最近、青森県八戸市の「美人すぎる」と話題になった、

藤川優里議員が、後援会の人に内緒でDVDや写真集を

発売することになり、その内容に遊泳禁止区域での水着が

含まれていることから、大問題になるという事態に発展!


「水着になることが八戸のPRになるのか!」などと

苦情が殺到し、来期は議席が取れないのではないかと

危ぶむ声が浮上しているそうです。


もし、議席が取れないことになっても、

僕の嫁という席は空いていますので、

ご相談いただきたいと思います。


どうも、こんにちは。アイ・ラブ・八戸。ちだいです。

さて、今日は、映画『フライング☆ラビッツ』のレビューの

続きをお送りします。昨日の記事 をご覧になっていない方は、

まずはそちらを読んでいただいた方が、面白いかと思います。

そして、映画をご覧になっていない方は、映画をご覧になった後、

読んでいただきますと、より楽しめる内容となっております。


なんてったって、この映画なんですけれども・・・。


プロバスケットリーグの選手という設定の

主人公(石原さとみ)が右手でしかドリブル

しない姿は圧巻です!


こういった面白ディテールは、文章では伝わりづらいですし、

ドリブルしている姿の面白さも、見ていただけば爆笑なんです。


普通、相手のプレッシャーなく、「1本行くぞー!」みたいに

ドリブルしている時って、ふんわりとドリブルする感覚というか、

手とボールがくっついている時間って、少し長めじゃないですか?


マンガの「スラムダンク」ですら、そう表現されていると

思うんですけど、この映画に登場する人たちは、なんでだか

知らないんですが、とにかくダムダムダムダムしてるんです。


小学生のミニバスじゃないんだから、そんなにダムダム

ドリブルしなくても、ボールを取られないと思うんですけどね。

きっと、ダムダムしていないと気が済まないんでしょうね。

とにかくこの映画、バスケットボールが出てくるシーンでは、

常に、石原さとみが右手でダムダムダムダムしています。


で、昨日は「プッツン監督」こと高田純次が、石原さとみ演じる

主人公のゆかりちゃんに、「キミ、ラビッツに入らないか?」と

勧誘をぶっ放したところまでお伝えしたんですが・・・。


「ヤです!」と答えたものの、最終的には、なぜかJALの

常務取締役に、「キミはラビッツに入りなさい!」と怒られ、

素人なのに、プロバスケチームに入れられてしまった、

ゆかりちゃん。


だったら、最初から同姓同名の人に間違えられるみたいな

「くだり」は、いらねぇんじゃないかと思うんですけれども、

まずは素人ということで、入部と同時に、基本的なパスや

ドリブルの練習が始まりました。


ちなみに、この時、プロのバスケットチームにもかかわらず、

「左手でドリブルできるようにした方がいいよ」って教える人は

いなかったようです。これでよく優勝争いしているなぁ・・・。


そして、やがて迎えることになった、ライバルチーム

JOMOとの練習試合の日。どうやら、この映画の中では、

JALとJOMOは「永遠のライバル」みたいな関係にあって、

お互いに睨み合っているような感じなんですけれども、

先発メンバーを発表した高田純次監督。


「今日の先発メンバーは、○○と、○○と、○○と、

○○と・・・・・・・・、早瀬(石原さとみ)で行く!」


これには、さすがにチームメイトも全員「えぇぇぇぇっ!?」と

リアクションしました。でも、プッツン監督はボケている

わけでもなく、ガチでこのオーダーを発表したらしく・・・。


「なんで早瀬さんなんですか? 素人の彼女が先発って

どういうことですか?」と異論を唱える選手が登場!

まさしく、彼女の言っていることは正論であり、勝つつもりが

あるんだったら、当然、素人を出すべきではありません。

しかし、ここでプッツン監督が、彼女に言いました。


「キミには、何の長所があるんだね?」


長所があるも何も、少なくとも「素人よりうまい」ってことが

最大の長所だと思うんですが、彼女には、プロである以外に

しっかりとした、こんな長所がありました。


「私は、どのポジションでもこなすことができます!」。


重要ですよね、こういう才能。しかし、プッツン監督、

何を言うのかと思ったら、ここで彼女にこう吐き捨てました。


「まるで安い幕の内弁当だな!」。


えぇぇぇぇぇっ!!!! (゚ロ゚ノ)ノ


バスケ歴が1か月にも満たない素人と、オールマイティーに

どのポジションでもこなせる優秀なプロバスケット選手なら、

普通、迷わずにオールマイティーなプロ選手を選ぶでしょうが!


彼女が「安い幕の内弁当」だとしたら、石原さとみなんて、

最近になってバナナダイエットを始めたスイーツ(笑)が

給湯室のゴミ箱に捨てた「バナナの皮」ぐらいの存在です。


「まるで安いバナナの皮だな!」。


言うべき言葉は、こっちだったと思います。

しかし、素人を出すと言い張ってきかないプッツン監督。

すると、どうして、素人の石原さとみを試合に出すのかと

聞かれて、今度は、こう答えていました。


「それは俺の・・・、カンだ!」

うん。じゃあ、「幕の内弁当」の「くだり」は必要ねぇよな。

だったら、最初から「俺のカンだ!」でOKじゃねぇかよ!

っていうか、僕だったら「経験を積ませるためだ!」という

妥当な答えをチョイスしておきますけどね。


やがて、いざコートの上に立つことになった、ゆかりちゃん。

しかし、試合の序盤は、誰もが予想したとおり、素人丸出しの

イージーなミスを連発! おぼつかない右手ドリブルに加え、

ボールを持ったまま、歩いてしまい・・・。


スタッ、ピーーーーッ!!、スタッ、スタッ!


「トラベリング!」。


なんと、バスケットボールの概念を変えかねない

奇跡的な瞬間を、我々は目撃してしまいました!

文字だから、わかりづらいかもしれませんが、今のプレイを

もう一度、見てみることにしましょう。


右手でドリブルし、ボールを持ったまま歩く、ゆかりちゃん。

スタッ(※1歩目)、ピーーッ!!(※審判のホイッスル)、

スタッ(※2歩目)、スタッ(※3歩目)。


反則予知ホイッスル!


どんな才能の持ち主が、審判をやっているんでしょう?

そんなこんなで前半が終了し、完全に劣勢に立たされている

JALラビッツのメンバー。そりゃそうです、とんでもない素人が

中に入っているんですから、そこを狙われて負けまくりです。


すると、ここでプッツン監督が立ち上がり、何を言うのかと

思ったら、さらに衝撃的な指示を出しました。


「後半は、ゆかりにボールを集めろ!」。


いい加減にしろよ、この変態監督! わかったぞ!

オマエ、さてはこの試合に勝つつもりとか、まったくないだろ?

石原さとみをいっぱい走らせて、ハァハァ言わせることによって、

「バーチャル・セックスしてる時の吐息」みたいなことをして

楽しもうと思ってるんだな? だとしたら、俺にも言わせてくれ!


「後半は、ゆかりにボールを集めろ!」。


しかし、この指示が後半、とんでもない展開を生み出すことに

なるなんて、この時は思いもしませんでした。・・・が、そろそろ

お時間と死神がやってきてしまいました。申し訳ありませんが、

この続きは、また明日お送りすることにします。

スタッ!ピーッ!スタッ!スタッ! 「トラベリング!」。

(※やっぱり何度見ても、新しいと思います。)