先日、精神科医の和田秀樹さんが、日本テレビで放送中の

人気ドラマ『ごくせん』に対し、不良を美化するようなドラマは

放送するべきではないと批判をして、話題になりましたが・・・。


実際、「『ごくせん』の不良はヌルすぎる」と思えるほどの

壮絶なヤンキー学校に通っていた僕から言わせてもらえば、

あのドラマ、不良を美化するもなにも、そもそもあんな不良が

存在しないので、ただのフィクションに過ぎません。


だって、あんなに友達思いで、「人を殴っちゃいけない」って

教わったら殴らないような不良は、不良とは呼びませんよね。


リアルな不良の収入源は、基本的に「カツアゲ」ですから、

仲間のためにアルバイトなんて、するわけがありません。


リアルな不良は、もし優等生が覆面をして鉄パイプで

襲ってきたとしても、その後、圧倒的な軍勢を引き連れて、

限りなく死にかけるまでボコボコにして去っていきますし、

場合によっては、加減を知らず、本当に殺します。


リアルな不良は、「先公の言うことなんて聞けるかよ!」なんて

かわいらしい小言は絶対に言わず、「あ?」、「んだ、テメェ!」、

「殺すぞ!」で終了です。先生のことを「ヤンクミ」などという

かわいらしいニックネームで呼ぶことは永久にありません。


だから、美化というより、完全なるフィクション。

美化せずに描いたら、それはもう「警察密着24時」です。


どうも、こんにちは。あまりにヤンキーに殴られまくるので、

中学時代の1ヶ月ぐらい、全力で宗教のニオイをプンプン

させることにより、「殴ると祟りが起こるキャラ」を確立し、

ヤンキーはもちろん、クラスメイトさえも寄せ付けない

男になったことがある、ちだいです。


ゆのちゃん01


皆さんは、好きな女のコに告白をして、

断られた経験って、どれぐらいあるでしょうか?


女のコから僕に告白することが、パスポートだけ持って

フラッとイラクを旅するぐらいの「あり得なさ」である

僕の場合、自分から告白する以外に、女のコと付き合う

方法はないんですけれども、僕ぐらいのモテない男になると、

断る理由においても、「思いやり」の要素は一切感じられません。


「他に好きな人がいるから」とか、「どうしても友達としてしか

見ることができないから」と言われたら、ちょっとは僕のことを

配慮してくれているように感じますが、僕が断られる時に

最も多い理由は、ズバリ、


「生理的に無理」。


もちろん、ヒッキー北風さんのように、おしりを出しながら

「生理的に無理」って言われるなら、告白に失敗しても、

「おしりが見れたから、ま、いっか」と思えそうですけど、

僕の告白を断る女子たちは、120%おしりを出しませんし、

120%本気で生理的に受け付けないみたいです。


そんな中、昨日、弟夫婦に生まれた赤ちゃん(女の子)を

初めて見に行ってきたんですけれども、せっかくなので、

抱っこさせてもらい、写真を撮らせてもらおうと思ったら、

僕が抱っこした瞬間、赤ちゃんが泣きました。


言葉もわからないし、僕がキモい男であるという先入観すら

ないにもかかわらず、半端じゃない拒絶っぷり。


申し訳ないと思って、弟に返した瞬間、すかさず泣きやみ、

泣きやんだので、もう一回抱っこしようと思ったら、

本当に辞めて欲しそうに、また泣き出しました。


本能的に無理。


この現実に気がついた時、僕は赤ちゃんを抱くことは

もちろんですが、赤ちゃんを抱くために、まず必要となる

女のコを抱くということさえ、永遠にないと悟ったのでした。