先日、山手線に乗っていた時のこと。
ふとドアにある小さな広告に目を向けたら・・・。
どうやら、就職情報がいつでも見られるサイトの
広告だったんですけれども、そこにはご覧のとおり、
イメージモデルの女性の写真があったんですね。
「このコ、何っていう名前なんだろう?」。
そう思って、左下を見てみました。
「・・・えっ!? こ・・・、これは・・・!!!」。
しゅ・・・、
就活女優、出たーっ!
そこに書いてあったのは、まさかの「就活女優」の文字。
世の中には、とても多くの女優や俳優を目指している人が
いますけれども、夢破れ、最終的にあんまりパッとせずに
終わってしまった人たちが経験するのが、「就活」ですよね。
なのに、いくら就職情報の広告だからって、女優さんに対し、
「就活女優」っていう肩書きをつけるとは、これいかに!?
これは本人も、仕事とはいえ、決していい気がしているはずが
ないのではないか。そう思って、原田佳奈さんの公式サイト を
覗いてみたら・・・。
「就活女優」と名乗っているのは、
むしろ、本人だったという事実!
公式サイトには、「就活女優ハラカナ」と書かれているし、
アドレスまで「shukatsu」だったりする始末です。
つまり、これは何を意味しているかと言うと・・・!!
自分に「就活女優」という肩書きを
つけることにより、本当に「就活」の
仕事を取ることに成功したということ。
そうです。スポンサーが「就活女優」という肩書きで
広告に載せさせてくださいって言ってきたのではなく、
「就活女優」という肩書きだから広告に採用したのです。
なんという計算高さ!
しかし、これは逆に、「これぐらいのことをしなければ、
いい企業には就職できませんよ」という、この会社からの
アドバイスなのかもしれません。
そうと分かれば、さっそく今日から僕も、
何か計算高いことを始めなければなりません。
はい。やっぱり僕の場合は、こういうことだと思います。
「就活放送作家」。
これを書いた数ヶ月後、「就活番組」の作家という仕事を
ゲットできると思いきや、潰れそうな中小企業への就職が
決まったというご報告をすることになるとは、この時、
誰も思わなかっ・・・・・・、えっ!?
そのオチ、読めた。
才能の限界を感じましたので、そろそろ本当に「就活」を
始める必要がありそうです。本当にありがとうございました。