就活の味方 平野真理子です
先日、春日井にある株式会社マルト水谷 様を訪問してきました！
酒販店でありながら、各種飲食店に対する繁盛支援事業を展開されている
マルト水谷 様。
今回は、代表取締役の梶田知様にお話をお伺いしました
平野：もともと酒類の販売事業からスタートした御社が、
なぜ、今、各種飲食店に対する繁盛支援事業を
展開されているのでしょうか？
梶田社長：弊社のお客様は、個人で飲食店を経営している方が多いのですが、
「売上をあげたくない」「繁盛したくない」と思っている人は
いないですよね。
そうであれば、ただお酒を提供するだけでなく、
その飲食店の商売繁盛のために何ができるかを考え、
お手伝いすることで、よりお客様と一緒の方向を向いて
仕事ができる！と思ったんです。
平野：具体的にはどんなことをされているのですか？
梶田社長：商売繁盛に関する全てを行なっています。
例えば、一緒にメニュー開発を行ったり、有名な飲食店さんや、
メーカーさんに講演をしていただく勉強会を開催したり、
お酒や新しい食材に関するセミナー等も随時開催しています。
細かいことでいえば、店内のPOP作りやチラシのデザイン等も
お手伝いしているんですよ。
平野：それは、社長、お客様から費用をいただいてされているんですか？
梶田社長：いやいや、サービスですよ。あくまで、マルト水谷の付加価値です。
私たちのお取引のある飲食店に儲けていただくことが目的なので。
平野：付加価値！！すごいですね。
他には、どんな取り組みをされているのですか？
梶田社長：そうですね。お客様から毎年大好評なのが、「FOODNAVI」です。
平野：「FOODNAVI」ですか？
梶田社長：これは、新しい食材、商品などアイデアを求めている
飲食店のオーナーさんと、食品メーカーさんの橋渡しイベント
なんです。
２００社を超えるメーカーの参加と、６０００人を超えるオーナーさんが、
一同に会するですよ。
マルト水谷の提案ブースというのもあり、そこでは、
毎年飲食業界のトレンドを分析し、
当社営業担当者が全国の繁盛店の秘訣をデータにして
お客様に提案しているんですよ。
平野：へぇ～、スゴイ数ですね。熱気でいえば、
就職活動生が参加する合同説明会に似ているかもしれないですね！
梶田社長：そうそう、平野さん、これが今年の企画のための資料なんです。
と、立ち上がり、ある場所へと、案内してくださいました
そこには、飲食業界に関する記事や情報がズラリ！！
梶田社長：「FOOD NAVI」は、各オーナーさんにとって、
新しいアイデアを得る貴重な機会なので、
私たちも一切の手抜きができないんですよ。
平野：一大イベントなんですね。私も参加してみたいです！！
梶田社長：じゃあ、来年は特別に招待しましょうかね。
平野：わぁー、ありがとうございます！！
様々な取り組みをされている御社ですが、
社長の今後のビジョンをお聞かせ願いたいのですが・・・
梶田社長：今後のビジョンですが・・・そうですね、
”社員が勝手に仕事をする会社”ですかね。
平野：勝手に？？
梶田社長：そうです。”自ら考え、自ら行動する”自立した組織に
なっていきたいんです。
それは事業展開も同じ。
酒販店の常識に捉われず、どんどん行動に移していこうと、
今、「ぶどう計画」を立案、実行しているんです。
平野：「ぶどう計画」ですか？それはどういったものなんですか？
ふと、ペンと紙を取り出した社長。
ぶどうの絵を書いて、説明してくださいました。
梶田社長：ぶどうには、たくさんの「実（粒）」がありますよね。
”１つの実を「事業」と捉えて、幅広くたくさん実を増やしていく”
という計画なんです。
もちろん、やみくもにではなく、自分たちでか必死に勉強して、
新事業を立ち上げていっているんですよ。
平野：例えば、今は、どんな「実（粒）」があるんですか？
梶田社長：現在メインの酒販業の他に、物流のコンサルや、
面白いものだと、ペット事業も今、進んでいます。
平野：ペットですか？お酒と関わりがないように見えますが・・・
梶田社長：そうなんです。
実は、このペット事業は、「勉強会の成果を試したくて始めた」
というのが、きっかけなんです。
管理職や役員を中心に、「戦略の勉強会」をしているんですが、
そこで、学んだこと、インプットしたことを実践してみようと
行動に移したんです。
考えるだけでは何も始まらないですからね。
平野：学んだ理論が正しいかどうかを確かめるために、
アウトプットするために、実際に事業を始める！なんて、
すごくダイナミックですね！！
梶田社長：うちの会社には、エジソンのような発明者は必要ないんですよね。
何事も謙虚に学べば、
人類が一度でも成功したことはできると思っています。
この事業をしたいから、新たに外から即戦力となる人を
入れるというよりは、今いる人材や
新卒でこれから入ってきてくれる可能性を秘めた人材に、
先ほどお話した気持ちをもって、
さらに活躍して欲しいと思っています。
未来永劫に続く会社！
それが、私の目指す所ですかね
そう、熱く！熱く！語ってくださった梶田社長。
実は、ボンタン騎士団というボルドーワイン振興に貢献した人々に送られる
名誉号をお持ちだとか。
ワイン好きの平野に、社長から「このワイン、オススメだよ」と
教えていただきました。
「ぶどうの木」、「房」を作るために、
その実（粒）となる様々な取り組みをされているマルト水谷様。
ダイナミックでありながら、
その根底には揺るがない「お客様の商売繁盛を願う気持ち」
「社員への熱い想い」を感じました。
梶田社長、ステキなお話ありがとうございました。
本日、訪問させていただいた企業様は
株式会社マルト水谷 ホームページ
http://www.010m.co.jp/
採用情報（リクナビ２０１４）
http://job.rikunabi.com/2014/company/top/r173530060/