

できることなら、この左側の男性のポジションを

僕がやりたかったわけですけどね。残念ながら、

このポジションを射止めたのは、この新郎の男性。


僕は、「この二人を祝福する」というポジションに

回されることになったわけなんですが・・・。


ウォンビロン96


見てくださいよ、この大人数!


この写真に写っている人が全員ではないんですよ。

この倍ぐらいの人たちが、この場で祝福しているんです。

つまり、この二人は、ものすごくたくさんの人たちから

愛されているわけなんですよね。


ウォンビロン94


僕のくだらないスピーチにも、こんなに真剣に

耳を傾けちゃってくれちゃう新郎新婦。


本当に本当に心から二人の結婚をお祝いしました。


しかし!!


この和やかで、楽しい雰囲気の結婚式の2次会で、

僕は、あることに思いっきり気づかされたのでした。

それは、この誰からも愛されている二人とは対照的に、

僕という男が・・・、


ものすごく嫌われているってこと。


誤解のないように書いておきます。この新郎新婦は、

僕のことを温かく迎えてくれました。いかにも島の男と

島の女っていう感じの、穏やかな二人です。


僕のことをゴキブリぐらい嫌っていたのは、むしろ、

この2次会に参加していた、他の後輩たちでした。

なんと、僕が現れてしまったことによって・・・!


空気が劇的に変化!


「ウザいヤツが来ちゃったよ!」みたいな空気でした。

なにげに、僕、空気が読めないと思われがちなんですが、

こういう微妙な変化には、人一倍、気づくのが早いんです。

なにしろ、昔からイジメられっ子として生きてきましたから。


それに、一生に一度の「結婚」という大切なイベントですから、

僕の登場によって、本人が喜ばないなら参加はしません。


今回は、本人にも直接連絡を取ったし、本人の友達にも、

「ぶっちゃけ、参加しても内心嫌がられたりしない?」と

確認を取ってから参加するほどの念の入れよう。

迷惑をかけるつもりはありませんでしたし、ダメなら、

メールや電報だけでの祝福に止めておこうと思っていました。


ところが、そんな裏事情を知らず、ただ僕の参加を

ウザそうな目で見てきた高校の後輩たち。いや、正確には

後輩たちっていうか、若干1名の後輩が、僕のこと大嫌い!

