今朝無かったピリオドに 怯えた過去よ、さよなら
言えなかった告白をもう一度、もう一度
いつか聞いて・・・好きだったメロディーは消えてゆくの?
トワになんて言わないから もう一度、ただ一度
清春の「MERODIES」です。
彼のソロの中で最も好きな曲。
切ない歌詞と、それを引き立てるメロディー。
いつ聴いても、胸にぐっときます。
と言うわけで、今回は「MERODIES」が収録されている
「FOREVER LOVE」です。
私事ですが購入時注文の手違いで、
初回DVD付き盤3枚が家に届いたりしました(笑)
その後、通常盤1枚購入し、
今年の1/2渋谷O-EASTでのライブでサイン入りを1枚購入し、
全部で5枚持ってます、このアルバムは(笑)
恐らく、いや、間違いなくでしょうか、
これまで出た清春ソロの中で一番好きなアルバムです。
ソロになって、ファンへの愛、肉親への愛、周囲への愛・・・たくさんの愛を与え続けてくれ、
それらの大きな愛が結晶となって生まれたこの一枚のアルバム、そんな感じがします。
そんな彼の「大きな愛」と共に
「予感」「confusion」「allow」「Lorelei」では、彼らしいグルーヴ感もあって、
今聴いても、ライブで見た演奏が頭の中で蘇ります。
「note」ではリズミカルな、でも落ち着いた曲の中に、
昨年ご逝去された父親への愛が込められていて、
それがフラッシュバックするかのように綴られた楽曲でして、
ここで書くことも、正直恐れ多い内容なのですが。
これを聴くと、今の自分の、両親への態度までも考え直させられたりします。
歌詞については、実際にブックレットを開いて見てみてください。
「TATTOO」
ご存知、往年の名曲、中森明菜のカバー。
シングルバージョンではロック調なアレンジでしたが、
ここではジャズテイストなアレンジ。
これもこれで非常に素敵ですが、個人的にはロック調の方が好きかな。
「輪廻」
シングルにもなった綺麗なスローバラード。
ここから後の曲の繋がり方は、何とも凄いとしか言いようが無いです。
このアルバム「FOREVER LOVE」、そこがもう好きなんです。
「空白ノ世界」
この白い世界は余りにも綺麗過ぎる悲しさと愛で渦巻いた
誰かが救ってくれるかな?君はまだ、優しさを抱いて終わる時を待つ
綺麗で、サビでもの凄く盛り上がる、
もの凄く気持ちが歌声に込められているのが分かる楽曲。
物凄く壮大で、聴くたびに鳥肌が立ちそうになります。
「ever」
十字架背負った弱者は 過去も春も捨てて
この冒頭の一言で、私はかなりやられました。
「note」同様、余りに深すぎる。
「空白ノ世界」からのこの曲への流れは何とも言えず、凄い。
メロディーもそうですが、歌詞が。
兎に角、彼の自分自身の生の焦燥的な心情を歌った曲は、
余りに深すぎて、いつも戸惑いを感じながらも圧倒されます。
「PHANTOM LOVER」(通常盤のみに収録)
黒夢時代のインディーズの楽曲、「亡骸を・・・」の、
歌詞も変わったセルフカバー版。
リリースから15年経った彼の成長についても感じられるのですが、
それよりも、父への永遠の愛、これだと思います。
この曲は、確か彼の亡き父が言った「初めて分かる曲」だったと思います。
聴くたびに、胸の奥にぐわっと込み上げてくるものがあります。
限定版と通常盤、両方購入しましたが、
これが聴けたことで、本当に良かったと思いました。
そんな訳で、このアルバムは私にとって、
多分、この先何年先も定期的に聴き続けそうな、
大好きな一枚です。
FOREVER LOVE / 清春 (07.11.14)
1.receive a revelation
2.予感
3.confusion
4.愛撫
5.note
6.妖艶
7.TATTOO
8.allow
9.輪廻
10.空白ノ世界
11.ever
12.MELODIES
13.Lorelei
14.PHANTOM LOVER(通常盤のみ収録)
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