DAY BY DAY 抱きしめたものが
たったひとつの IT'S JUST TRUTH
DAY BY DAY 俺たちはなにも
知らないままの MEMORIES of BLUE
DAY BY DAY 信じてたものに
傷付いた日々 IT'S JUST TRUTH
DAY BY DAY 時の流れから
こぼれたままの MEMORIES of BLUE
「Memories of Blue」
中学の頃、氷室京介にハマった。
きっかけは当時大ヒットをした「VIRGIN BEAT」。
そして、その後に友人から借りて聴いた、「Good Luck My Love」のシングル。
そのカップリングに入っていたのがこの「Memories of Blue」でして、
この曲が中学の頃にカナリ個人的に大ヒット。
ミディアムテンポのメロディーと、
若い大人の男女の恋愛の区切りを描写するような松井五郎氏の歌詞、
そして、大人のロックバラードを歌うカッコイイ氷室京介の歌声が、
もうたまらなく大好きでした。
中学の卒業文集にも、この歌を載せたぐらい、
中学の頃は黒夢にハマっている傍ら、氷室京介にもハマっていました。
多分、この頃は氷室京介の方が上回っていたかもしれない、実は。
中学生の視点から見ても、氷室京介の容姿は渋くてかっこ良く、
将来の理想の大人像でもありました。
そんな私が買った初めての氷室京介の音源が、
今回ブログで書く4枚目のオリジナルアルバムの「Memories of Blue」です。
1曲目には、彼の最大のヒット曲である「KISS ME」。
アップテンポでキャッチーなこの曲は、
リリースから15年近く経つ今でもやはり、カッコイイ。
お前の瞳を 見つめたまま
狂うのなら それでもかまわない
KISS ME なにもかも 悲しく 見えるけど
KISS ME なにもかも 壊れた リアルでも
KISS ME 思い出まで 捨てたら 許せない
KISS ME いま二人 ひとつに なれるのさ
ロックな曲って、結構キザでクサイ歌詞が多くて、
氷室京介についてもやはり同様なんですが、
やっぱり、KING of ROCK。
氷室京介が歌うとカナリカッコイイ。
何度もカラオケとかでこの曲を聴くが、
やはり、彼の曲は彼にしか歌えない、って本当に思う。
これがJ-POP史に残る大ヒットを記録したことに、
非常にうなずくことができると思います。
「YOU'RE THE RIGHT」、
「Memories of Blue」、
「RAINY BLUE」、
「Good Luck My love」
とその後、ミディアムバラードが4曲続きますが、
アップテンポの曲だけでなく、バラードを歌わせてもカッコイイ。
そして、カッコイイだけで無く、
それぞれの曲の歌詞の世界の情景を奇麗に描きだす、
彼のボーカルスタイルは、BOOWY時代よりもずっと上達していて、
(もちろん、BOOWY時代が決してダメと言うわけではないが)
本当に改めて聴いて、流石だと感じます。
4曲のバラードが終わって、
激しいドラムからの始まりがものすごく印象的な「SON OF A BITCH」。
アップテンポでノリのいい、ドライブ感溢れるこの楽曲は、
正に、「KING OF ROCK」の言葉が相応しい、そんな楽曲。
氷室のシャウトも感想に響き、彼の格好良さが最高に出た一曲。
そして、キャッチーなギターのイントロの「Decadent」。
シングル曲でも全然違和感ないようなキャッチーさで、
サラッと聴いて本当にいいな~って思えるようなアップテンポの曲。
UWASAのまなざしで
摂氏100度のMAKIN'LOVE
この歌詞が本当に時代を感じる。
まず意味が分からない(笑)
そして、「UWASA」って歌詞カード見て「何よ?」思ったが、
そのままローマ字読みで「うわさ」だったのが、
何とも90年代前半を感じさせてくれる。
シングル曲の「URBAN DANCE」。
シングル曲といっても、正直個人的に印象の薄いこの曲。
ミディアムテンポで流れるこの曲だが、
個人的にそこまで好きではなかったりするこの楽曲。
そして、サビが個人的に印象的な、
「GET READY “TONIGHT” TEDDY BOY」。
彼のお得意な、チョイ悪な感じでカッコイイ、
ロックでこれまた「Decadent」同様ものすごくキャッチーが楽曲。
そして、氷室の「まだまだ若いな~」って感じられる一曲。
最後を飾るのが、バラードの「WILL」。
OH 誰が道を知っている
OH 何が幸せとわかる
OH 何処がゴールだと気付く
OH いつかたどり着けるのか
訴えかけるように、言い聞かせるように、
非常に感情を込めて歌う昔のフォークソングを彷佛させる氷室の歌声が印象的で、
もの凄く大事に作られたのだな、って感じられる一曲。
楽曲に広がる壮大な感じの雰囲気が何とも言えず、カッコイイ。
最後にこのメッセージ性の深いこの楽曲で、アルバムの幕は閉じる。
アルバム全体で見ると、おそらく氷室京介で一番好きかなって思います。
全体を通してキャッチーな感じに仕上がっていて、
最も大衆受けしそうなアルバムだと思います。
サラッと聴いても彼の格好良さというのはもの凄く伝わるし、
飽きは来るかもしれないが、J-POPとしていい出来だな~と思います。
現在中古でもの凄く安く手に入りますので(下手したら100円とか250円で買えます)、
興味を持ったら是非聴いてみてはいかがでしょう。
そんな具合で今回、
この7月21日で丁度氷室京介ソロ20周年の節目の日でありますので、
私にとって氷室京介で最も印象深いアルバム、
「Memories of Blue」をブログ書きました。
個人的に彼の楽曲は、
森雪乃丞が作詞になってからどうも彼の詞が好きでなく受け入れられずに、
あまり最近の曲は聴いてないのですが、
今後も末長いアーティスト活動を期待しています。
Memories Of Blue / 氷室京介 (93.01.07)
1.KISS ME
2.YOU'RE THE RIGHT
3.Memories Of Blue
4.RAINY BLUE
5.Good Luck My Love
6.SON OF A BITCH
7.Decadent
8.Urban Dance
9.GET READY “TONIGHT” TEDDY BOY
10.WILL
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