以前、「竹島問題を教科書に載せる」と言った日本政府に

韓国人たちが、日本の国旗や天皇陛下の写真を燃やして

抗議していたという話をご紹介しましたが・・・。


「韓国は、竹島(独島)に対して、本気で抗議してるんだ」と

世界中に知ってほしいと、YOU TUBEを使い、韓国人たちが

抗議している様子をアップした人がいるらしいんですね。


最近は、「YOU TUBE」を使えば、どんなことだって世界に

発信できるので、便利な世の中なのかもしれませんが、

この時、国旗や写真を燃やすだけでなく、日本の国鳥である

キジをハンマーで9羽ほど殴り殺し、その内臓を食べながら、

その死骸を日本大使館に投げ込むパフォーマンスをしていて、

そんな様子がバッチリとYOU TUBEで配信されていたことから、

韓国のインターネットで、今、大騒動になっているそうです。


韓国のイメージが下がるんじゃないか?」って。


いやいやいや、普通にキジを9羽も殺しておいて、しかも、

その内臓を食っておいて、今さらイメージタウンって・・・。


頭に思いっきりパンティーをかぶり、ポコチンを出しながら

街を歩いて、「好感度が下がるんじゃないか?」などという

心配しているようなもんですからね。今さら気にするような

ことでもないと思います。(変態は治りませんから!)


さてさて、今日もお送りするのは、「神戸家出旅」。

須磨を出発した僕が向かった先は、「明石」でした。



【初体験⑩: 明石焼き】


神戸家出旅55


日本の標準時を決めている東経135度の街、明石。

ここの名物は、卵焼きの中にタコが入った「明石焼き」。

実は今回の旅の最大の目的は、この「明石焼き」を

一度でいいから食べてみたいというものでした。


しばらく明石の街を散策しつつ、何軒もの明石焼きの

お店を見ながら、店員さんが一番かわいい予感がする

お店にイン! さっそく、明石焼きを注文してみました。


神戸家出旅56


まず出てきたのは、「タコわさ」。

明石のタコは、瀬戸内の厳しい海流にもまれており、

特においしいと有名なんですが、実際に食べてみたら、

タコがやわらかいこと、やわらかいこと!


そして、お待たせしました。ようやく真打ちの登場です!

皆さん、「明石焼き」って、ちゃんと食べたことありますか?


神戸家出旅57


見た目は完全に「シュークリーム」なんですけど、

ちゃんと玉子焼きで、外はカリッ、中はトロッ!

これを、薄味の出汁につけて食べるんですね。


神戸家出旅58


ルネッサ~~~ンス!


うん。明石焼き、最高! 東京からはるばる夜行バスで

明石焼きを食べに来た甲斐があったってもんですよ。

一人で黙々と、一人明石焼きを堪能し、店を出た僕。

すると、さすがは明石! こんなものを見つけました。


神戸家出旅59


商店街の一角に、ひっそりと建つ

「エロムービー専用映画館」。


昔はけっこういろんな所にあったみたいですが、

これも時代の流れなのか、最近、こんなものを

街中で発見する機会も、めっきり少なくなりました。

どんな映画が公開されているんだろうと看板を見たら!


神戸家出旅60


・・・えっ!?


神戸家出旅61


そ・・・、そっと剃って!!


なんというネーミングのセンスでしょうか。

しかも、手書きで「ギリギリに剃り上げた喪服女を

責めまくれ」と書いてありました。何プレイでしょうか?


気になる・・・。めっちゃ気になります!

しかし、ちょいと時間があれば見ていたところですが、

残念ながら、僕には「そっと剃って」以上に、どうしても

行かなければならない場所があったため、あえなく断念。

僕は明石を出て、この旅最後の目的地を目指しました。



【初体験⑪: 関西のオッチャン】


明石から大阪までは、距離的にはけっこう離れていますが、

特急に乗れば、1時間もかからずに着いてしまいます。

生まれて一度も、大阪に行ったことがなかった僕。

今回の最後の目的地は、大阪のとある場所でした。


さっそく電車に乗り、目指すは大阪!

すると、僕の隣にオッチャンが座ったかと思うと、

さすがは関西です。オッチャンが僕に話しかけてきました。


「兄ちゃん、今日、甲子園かいな?」。


・・・甲子園? そうです、この土地に住んでいる人たちは、

車体に、思いっきりタイガースのデザインが施された

レンタカーに乗りたがるほどのタイガースファンです。

阪神が今日、どこで試合をするのかぐらい知っていて

当然といった感覚なのでしょう。


しかし、僕は地元の人間でもなければ、阪神ファンという

わけでもありません。仕方ないので、ケータイを取り出し、

タイガースの情報を検索することにした僕。すると・・・、


「ほえ~! 今どきの兄ちゃんは、ケータイで何でも

調べられるんやなぁ! それ、ナンボほどすんの?」。


ちょっとウザい展開になってきてしまいました。

阪神の情報は教えてあげるけど、携帯電話の月額やら

ケータイにどんな機能がついているのか、なんて話まで

したいわけではありません。ところが、一度ついてしまった

関西のオッチャンのトークの火は、なかなか消せず・・・。


神戸家出旅63


「知ってるか、兄ちゃん。九州の医者は最悪なんや。

冷たいねん、態度が。普通ならな、救急車で運ばれたら

検査しましょかってなるやろ? それが3分ぐらい話して、

終わりや。よそ者みたいな扱いしとんねん!」


神戸家出旅62


「関西の病院は、そんな冷たい態度せぇへん。

ちゃんと検査して、『大丈夫や!』言うて帰して

くれんねん。兄ちゃんもな、いっぺん九州の病院

行ったらわかんで! 何っていう病院やったかなぁ。

そうや、診察券あんねん・・・。」


神戸家出旅64


「あぁ、これや、これや。この病院、最悪やで!

九州の病院や! こんなん行ったらあかんで!」。


そう言って、オッチャンに見せられた

診察券には、こう書かれていました。


『岡山県●●病院』。


さすがは関西のオッチャンです。ボケを忘れません。

僕からの「岡山は、九州ちゃうやろー!」というツッコミを

待っていたんですね。それじゃ、遠慮なく・・・。


僕:「オッチャン、岡山は、九州ちゃいますよ!」

オッチャン: 「へっ・・・? ほな、どこやねん?」


ガチだった!


こうして、大阪駅に着くまで、オッチャンのトークはまったく

止まることを知らず、オッチャンは最後に、こんなことを

言い放って、電車を降りていきました。


「兄ちゃん、オマエは、えぇヤツや! 俺にはわかる!

いいか、兄ちゃん。自由にさせてくれる嫁はんをもらえ!

これが人生を楽しく生きるコツや! わかったか?」。


この時は、圧倒されて何も言えませんでしたが、

今だから言えることがあります。言わせてください。


僕は、けっしていいヤツではありません。

オッチャンの話を聞いていたのは、一生懸命、オッチャンの

顔を写真に撮ろうと、デジカメをイジっていたからであり、

オッチャンの姿を見ていたら、自由にさせすぎる嫁はんも、

どうなのかと思いました。どう見ても自由にさせすぎです。


神戸家出旅65


そして、この旅の最後が、

オッチャンの顔というオチ。

本当にありがとうございました。