最近、織田裕二さん主演のドラマ「太陽と海の教室」が、

もう少しで月9のワースト視聴率記録を更新するほど

視聴率が急激に下がり、大変なことになっているそうです。


前回(第4話)の視聴率は、オリンピックの裏だったとはいえ、

わずか10.7%。初回の視聴率が20.5%でしたから、

たった4回で半分になってしまった計算です。


これは大変だ・・・。


それにしても、なぜ、これほど視聴率が下がって

しまったのでしょうか。ドラマ評論家の皆さんは口々に、

「内容が金八先生みたいだから」などと言っています。


確かに、生徒が抱えている問題に割り込んでいって、

次々と解決してしまう様子は、金八先生っぽいと

言えなくもありません。しかし、僕はこのドラマが

低視聴率に終わっている理由は、他にあると思います。


だって、面白すぎるんだもの、チダイズム的に!

織田裕二が60分にわたって、スベり倒しているんです!

こんなに面白いドラマは、「恋空」か、このドラマかです。


ある日の「太陽と海の教室」。

誰よりも熱いカリスマティーチャー・織田裕二は、

どこか破天荒な性格ながら、その情熱とカリスマ性が

飛びぬけていることから、他の先生からも注目される存在。


ある日、このドラマの視聴率のごとく、急激に成績が

下がっている生徒がいて、その生徒は父ちゃんが死に、

母ちゃんが最近、入院してしまったことから小学生の

弟と妹を養わなければならず、勉強ができなかったんですね。


で、その生徒は高校を辞めようと考えていたらしく、

その日はアルバイトを探していたか何かで学校に

来なかったんですが、お兄ちゃんに高校を辞めさせたくないと

思っていた小学生の弟と妹が高校に乗り込んできて、

教室に立てこもりはじめたんです。


「どうしたの、キミたち?」と質問する北川景子に対し、

首を横に振ったまま、何も話してくれない小学生たち。

すると、カリスマティーチャー・織田裕二は言いました。


「子供には子供の言葉っていうのがあるんだよ!

大人と同じ目線で話しても、子供は心を開かない。」


さすがは、カリスマティーチャー・織田裕二。

まるで子供の心理をすべて知り尽くしているかのような

発言をし始めました。で、「子供の言葉」って何でしょう?

そう思った次の瞬間、織田裕二は衝撃的な言葉を

口にしやがりました。


「うんこっ!」


そうです。カリスマティーチャー・織田裕二は、なんと、

「うんこ」と言えば、子供は心を開くと言い出したのです。

そんな言葉で子供が心を開くと思ったら大間違・・・・・・!


織田:「ウンコしに来たんだろう!」

子供:「ウンコなんかじゃないも~ん!」

子供、ウンコの一言で

あっさり心をオープン!

もうお分かりですよね? このドラマの面白さ。

こんなので喜ぶのは、「チダイズム」を読んでくださる

痛い人(笑いをとっても理解してくれる人)だけですよ。


こんなので視聴率取れるはずがない。


前回も、音大を受験しようと思いながら、うまくピアノが

弾けなくなった生徒を励ますために、カリスマティーチャー

織田裕二がやったのは、「崖の上にピアノを運ぶ」ですよ。


「海に向かって弾け! 海はうまく弾けても

けっして褒めてくれない。だから自分で褒めろ!」。


そんな名言を残しておられました。

結局、自分で褒めるんなら、海じゃなくてもよくね?

しかも、織田裕二は、間違った方向のワイルドを気取り、

生徒がピアノを弾いている間は、マンガを顔に乗せて

トラックの運転席で寝てる始末です。


織田裕二のスベり方が半端じゃない・・・。


こりゃ来週から「チダイズム」でレビューするしか

ありませんよね。というわけで、北京五輪真っ盛りの

今日この頃ですが、「チダイズム」は、オリンピックに

目もくれず、「恋空」と「太陽と海の教室」に釘づけに

なっていこうと思います。


さてさて、前フリがめちゃめちゃ長くなりましたが、

今日は、週に一度、何か悪いことをする金曜日。

恒例となっておりました、「ファンキーフライデー」です。

後半は不完全燃焼でしたが、ついに最終回ですよ!


最後の最後は、どんな悪いことをぶっ放すのか?

それは、大好きな大好きなガールのお誕生日を

一番ノリで、誰よりも早くお祝いしてしまうという暴挙!


えぇ、「お祝いしているのに悪いことなの?」と思う人が

いるかもしれませんが、冷静に考えてみてください。


例えば、今日があなたの誕生日だったとしましょう。

誕生日になった瞬間に、好きな人からお祝いメッセージが

届くのなら、これほど幸せなことはないと思いますが、

はっきり言って、超微妙な異性に一番ノリなんかで

お祝いなんかされた日にゃ、とてもシュールですよね?


しかも、「あなたの○○歳が幸せな1年になるように、

できる限り、僕もお手伝いします」などとサブい宣言が

プラスされていた日にゃ、「お手伝いは結構ですんで、

幸せな1年を過ごすためにも、私の目の前から

消えてもらえませんかね?」と言いたくなるでしょう。


つまり、どうせ一番ノリでお祝いされるんだとしたら、

好きな人からお祝いされたいものだけど、そうじゃない

シュールな人から真っ先にお祝いされるという悲劇。


しかも、誕生日の1秒前に、

フライング気味にお祝いです。


そう、何を隠そう、この「ファンキーフライデー」なんですが、

後半が思いっきりグダグダになりながらも企画を辞めず、

今日という日を最終回に設定していたのは、3か月前から

今日のことを計算していたからなのです。


ということは、3か月前から

この悲劇が始まっていたということ


さっそく、ちだいさん、不二家の前におりました。

こ・・・、この展開は、もしかして!!


あいちゃんハタチ01


(※読者の皆さんの声)

おい、ちだいさん! まさか、バースデーケーキを

買ってしまおうというのかい? そんなことをしても、

それをガールズと一緒に食べるわけじゃないんでしょ?

もしかして、画像のためにケーキを買うっていうこと?

そんなことしたら、痛いよ、痛すぎるよ、ちだいさん!


いや、大丈夫だ。いくら、ちだいさんが痛かったとしても、

さすがに、ちょっとしたショートケーキを買うに違いない。

まさか、画像のためにホールケーキなんて買い出したら、

「恋空」をバカにしている場合じゃないほど痛いよね?


・・・えっ?


あいちゃんハタチ02


やっちまったーっ!