おそらく、後輩の中では、僕がこの盛り上がりに便乗して、

チンポーコの一つも出しかねないと思っていたのでしょう。


僕が入るなり、「ここに座ってください!」と指定されたのは、

後輩の目が行き届くポジションの椅子。まるでロスに移送される

三浦容疑者のような監視態勢で、僕は椅子に座らされました。

そして、後輩が僕に言った第一声は・・・。


「どうして来ちゃったんですか?」。


どうしても何も、単純にお祝いしに来ただけなんですが、

新婦の元カレだったわけでもありませんし、この2次会を

ぶち壊そうとか、新婦を連れ去ろうみたいなバカな考えを

持っているはずがありません。しかし、後輩から続けて

出てきた言葉は・・・。


「先輩、忙しくないんですか?」。

間接的に、「早く帰ったらどうなんだ?」と言われました。

なにげに、いろいろな番組を担当させていただいている

僕なので、こういう配慮は嫌いではないんですけれども、

けっして、そういう意図で聞いていたわけではないらしく・・・。


「先輩、今、何してるんですか?」。


無職だと思っていたようです。もう7年も8年も前から

ずっとこの仕事をしているんでね、職が変わっていたら、

それはもう食いっぱぐれているっていうことなんですが、

いっそのこと、「ニートだよ!」と答えておきました。


で、今回の2次会なんですが、実はお祝いしに行ったって

いうのもあるんですけど、せっかく高校の文化祭と同じ日に

結婚式が行われていたわけなので、生徒会のみんなに

お願いして、メッセージを書いてもらっていたんですね。

ちょっとしたサプライズを用意して、会場に行ったんです。


ウォンビロン98


すると、後輩はムクッと立ち上がって、司会の人のところに

何やら話をつけに行き、「どうせ目立ちたいんでしょ?」的な

雰囲気を漂わせつつ、「見せ場は作っておきましたから、

渡すなら渡してください」と言ってきたんです。


逆に言えば、「用が済んだら帰れよ」と。


しかも、出し物の構成とか無視して、さっそく僕が色紙を

渡す出番が回ってくるように仕込んでいました。

きっと、早く帰ってもらいたいんで、「なるべく早い段階で

先輩の出番を消化してください」とでも言ったんだな。


あんまり長いスピーチをしても申し訳ないと思ったので、

ウケを狙うわけでもなく、極めてあっさりとした20秒ほどの

スピーチをした後、色紙を渡して、とっとと着席した僕。

・・・が、ここから後輩のプレッシャーがスゴいの何の!


もう僕のやるべきことは、すべて終わりましたからね。

次の瞬間、店員さんが「沖縄そば」を持ってきたんですが、

僕の前にも置こうとしたら、すかさず後輩が・・・!


「この人、会費払ってないんで結構です!」。


メシを食わせない作戦に出ました。えっ? そこまで嫌い?

途中参加とはいえ、最初から会費を払うつもりでしたけど、

会費を払って最後まで居られるぐらいなら、会費いらないから

お引き取りいただきたいとでも思っていたんでしょうね。


「こんなにいっぱい人数がいるんだし、そんなん言わなきゃ

シュレッと蕎麦ぐらい食えたやろ!」と言うと、なんと、後輩!


「私、紅ショウガ嫌いなんで、

紅ショウガ食べていいですよ」。


ホームレス以下の扱いです。


「残飯でも食ってろ!」みたいなことを言われました。

まぁ、僕のことを嫌いなんでしょうけど、嫌いの部類の中でも

「最低レベルの大嫌い」というポジションに、僕はいたみたいです。


こんなに嫌われたのは久しぶりや!

っていうか、そもそも僕、何かしましたっけ?


すると、その後輩、他の人たちにこんなことを言いました。


「この人ねぇ、なにげに生徒会のカワイイ子ばっかりに

ゴハンとかオゴってんのよ! 気持ち悪いでしょ?

なのに、私、1回もオゴられたことないんだよね!」


えっ?そういうこと?


確かに、カワイイ女のコには無条件に優しい僕。

一緒にゴハンを食べてくれるなら、もちろんオゴります。

しかし、当然のことながら、それは僕とゴハンを食べることに

「YES」という回答をしてくれた人に限るわけですよ。


彼氏がいるから「NO」みたいな人や、そもそもオマエと

一緒にゴハンを食べる時間がねぇ!っていう人たちは、

ゴハンをオゴるシチュエーションになりませんからね。


「えっ? それじゃあ、オゴりますよ!」と僕。

すると、後輩から返ってきたのは、信じられない言葉でした。


「下心ありそうで、怖いからヤダ!」。


・・・えっ? 僕に変な下心があるとでも?


それを言うなら

殺意しかねぇよ、

バカヤロー!


目の前で、勝手にメシを断られて、残飯を食えって

言うようなヤツに、変な下心があるわけねぇだろうが!


泣いちゃいましたよ。大人だけど、泣いちゃいましたよ。

どうして、こんなに自分が嫌われ者になっちゃったのかって。

そりゃ、こんだけHENTAI丸出しのブログを書いていたら、

女のコにだって嫌われるかもしれませんけれども・・・。


僕はただ、面白くなりたいだけなんだ。


新郎新婦に気づかれないように、密かに「おいとま」した僕。

もうちょっとお祝いしたかったけど、どうやらそれを許しては

くれないみたいだったので、日比谷線の中で泣きました。

なので・・・!!


結婚おめでとうございます。

二人で幸せな家庭を築いてください。

僕の分まで、幸せになってください。

心から、そう思っています。


そんなブログでのコメントで、代えさせていただきます。

本人は見ていないと思うけど、心の底から祝福します。

ありがとうございました。