このブログも早くも20本目となりました。

そして、いつまで続くのか、清春シバリ5回目。


今回は「VINNYBEACH-架空の海岸-」です。

タイトルは収録曲の「cold rain」。

静かで悲しげなバラード、でもサビへの盛り上がりが凄く素敵。


ただ背を向けて 凍る手を隠した


ただ絵を見たくて 凍る手を開いた


曲の中で、暗いイメージから、少し明るくなっていくような、

ストーリー展開みたいな感じが個人的に好きでして。


更に、他にも好きなフレーズが結構あって、


「始まりは何も無かった」

「最初から何も無かった 今いるステージはいつか幻だけど」


この辺は、単純にこのフレーズが大好きです。

きっと、このアルバムで一番好きな曲。


基本的に、タイトルからも感じられるように、

ミディアムテンポの曲やスローバラードの曲が中心とした構成になっているが、

そんな中、「club『HELL』」や「星座の夜」などのライブで最高に盛り上がるアッパーな曲もあって、

このアルバムは、カナリ名曲ぞろいだったりします。

「湖」「And I can't feel nothing」「この孤独な景色を与えたまえ」は、

通常のライブでも、アコースティックライブでも演奏されたりもします。

「club『HELL』」ってこんな新しい曲だったんだ・・・。


「dance」

静かなSEの後に来るノリのいい曲。

アルバムの一発目に相応しい曲です。


「club『HELL』」


紙コップは破れ、こぼれるミルクティー

ここはメキシコの赤いドアの部屋

ベルボーイは4人、ベッドメイク後のキャンディー

ここはメキシコの君を抱いたクラブ「HELL」


このアルバムなんですね、もっと昔かと思っていました。

彼独特の世界観たっぷりで、ライブでも最高に盛り上がり、

よく演奏されています。

歌詞を追っていくと、数字がカウントされているのも面白い。


「星座の夜」

星座の夜を航海している ゆっくり時が回るのを見てた

星座の夜を航海している ゆっくり星が回るソファで見てた


気持ちの良い、ノリのいいビート感の曲。

こんなキャッチーな曲も清春の持ち味のひとつ。

単純にさらっと聴いて「いいな」と思えるし、

前述通り、ライブでも非常に盛り上がる曲です。


「この孤独な景色を与えたまえ」


君と書いた夢は太陽の欠片

この孤独な全てを僕に与えたまえ

太陽は今日も影を選んで

あの綺麗な君の白いドレスが浮かんでる


非常に綺麗な曲で、ラストに向かって壮大に盛り上がっていくバラード。

CDで聴くのもいいが、通常のライブや、アコースティックライブで聴くと、

この壮大さは2倍にも3倍にも膨れ上がって、凄いと思える曲。



このアルバムを引っさげた、TOUR 天使の詩'06「架空の海岸」は、

実は私が清春ソロで初めて行ったライブでした。

2006年9月18日、長野CLUB JUNK BOX。

3年ぶりの長野でのライブでした。

生で見るのはSADS時代の「BEAUTIFUL DAYS」ツアー以来3年振りでした。

正直、この3年でのライブの雰囲気の変わり方には予想の範疇であったが、

少々戸惑いはありました。

やはり、SADS時代の激しい曲連続のライブから、清春ソロの落ち着いた曲の多いライブに、

結構大きく変わっていたわけですから。

でも、このライブは私が「県外へ清春を見に行こう!」という気になった、

直接の要因となったものでした。


そんな私の清春ファン心の大きな節目になったアルバム、

「VINNYBEACH-架空の海岸-」を今回は記事にしてみました。


VINNYBEACH-架空の海岸- / 清春 (06.07.12)


1.架空の海岸

2.dance

3.bye bye

4.エメラルド

5.slow

6.cold rain

7.club「HELL」

8.星座の夜

9.travel

10.湖

11.And I can't feel nothing

12.この孤独な景色を与えたまえ

13.君の事が



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